遅まきながら私は悟ったのであるが、トビタ(飛田)は映画館などではなく「サービスデーに五百円で入ってしまえばあとは朝の5時まで出入り自由な『喫煙談話室』である」と思った方がいいのである。しゃべりも喫煙も従業員が制止することは全くない。番組の短い切れ目に従業員が館内清掃に来るが、彼らはマスク着用の場合が多い。それだけ館内は煙が充満しているのである。笑。映画館内での喫煙は消防法違反だが、観客の一部は「ここで吸わなきゃ損だ」と言わんばかりにのべつまくなしに吸い続け挙句は消さずに「ポイ捨て」までする。いったいどういう人たちだろうか!私は最近怒りっぽくなっているのでああいう連中を見ると容赦なくひっぱたきたくなるが、500円の映画を見に行って傷害罪かなんかでパクラレた日にはみんなの笑いものになるだけだからひたすら隠忍自重しているのである。すぐ近くの西成警察や消防署はいったい何をしているんだろうか!?『西成番外地』とでも言おうか、黙認放任の状態が長らく続いている。というわけで、今回のサービスデーは寅さん他の邦画より洋画を優先させたが、3本とも私にはいろいろ考えさせられる作品だった。ぁそ。 . . . 本文を読む