「三人いれば社会」などと言う。この場合同性三人ではなく一人は異性が入った方が自然だろうが、それはともかくとして、この最小単位の「社会」に於いてさえ「2対1」の数的優位を築くためにしばしば用いられるのがいわゆる「マヌーバ、術策」である。この言葉、「権謀術策」とか「奸智術策」とかいった使われ方もする。いずれも好意的に使用されることはない。一般に政治家なる人種にはこの「術策を弄する」ことが不得手な人間は一人もいないだろうが、そう言って問題を普遍化してしまっては身も蓋もない。「人間は皆同じ・論」の泥沼に嵌まり込んでしまって結果何も言っていないのと同じことになるだろう。「術策」を検索していて面白いサイトを二つ見つけた。一つは『web雑誌憎まれ愚痴』だが、2004年で?更改が止まっている。もう一つはマッド・アマノ氏のサイトで、こっちは5/7号が出たばかりだ。というわけで、今日は安部ポンが最近弄した二つの術策を取り上げます。術策はしょせん術策に過ぎないから、少し離れた位置から冷静にこれを見れば、それを弄した者の浅はかであさましい姿は自ずと明らかになるだろうが、問題はたかがそれっぽっちの『叡智』でも、或る日突然空から降って来るものではないということである。日々の精進、これ肝要である。ぷいぷい。 . . . 本文を読む