本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

日中首脳会談。

2010-11-14 21:44:12 | 政治
22分間の日中首脳会談である。中国側は「非公式の公談」(←『会語』と言って『会談』以下の格付け)という扱いだそうである。胡錦濤国家主席は愛想笑い一つ見せず、その顔は努めて無表情を作っていた。あれが現段階に於ける中国側の譲歩の限界だったのだろう。両者の握手は言わば「虚礼」そのものであり、かつての小泉父と金将軍との握手だってもっと「友好的」だったように思えて来るから不思議である。「10分間なら」とホスト国・日本のたっての希望を先方が受け入れたものを、管が更に伸ばしに伸ばして12分間の延長をかちとった結果の正味22分間という時間である。原稿棒読みの管が誇れるものはこれしかない。対する中国側はこのところ一時の強硬路線を引っ込めて、中国漁船の体当たり映像を流してみたり、或いは荒海に於ける日本側海保職員の中国船員救出映像を流したりしている。この様変わりは何かと言えば、中国指導部の中にも当然対日強硬派もいれば穏健派もいるということだろう。軍部がどうだとか経済界がどうだとかいろいろ当てずっぽうで推測する者がいるが「見て来たようなことは言うな!」ということである。管内閣の支持率急降下を受けて、民主党と自民党の支持率が拮抗し始めたそうだが、私に言わせればこんなものは「目糞鼻糞」の類である。 . . . 本文を読む