本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

牛乳を捨てるなんて『もったいない』という話。

2006-04-04 17:22:16 | 
     牛乳を援助に活用検討 農相、生産過剰対策で (共同通信)

 中川昭一農相は4日の閣議後の記者会見で、北海道などで生産過剰の状態に陥った国産牛乳を、栄養不足や飢餓に苦しむ国・地域向けの緊急援助に活用する方向で検討する考えを示した。

 農相は同日午前、小泉純一郎首相にこの方針を伝え、了承を得た。

 主産地の北海道では、飼料の出来具合が良く計画を上回る形で出荷量が増加したため、「ホクレン農業協同組合連合会」(札幌市)が3月に生乳約1000トンを廃棄処分。農相は「牛乳が余り、生産者団体自らが廃棄処理をやるのは大変もったいない」と指摘した上で、外務省などと協力して今後、援助先や数量などの具体策を詰める方針を示した。
[ 2006年4月4日13時6分 ]

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 以上引用終わり。

 牛乳の余剰については、私もこのblogで03/17に取り上げた。

(後註:3月17日の日記へ行くには右欄のカレンダーを利用すれば簡単です。w
1.まず下の赤文字の『前月』をクリックしてから、
2.出て来た3月のカレンダーで17日をクリックします♪)

 この『飢餓で苦しむ人達へ余った牛乳を送れ』という奇特なご意見だがこれは当時、既に誰かがどこかのblogで提案していたことである。が、技術的な問題や経費の問題等で実際には実現不可能なことだと私は(根拠なく!)思い込んでいた。

 そういうことが可能だったら勿論「可及的速やかに」(←政治家や官僚の常套句)やった方がいいに決まっている。 日本政府も「世界から非難される前に(?)」たまにはいいことをした方がいい。そして牛乳が可能だと言うのならキャベツだってレタスだって、トラクターで踏み潰したりせず、海外へ緊急輸送出来る筈だ。これほど世界各地から食料を輸入しまくっている国で、何故これまでそういう発想が出て来なかったのか不思議でならない。そしてこの事実こそ、政治家も官僚も私利を肥やすことしか頭になかったことの証左だと言えないだろうか。

 ↑そんなの『論理の飛躍』だって?!
  あっそ。w

 というわけで、世界は市場原理だけで動いているものではないのだということを『百人の村』でも読んで(?)ここに改めて確認したいと思う。

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     『100人の村』

誰かが私に興味深いお話を伝えてくれました

もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで
全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう

その村には…

57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます

52人が女性で
48人が男性です

70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教以外の人たちで
30人がキリスト教

89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し
その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人は今生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そして1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら
相手をあるがままに 受け容れること 自分と違う人を理解すること
そしてそう言う事実を知るための教育がいかに必要かは
火を見るより明らかです

また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう

もしあなたが今朝目が覚めた時
病気でなく健康だなと感じることが出来たなら
…あなたは今週生き残る事のできないであろう
100万人の人たちより 恵まれています

もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら…
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています

もしあなたがしっこく苦しめられることや逮捕拷問
または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら…
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています

もし冷蔵庫に食料があり着る服があり
頭の上に屋根があり寝る場所があるなら…
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています

もし銀行に預金がありお財布にお金があり
家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら…
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です

もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら
…それはとても稀れ なことです

もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら
あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう
何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて
その上あなた は全く文字の読めない世界中の20億の人々より
ずっと恵まれているからです

昔の人がこう言いました
我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来ると

お金に執着することなく喜んで働きましょう
かって一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように 生きていきましょう

このメッセ-ジを人に伝えて下さい そしてその人の一日を照らしてください

※作:K.Leipold  ※訳:なかのひろみ

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