先週の土曜日、またまた嵯峨野へ行ってしまった。あそこはなかなか奥が深くて面白い♪ で、京都ー大阪間の昼得切符があったので行きはJRを利用したが、京都駅の32番線で12:26分発の亀岡行を待っていたら、これがなんと車体故障で25分遅れで後続の12:42分発の園部行の方が先に33番線に入線してしまったのだ。この間何の場内アナウンスもなかったから、結果どういうことになったかと言うと、32番線で長蛇の列を作って待っていた人のうち、遅れて来て最後尾に並んでいた人たちが「ラッキーッ!」とばかりに真っ先に席を陣取り、私のように早くからトップに並んでいた人は逆に最後に乗車して席にもつけないという羽目に陥ってしまったのである。前回のJR夜行バス(メガドリーム号)がそうだったように、どうも私はJR西日本とは相性が悪いようである。私の責任の範囲外で不運な事態に巻き込まれるのである。汗。往路の車窓からは京都駅を出てすぐの公園に見事な紅葉が見られたので「嵐山まで行く必要あらへん♪」と誰かが言った。家を出たのは10:30頃だったから、遅くとも12:30分にはJR嵯峨嵐山に到着する予定でいたが、結局現地に到着したのは13:10を回っていて、しかも雨までかなり本気に降り出して来た。いつもバッグに入れている折畳み傘を拡げて「とにかく清涼寺まで歩こう」と進んでいたら、途中どこかのバス停で「祇王寺まではどう行くのですか?」とバス待ちの客に訊いているおばさんと遭遇した。訊かれた方は「この辺の人じゃないですから・・」と返答出来ないでいたので、私は前回駅で貰った絵地図を示して「今いるのがこの辺で、祇王寺はこっちや」と説明しかけたら、おばさんは「地図はある。バスで行きたいのだ」と答えた。富士登山も途中まではバスで行く時代だからそれでいいのだろうが、私は「足が丈夫なら嵯峨野くらい歩けよ」と言いたい口である。私も大昔「化野念仏寺」へ行ったことがあるし、先日は野々宮踏切まで行っているわけだからバスは無理とすぐわかって「このバスは三条京阪行きだからそっちは行かない。それにあそこら辺は山道というか住宅街というか狭い道が続くからバスはまずないだろう」と教えてやった。後で気づいたが、どうしても歩くのが嫌ならタクシーか人力車という手がある。京都というと道が狭くて混雑するというイメージだが、マイカーはどこへでも突っ込んで来る。 . . . 本文を読む