本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

嵯峨嵐山で紅葉狩りってか♪

2009-11-25 12:18:57 | 社会
 というわけで、連休最終日にちょこっと嵯峨野あたりへ行ったわけである。w
 と言っても出掛けるのが遅かったし、道を大きく間違えたこともあって、嵯峨野巡りとは言うものの、行ったのは大覚寺とその門前の覚勝院、及び清涼寺だけで日暮れてしまった。覚勝院ではそんなに有名ではないがちょうど「聖天さんの大根供養」というのをやっていて折り良くビデオに収めることが出来た。

 トロッコ電車最終便が嵯峨駅を出るのは16:50だが、私は幸運にもそれを偶然駅の踏切で見送ることが出来た。そのビデオもここにはYouTube経由でしかアップ出来ない。あちゃ。
 それで私がトロッコ嵯峨駅舎に着いたときはもう遅くて辺りも暗く、以前食べたそば・うどんの類は販売終了していて、あと150円のアンパンがあったかな?私はそれより安い100円のアイスクリームにした。もう寒いからだろうか、これは大量に売れ残っていた。観光地でこの値段はお買い得。ぁそ。
 駅舎は受付も終了していて営業していたのは売店だけ、皆さん清掃や片付けやゴミ集めで忙しそうに働いていた。
 このトロッコだが、中国語では「遊覧小火車」で、あちゃ、日本経済そのままに「火の車」やがな、だんさん。機関車は京都寄りに1輌、客車はそこから5号車、4号車・・1号車と全部で5輌付いている。
 トロッコ電車や保津川下りは、JR京都駅から嵯峨嵐山へ向かっていた時点で既に車内で「大混雑」とアナウンスされていたから、私は最初から乗るのは諦めていたけどね。ぁそ。

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2009年11月25日 09時15分『Diamond on line』
にわかに盛り上がる鉄道本ブーム 不況時に増殖する“鉄子”の正体は?

 出版界では、「不況時には鉄道本が売れる」という噂がまことしやかに流れているという。その証拠に、大手出版社はこぞって鉄道をテーマにした分冊百科を創刊し、いずれもかなりの好評を博しているのだ。

 その先鞭を付けたとされるのが、昨年発売された新潮社の『日本鉄道旅行地図帳』(全12巻)。これは鉄道好きのベテラン社員が、社内の反対を押し切って企画を通したという逸話のあるシリーズでもある。

 鉄道地図の縮尺が正確であるという、従来ありそうでなかった内容がファンの心をとらえ、鉄道モノでは異例の合計約150万部近くを売り上げた。

 さらに集英社の『週刊鉄道 絶景の旅』は、今年5月に発売された創刊号の売り上げが実に35万部を記録。沿線の景色を見せることに徹底し、「読むだけで旅気分させてくれる文章」という紹介もされている。

 遠出せずとも居ながらにして旅情を堪能できるという、不況時にこそじっくり楽しめる味わいが満載だ。

 実は、この鉄道人気を後押ししているのが世の女性たちだということを、ご存知だろうか。彼女たちが熱心に読んでいるのが、今や鉄道ファンならずともその存在を知る鉄道マンガ『鉄子の旅』(小学館)である。

 これは、「ローカル線全駅下車」など、主人公がユニークな挑戦を敢行する実録モノだ。鉄道マニアの案内人と女性ビギナーという取り合わせの登場人物も人気を集め、その後、「鉄道マンガ」というジャンルを確立させるきっかけともなった。

 一方、エッセイでは、酒井順子の『女子と鉄道』(光文社)や『女流阿房(あほう)列車』(新潮社)といった意欲作が挙げられるだろう。

 “乗り鉄”を自認する彼女が、なんと「鈍行列車の24時間耐久乗車」「東京地下鉄全線完乗」「新幹線こだま号で行く東京―博多の旅」など、苦行旅十番勝負に挑むという、何ともハードな内容となっている。

 いずれにせよ、じっと鳴りを潜めていた“鉄子”(鉄道愛好家の女子)がここにきて増殖したのは、多様な価値観を許容するようになった社会の成熟に伴い、「これまで秘密にしてきた趣味を、カミングアウトする環境が整ったから」と思えて仕方ない。

 このような鉄道ブームの背景には、格安の鈍行列車旅行やお得な周遊切符を活用した気ままな旅など、財布の中身と相談しながら無理なくチョイスできる旅行が、不況下で見直されているというトレンドがあるようだ。

 このような「鉄道旅」は「環境に優しい」というイメージもあるため、昨今のエコブームも追い風になっているのかもしれない。

 のんびりしていて、どこか旅愁をかきたてられる「鉄道旅」がもてはやされるのは、好景気に盛り上がりがちな「経済至上主義」への反動なのかもしれない。
(田島 薫)

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2009年11月20日 『日刊ゲンダイ』掲載
「アニメの殿堂」しぶとく生き残ります

「国営マンガ喫茶」と非難され、民主党政権がいち早く建設中止を決めたはずの「アニメの殿堂(国立メディア芸術総合センター)」が、しぶとく生き残ることが明らかになった。文化庁は、当初117億円もの予算を組んでいたのを年2億円規模に減らし、アニメ、マンガ、映画、ゲーム、メディアアートの5分野で実績がある大学、企業など16団体と連携して“情報発信”していく計画、と報じられた。

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再び政治不信なら救われない国民 11/20ゲンダイネット

 鳩山内閣に暗雲が漂い始めた。発足直後70%前後あった支持率がみるみるうちに下がってきた。一部調査では54%台まで落ちた。政権の看板である「脱官僚」「政治主導」が実践できているかという質問に47%がNOと答え、政権交代に熱狂した浮動層の支持率低下が極めて著しいのだ。行政刷新会議の事業仕分けパフォーマンスが辛うじて世論の期待をつなぎとめてはいる。しかし鳩山首相の国民への説得力がオバマ大統領に比べてあまりにも不足している。民主党政権が国民の期待にこたえられず、再び政治不信を招き寄せるなら、救われない。

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2009年11月20日 『日刊ゲンダイ』掲載
何に使ったんだ!機密費1億2000万円

 平野官房長官がきのうの会見で、これまでシラを切っていた官房機密費について、内閣府に1億2000万円の機密費を請求していたことを認めた。しかしこの期に及んでも肝心の使途に関してはダンマリ。この往生際の悪さと人をバカにした態度は、かつての自民党政治家とそっくりだ。迷走する長官に「無能すぎる」「交代させろ」の声が党内外から出始めたのも当然だ。

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 この人は大阪選出の議員さんだが、私はあんまり応援する気はないね。笑。
 支持母体が連合で、しかも鳩ちゃんのブレーンということなのであるからそれなりに切れ者で人柄もいいのだろうが、あのお坊ちゃん総理は周囲にきついことを言うような感じはないし、一緒にいて楽なんじゃないか?
「ポストが人を造る」とよく言われる。私見によれば、鳩ちゃんや前原ちゃんにはそれが感じられるけど、岡田やこの人はどうも・・・だね。w

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普天間めぐり焦燥感=党内から連立離脱論も-社民
11月22日14時16分配信 時事通信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐって、社民党執行部が焦燥感を募らせている。県外・国外移設を訴えているが、鳩山内閣の政策判断への影響力は限られており、党内から「県内移設なら連立を離脱すべきだ」との声も出始めているためだ。
 「具体的な地名を挙げて、政府に検討を求めるべきだ。佐賀空港や関西国際空港への移設を提案してはどうか」。沖縄県選出の照屋寛徳衆院議員は19日の常任幹事会で、手詰まり感の漂う執行部にこう迫った。
 ただ、社民党にも、代替施設を同県名護市に建設するとした現行計画に代わる有力案があるわけではない。常幹では照屋氏の発言に「地元の反発を招く」との声が出され、執行部は結局、自衛隊員以外は人が住まない硫黄島(東京都)と米グアムという「実現可能性が小さい案」(同党関係者)を提案することを確認するにとどまった。
 社民党にとって普天間問題は、「護憲」と並んで党の存在意義が問われる重要課題。安易に譲歩すれば、自衛隊を合憲と認めるなどして党の衰退を招いた自社さ政権当時の二の舞いになりかねない。「連立離脱論」が出ているのも、こうした危機感があるためだ。

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 民主政権が沖縄切捨ての県内移転を強行するなら、そんなものは「連立合意違反」そのものだから社民党は下野すべきだと私は思うけどね。

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2009年11月25日 11時31分 ( 2009年11月25日 13時04分更新 )毎日jp
<事業仕分け>国立大交付金を見直し 温暖化2事業廃止

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は25日、予算の無駄を洗い出す「事業仕分け」の後半2日目の作業に入った。全国の国立大学など90法人に対する「国立大学法人運営費交付金」(文部科学省、10年度概算要求で1兆1708億円)を議論し、「交付金のあり方や位置づけを見直す」と判定した。また、地域の地球温暖化防止活動を啓発する環境省の「一村一品・知恵の環づくり」など2事業(10年度概算要求で計11億円)が「温暖化防止の効果が不明確」などとして「事業廃止」となった。

 国立大学法人などへの運営費交付金は研究などの基盤的な経費とされる。国立大が独立行政法人化した04年度の1兆2415億円から、09年度は1兆1695億円に720億円減額された。

 この日の議論では仕分け人から「他の公立大学では民間経営者を理事長に充て、運営費をもっと削減している」「専務理事や事務局長に役人の出向者がいて、独法化の意味があるのか」などの厳しい指摘が相次いだ。これに対し、文科省側は「事務職員を減らすことなどで定員削減の努力をしており、交付金の削減は限界」などと回答したが、仕分け人の判定では、経営改善努力の継続▽人件費や組織、教員配置の見直し▽民間人登用による大学運営の見直し――などを促す意見が出て、独立法人化した効果を検証するよう求めた。

 また、海外との文化芸術交流や日本語教育事業などを担う独立行政法人「国際交流基金」については、運営費交付金(10年度概算要求で121億円)を「客観的な評価が不足している」として見直しを要請。08年度末で951億円の運用資金は「見直して相当分を国庫に返納」とした。

 オフィスや家庭の温暖化防止活動を後押しする環境省の「CO2(二酸化炭素)削減アクション推進事業」(5億円)は「大半が広報費用で目的が不明確」と「予算半減」にした。文化遺産の保存など各種国際機関への任意拠出金(39億円)は「重複を排除すべきだ」などの意見が多数を占め、「見直し」と判定した。【谷川貴史、井崎憲】

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 次世代スーパーコンピューターの開発費削減に対する旧帝大と早稲田慶応の学長らの抗議声明は霞ヶ関の入れ知恵によるものであることは見え見えなのだそうである。いずれにせよ激減した少ない税収の分捕り合戦以上のものではない。こうなるまで放っておいた我々ニッポンジン総体が愚かなのであって、馬鹿に付ける薬はないのである。だいたい役人どもが使わなくてもいいところに貴重な税収をジャブジャブ使い過ぎているから、肝心の現場に金が回らなくなっているんじゃないか。ぁそ。それでも金が足りないというなら無いなりに、鉛筆と紙さえあればいつでも研究に没頭出来る基礎物理の学生でも育てればいいのである。

「技術開発には金がかかるのは当然だ」「あんたらは歴史という法廷の場に立つ覚悟があるのか」と大上段に振りかざして、ボケ老人の野依なんたらいう人相の悪いノーベル賞受賞者で独法理事長の元(?)化学者が自民党の尻馬に乗って新政権に噛み付いたが、バカヤロウ、この国をかくまでの窮状に導いた張本人が自公と官僚とお前らボケ老人一味じゃねえか!お前らにそんな大口を叩く資格はねえよ!盗人猛々しいとはこのことだ。
 それでも何たらかんたら能書きを垂れたいと言うのなら、自公も天下り官僚も含めててめえら全員、私財を丸ごと全額お国のために使い切ってから能書きを垂れやがれ!そうでないならお前らは例のあいつと一緒に「三角帽子を被せて終身刑」というのが妥当だ。
 なぜかって、当然だろう?「政財官の癒着構造」がこれまで我が国に与えた損害はお前らが一生かかっても償い切れないからだ。

 ・・なんて言っていたらノーベル賞受賞者が結集して連名の緊急声明だ。
 やばい。笑。
 金がないと人も育たないのだそうだ。
 そりゃそうだろうけど、元々金があっても学閥その他を嫌って「頭脳流出」が続出するお国柄だったし、第一この老人大国はもう到底「一流」とは言えない国力の一弱小国に成り下がっているんだから今更「背伸び」してどうなる?!

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 私はひねくれ者だからか一年前には「ノーベル賞、ノーベル賞!」と一列横並びで騒ぎ立てていたメディアを内心軽蔑していたけれど、あの授与も例年趣向を凝らした政治臭紛々たるセレモニーの一つであることは心ある人にはみんなわかり切ったことなのである。去年は日本人が複数受賞したから「超」優秀で、今年の科学者は受賞ゼロだったからボンクラ揃いだったなんてことは誰も言わないだろう。

 26日の「朝ズバッ!」にゲスト出演した益川敏英教授の蓮舫攻撃はひどく程度が低かった。官僚の思惑にそのまま乗った専門バカの本性丸出しと言うしかない。
彼女らのしていることは紅衛兵と同じだと唐突に決め付け、本来無関係な両者のイメージを結合させて「事業仕分け」全体の印象の劣化を企んでいるのであるから、(紅衛兵なんか知らない世代も大勢いるだろうからことの成否は別としても)これを企図した手口は極めて悪質である。科学技術「だけ」が聖域扱いされる根拠などどこにもないのだ。

「《2番でいい》なんて言っていると30番になってしまう。あの女の人(←蓮舫議員のこと)は科学というものを知らない」と益川は繰り返していたが、お生憎様、現実は「1番の座を死守する」つもりでいたのにズルズルズルと30位にまで転落してしまったのが我が国の次世代スーパーコンピューターの開発水準なのである。こんなものは良いも悪いもないが、30位だって百位だっていいじゃないか。

 教授についてはウィキペディアに ↓ 以下の記述があって、

2009年には「麻生内閣メールマガジン」に寄稿し、日本人ノーベル賞受賞者の増加について「近年受賞者が多数出ているからといって、現在の日本の科学の現状が万万歳ということにはならない」と述べ、現状の研究成果は数十年ほど経過して初めて評価されると指摘している。また、日本の基礎科学への研究費配分が不十分との懸念を示しており、「限られた資源のなかで、役に立つ科学・分かりやすい科学・大学の外で市場原理のもとで成り立つ科学などが研究費の餌場として雪崩れ込んでいる」と指摘し「大学の基礎科学が危ない」と警鐘を鳴らしている。

・・というので「(人材育成等)基礎科学への投資」を主張しているのかと思いきや、今回はまるで「研究費の餌場」へのそのまんまの投資・投機を(自民族議員や悪徳官僚と一体となって!)声高に主張しているかの如きで、私は本当にがっかりした。同じノーベル賞受賞者でも、湯川博士や朝永さんと比べたら相当レベルが低い。昔の物理学者には哲学があったが、この人は「万歳!」とおどけるくらいしか芸がなかった。いずれにせよこの爺様ははやボケたようだ。出番は終わった。

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国民は支持 国債大増発で公約実現 11/25ゲンダイネット

 政権交代から2カ月、鳩山政権をめぐり2つのことがハッキリした。ひとつは国民は民主党政権誕生にワクワクしていたということ。予算のムダを公開の場で削減する事業仕分けは自民党が50年かけてもできなかったことだ。もうひとつは、自民党の麻生前政権は政権交代を前にして、世界経済不況を逆用してマイナスの遺産を民主党政権に押しつける焦土作戦をやっていたということだ。そういうことが明らかになった以上、鳩山政権は公約実現と経済浮揚のために思い切った国債大増発に踏み切るしかない。

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 この「焦土作戦」は私も感ずるところである。「政権の(意図的!)放り投げ」かどうか、自民の撤退と国難の高まりとが奇妙に符合するのである。
 今展開されているのは「どうせ野党に転落だ。あとは野となれ山となれ。新政権のお手並み拝見、高みの見物だ♪」といった自民&霞ヶ関悪徳官僚連合軍のやけくその逃亡劇ではないか。民主党新政権は自分の尻も拭けない奴らの「尻拭い」というババをもろに掴まされているのである。思えば小泉~安倍ポン~福田~麻生という無能の連鎖がよくぞここまで続いたものである。

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