本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

『すき家』よ、お前もか!?

2008-12-07 09:12:21 | 社会
《いつも穏やかなわが知事と違って、大阪府の橋下徹知事の発言はよく物議を醸す。今度は、府内の公立小中学校で児童・生徒の携帯電話の持ち込みを禁止すると表明し、波紋を広げている。府教委が約1万3600人に調査したところ、中高生の4人に1人がメールを1日に31通以上送信するなど、「携帯依存」が広がっていた。その分、学習時間が少なくなり、学力に悪影響が出ているとみて、禁止を決めたという。出会い系やプロフィールサイトなど、携帯電話を発端にした子どものトラブルは相次いでいる。授業中にこそこそメールを打つくらいは、もう珍しくも何ともない。香川でも携帯電話の処遇に悩んでいない学校はないだろう。こんな状況だから、既に持ち込んでいる生徒から取り上げる大変さはあるとしても、決定を歓迎する教員は少なくないとみる。親だって意外と同意するかもしれない。子どもにねだられても、「知事が決めた」と言えるのだから。だけどこれで解決とはいくまい。本当のトラブルの原因は携帯電話ではないからだ。子どもの欲求に「ノー」と言えない。安全を大義名分に掲げて持たせるのに、どんな使い方をしているか知らず、閲覧制限の設定をするわけでもない。ルールを教えることもできないし、知識もない。そんな大人の姿勢にこそ問題がある。決定を機に、親子で学校で携帯電話についてもう一度話し合ってもらえたら―計算高い橋下知事のこと、そんな狙いもあるのだろうか。》(以上12/6付『四国新聞』)・・ということだが、これはちょっと違うんじゃないか。学校に於いてだけ『立法化』して携帯を生徒の手から強権的に排除したからといってどうなるというものではないだろう。隠して持って来た子は処罰するのか。家や校外では規制なんて出来ないからフリーだろう。だいたい大人のやることを子供は真似して成長するもんだ。肝心の大人は今やびっしりと携帯漬けじゃないか。電車の中で携帯もゲームもやらない若者なんて稀にしかいないぞ。『携帯依存症』というのは一種のビョ-キだ。かくいう私は『PC依存症』かもしんないけど(汗)、行く行くはモバイルPCはカード化から更に小型化して腕時計みたいになってしまうらしいから、そういう時代に『規制』もへったくれもないだろう。『携帯があるからいじめが起きる』なんてのは全く根拠ないこじつけだから、こんなのは私に言わせれば一種『ラッダイト運動』みたいなもんだ。 . . . 本文を読む