小沢幹事長の「陳情仕分け」が開始された。陳情を一本化し、党を通さない陳情は基本的に認めないというのであるから、これは小沢さんの言うように「革命」的なシステム構築である。野党時代「与党にこれをやられたら困るな」と思っていたことを今大与党の幹事長の座に就いて実行に移したというのだから、そんじょそこらの「思いつき」なんかではないのである。自民党にはこれだけの知恵袋は一人もいない。党で各地からの多岐に亘る陳情を集約し、見定め、選別した後、４段階に重要度・緊急度を仕分けて、最重要と認められれば小沢さんから鳩山首相に直通で陳情が届けられるのだそうだ。石破のアホが早速「やってはならない独裁政治だ」などと聞いたようなことを言ったが、そんなものは「負け犬の遠吠え」以上ではない。「小沢に権力が集中する」って、あーた、そりゃ当然だろう？いったい誰がこの政権を作ったと思ってるんだ！？小泉ポチは独裁政治を敷かなかったか！？現行衆院108議席しかない自民党に手土産持って「陳情」に行ったって、何にもならない。話はそこで終わりだ。せいぜい裏ルートで守旧派官僚どもと密談するくらいが関の山だ。世の中変わったんだ。いいも悪いもない。奴らは自分たちが半世紀に亘ってして来たことが如何にひどかったか、いまだに全然わかっていないのである。いやわかっていても知らぬ存ぜずで頬っ被りしている破廉恥な連中なのである。苦境に陥ったバカども即ち総務省から地方へ「配転」されて「中央との太いパイプ」を標榜して来た自公系知事どもはさてどうするか？って、あーた、そんな奴らは「どうぞご勝手に♪」てなもんで、この小沢流豪腕が貫かれれば自民党は早晩崩壊するしかないし三位一体の癒着構造など風化するしかない。それが嫌なら現政権を打倒して自民好みの新々政権を樹立するしかないが、その『先祖還り』が何かの間違いで万が一実現するとしても、そんなものは早くて４年後のことである。民主党の支持率が40％超、自民党の支持率は20％に届かない現況である。 . . . 本文を読む