*気になった語句その他を検索にかけていて、思わぬブログやHPを発見することがある。それが今でも書き続けられているサイトなら別段どうということもなく、また機会があれば行けばいいだけの話だが、そうではなくて、そこがどういう事情からか、既に何年も前にピタッと更新が途絶えているところだったりすると、ちょっと気にかかったりする。
*私のgooblogは例外だが(笑)大抵のブロガーたちは新らしもの好きで、チェックしているサイトが更新されるとすっ飛んで行くが、更新されないと一番最後に書かれた記事は無論のこと、過去ログなど殆ど見向きもされないのである。これは実は本当は奇妙な現象であると思う。
例えばアートとかの分野なら、それが小説だろうと絵画だろうと、現代小説や現代美術だけが注目され追い掛け回されることなどあり得ない。むしろ古典文学や古代美術の方がファン層は厚いかもしれない。
*私に言わせれば、更新記事のチェックなどはそれこそ各ブロバイダー等のロボットたちに任せて置けばいいのであって、第一多くのファンを抱える有能な(?)人気ブロガーたちにしたところで、昨日より今日の記事の方が内容的に優れている保証など一つもないのであり、逆に今現在の記事より一年前、二年前の記事の方が遥かに勝っていて面白いことも多々あるのである。そんな毎日毎日「珠玉の掌編」をアップし続けることが可能な人などこの世にもあの世にもいないだろう。
「縄を綯う人のように後ずさりしながら生きたくない」と言ったのはF・ニーチェだが、「老いて末節を汚す」人も少なくないのが人生というものであって、右肩上がりに「順風満帆」で人生の終焉を迎えることの出来る人など殆どいないと言っていいのである。w . . . 本文を読む