本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

京の茶漬け。

2008-04-24 03:22:11 | 社会
とにかく買ったはいいがまだ一度も使用していない関西私鉄・地下鉄等の共通3デイ切符を使わなければいけないということで、本当はあまり気乗りはしなかったが(はあ?)なんとなく去年行った京都・鞍馬まで行って来た。あそこはいいところだ。なぜなら前原ちゃんと共産党のポスターしかなかったからだ。笑。あと社民党や国民新党のポスターなら少しはあってもいいが、自公は要らないと天狗様がおっしゃっている(と思う)。ぁそ。で、私は若い頃半年ずつ2回京都に住んだことがあって、その頃は大阪はこてこて脂ぎっている印象であまり好きではなかった。京都は住んでみてどうだったか。パチンコを覚えた。あちゃ。お寺巡りをする筈が、覚えたのは酒とギャンブルと・・だけだったってか、あっちゃ~っ。京都は古いのか新しいのかよくわからない街だと言われるが、多分その両方だろうと私は思う。時の権力には面従腹背がセオリーだ。お寺さんの権威も強いし、昔から共産党が強い土地柄である。私は『京の茶漬け』という短い落語を以前CDで持っていた。米朝である。訪問先で玄関での立ち話中に頃合を見て「何もないけどお茶漬けでも如何?」と勧められても、それは真実味のない単なるお愛想だから、間違ってもそんな言葉を真に受けて座敷に上がり込むような真似はしてはならないという京都の常識(?)を落語にしたものである。今でもこういう風習があるのかどうか知らないが、要するに「お茶漬けでも?」というのは「もういい加減でお引取り下さい。帰りなさい」と言われているのと同じことなのである。長い間権力のお膝元にいる庶民は日常会話の言い回しまで婉曲になってしまうのだろうか。ところで最近の前原ちゃんには私はむしろ好感を持っている。民主党の党首だった頃より一皮剥けて成長しているのではないか。やれ、反小沢勢力だとか小泉ポチに近いとかメディアは己の願望を彼へのレッテルとして貼り付けて局面の単純化・図式化を画策しているが、それを望んでいるのが小泉ポチら守旧派・復古派・自公体制維持派・・・つまりは「自民党政治よ永遠に!」と願っている性懲りもない悪党どもなのである。前原ちゃんたちはもうそんなところに主眼を置いてはいない。政権交代こそが錦の御旗であり、政界再編を言うのならその主役は民主党が担うのであって、後期高齢者医療を牽引して格差社会へとこの国を導いた小泉ポチなどではあり得ないのだ。 . . . 本文を読む