フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

苦しいときの神頼み

2015-02-12 21:10:40 | フィクション
自分に能力がないと分かっても、
仕事は続けなければならない。
机に座り、パソコンを睨んでいても
何も生まれない。

こうなったらやけっぱちになるに
限る。
誰かプロを頼むのだ。
他力本願だ。
でも、実際のところ、
そのためにプロが存在するのだろう。

違うなぁ~。
てきぱきと課題を片付ける。
私がしどろもどろにしか
説明できないでいるのに、
たちどころに、何を言わんと
しているか、理解してしまう。

ああ、
私はこの仕事、
きちんとやって来れば良かった
のかも知れない。

神様、
私を助けてください。

私もきっちり自分でやるべきことは
やらなきゃ駄目なのだ。
出来るのだろうか?
できている自分が想像出来なくて苦しい。
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