本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

土建屋連合の敗退&守屋夫妻のゴルフ狂時代+2.

2007-10-26 12:38:41 | 政治
新駅白紙、正副会長会議40分の攻防 知事「31日持って終了」2007年10月25日『中日新聞』

◆栗東市長「中止報告、了とせず」

 栗東市の新幹線新駅はついに白紙になった。二十四日、県庁で開かれた新駅設置促進協議会の正副会長会議。嘉田由紀子知事がJR東海との協定について「十月三十一日を持って終了する」と迫れば、地元の国松正一市長は「中止を意味する報告は了としない」と返した。話し合いの期限はJRとの覚書で十月末。期限前の最後の会議でも合意に至らず、中止が決まった。四十分間の攻防をドキュメントで紹介する。

 16・00ごろ 一般の傍聴者が続々と集まり出す

 16・23 国松正一・栗東市長、伊庭嘉兵衛・草津市長、山崎甚右衛門・野洲市長、中嶋武嗣・甲賀市長が到着

 16・26 谷畑英吾・湖南市長が着席。嘉田由紀子知事が一礼して会議室に入る

 16・27 山田亘宏・守山市長が着席し、報道陣が撮影を開始する

 16・30 事務局が正副会長会議の開会を告げる

 16・31 知事 「28日の促進協議会総会の場で、会長が報告する事項案を成立させる」と今会議の目的を説明し、「10月末に議論が終結しても11月以降、残された課題に対して誠実に対応し引き続き協議する」と明言

 16・34 知事 会長報告事項案として「協定類の内容通りの履行の合意に至らなかったので、10月31日をもって協定類は終了する」と提案

 16・37 国松市長 「新駅建設の中止を意味する報告の内容は了としないと考えている」

 16・40 谷畑市長 「合意に至らなかったのは県の方針。報告事項は県の方針と示すべきだ。内容までは関知しない」

 16・45 国松市長 「中止を認めるような文書には了としないが、県の方針として報告することには異議はない」

 16・46 知事 「会長として報告すべきではないという提案か」

 16・47 山崎市長 「総会での報告事項は県知事として出すのか、協議会会長として出すのか」

 16・50 知事 「会長には総会での報告義務がある。県の方針案を総会で、どのように報告するのかが本日の協議の意味だ」

 16・52 山崎市長 「総会では、会長の名前ではなく、知事の名で報告してほしい」

 16・53 国松市長 「総会では会長として報告すべきだ。内容としては期限前に凍結するような内容は了としない」

 16・53 山田市長 「県の都合でこういう事になった。総会では会長として報告するのが当然。報告事項には、県に一番の原因があると書いてほしい」

 16・59 知事 「報告事項の代案を準備する」

 17・00 谷畑市長 「報告事項は、会長に一任した方がいい」

 17・00 知事 「報告事項には合意に至らなかった経緯を、たんたんと書く。栗東市は報告についての合意をしていないということについても記入する」

 17・01 国松市長 「総会においても、報告に対して異を唱える。総会でも発言機会をつくってほしい」

 17・04 知事 「この内容を28日の総会で報告する」

 17・05 国松市長 「四月に締結した覚書の事前協議では、合意に至らず協定が終了した場合、損失の負担割合は今後の協議にゆだねられるとされた。そのことだけを申し上げる」

 17・06 谷畑市長 「案には土地区画整理事業の地権者についてのことが入っていない。県は市を支援すると言っているが、区画整理に対して責任を感じているのか」

 17・06 知事 「地権者が抱える課題に対しては早期に対応し、協議する場を持ちたい。意見を適切に反映させ、誠意を持って対応をしたい」

 17・07 国松市長 「市が借財で購入した土地が塩漬けになり、毎年二億円の税金がかかっている。合意する、しないに関係なく、協議の場で解決に取り組んでもらいたい」

 17・08 知事 「自治体の財政が厳しい中、最良の方法を考え、県は誠意を持って対応したい」

 17・10 事務局が会議の終了を告げる
◆周辺5市長のコメント

 ▽谷畑英吾・湖南市長 これまでの話し合いが無駄だった。公共事業を止めるのだから、今後は県が提案した方針を責任を持って履行することを望む。

 ▽山田亘宏・守山市長 中止によって残される課題や、必要な金額を知事が提示しないのだから、何も言えない。区画整理事業は、知事が代替案を示すのが当然ではないか。

 ▽伊庭嘉兵衛・草津市長 総会までの間に、市議会の各会派に報告し、協議したい。

 ▽山崎甚右衛門・野洲市長 出席者は皆、駅が必要だと思っているが、財政が厳しい時代。請願駅で他の駅より高くつくのも事実で、今は仕方ないとも思う。ただ、中止になると区画整理事業などの課題が出てきて大変だろう。

 ▽中嶋武嗣・甲賀市長 栗東市は会議で自らの立場を明確にした。(我々は)見守るだけ。

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偽名は倫理規程後 守屋前次官 接待ゴルフ200回超す

2007年10月25日 朝刊

 守屋武昌前防衛事務次官が、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の元専務(69)から頻繁にゴルフ接待を受けていた問題で、二〇〇〇年四月に自衛隊員倫理規程が定められた後、守屋前次官が偽名でプレーするようになったことが、関係者の話で明らかになった。倫理規程違反の発覚を恐れ、実名を隠したとみられる。元専務から受けたゴルフ接待は、昨年秋までに二百回以上だったことも分かった。

 関係者によると、守屋前次官は、山田洋行の関連会社が運営する埼玉県や千葉県のゴルフ場で、年間二十-三十回、元専務からゴルフ接待を受けた。前次官の妻もゴルフ好きで三人で一緒にプレーしていた。

 関連会社が運営するゴルフ場のプレー代は、ビジター料金で一人あたり二万-二万五千円。守屋夫妻はゴルフ場の会員権を持っていなかったが、元専務の便宜で、山田洋行の会員料金(一人あたり八千-一万円程度)でプレーしていたという。ゴルフ代とその後の飲食費は元専務が交際費から支払っていた。

 守屋前次官が「佐浦丈政」、妻は「松本明子」とゴルフ場の利用者台帳に記入していた。会員がプレーする際は、本人が台帳に記入するのが原則で、守屋前次官夫妻は、利害関係にある業者とのゴルフを禁じた倫理規程を意識して自分で偽名を書いたとみられる。

 守屋前次官は防衛省の事情聴取に対して、「倫理規程違反の認識はあったが、個人的な付き合いがあったためにやめられなかった」と話している。

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*まあ、携帯全盛の時代である。これは一時のブームとか風俗とかではなく、殆ど文化にまでなってしまったかのような感じがする。しかもこの《文化》、いつになったら止むのかちょっと想像が出来ない。携帯電話以上に便利なアイテムが登場しない限りこの傾向は止まないような気がする。

 歩く人は概ね立ち止まって携帯をチェックするが、危なくて迷惑なのが自転車に乗りながらの携帯使用である。本人前を見ないで携帯画面を見ながら運転しているのだから、いったいどっちにハンドルを切って来るものか本人以外にはわからないからである。おばさんたちは自転車通話もよくしている。車を運転しながらの携帯使用は人命に関わる危険行為だが、これもよく見掛ける。いずれもマナー以前の問題である。

 電車に乗れば、乗り込んで来る若者たちがまずすることと言えば携帯チェックである。これは男女を問わない。「ほら出すぞ」と思って見ているとやっぱりまず携帯をバッグから取り出すから意外性というものがない。ぁそ。
 若者だけでもない。中年のおっさんもする。

 で、携帯で何をするのだろうか。メールのチェックだろうか。これが一番多そうな気がする。あとはゲームやwebか。通話はしない。たまにおっさんへ電話がかかって来て、マナーのない人は大声で応対する。
 小学生は一般にゲーム機か紙(プラ?)のカードでゲームをするが、流石にカードは電車内ではしていない。

 メールでのやり取りというものは《データ交換》の一種に過ぎないから、生の肉声による通話と比べたら、これに頼る人の《人間の総合力》はむしろ低下~劣化しているのではないか。人と直接会って話すより電話の方が楽だ→電話で発言したり相手の生の声を聞くよりはメールでの文字・記号のやり取りの方が気楽でいい・・というそういう心境はどこか後ろ向きで、日々の生活に消極に関与したいという願望が見え隠れする。もっと言ってしまえばこれは《人間力》の低下、人生の抽象化・乃至は記号化に繋がっているようにも思うわけである。

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 《きっこの日記》を久しぶりに覗いたら《au》から切り替えの案内が届いたという話を書いていた。来年三月でツーカー自体がなくなるから、プリケーは《au》のプリペイド式携帯が引き継ぐというものである。これは私も知っていて、私は既に自分のプリケーを《au》に切り替えてしまって後悔しているところなのである。なぜなら事前にわかっていたことではあるが、《au》のプリペイドでは通話しか出来ないからである。
 私はwebやカメラの機能などは別に要らないがメールの送受信はちょくちょく使っていたから、これが不可能となると片腕を殺がれたような気分である。
 きっこ氏は切り替えに応じないでそのままプリケーは廃棄することを考えているようだが、どうも私には携帯電話業界の再編にしろ、家電やPCのリサイクル法にしろ、業界有利・消費者不利の傾向がはっきりしているように思われる。


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