秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

川匂なる相模二宮新札所合掌

2021-09-11 01:55:49 | 日記

川勾神社
御神木の売札所あらたか
台風で倒れた400年杉生かす
タウンニュース

御神木で造られた売札所と神社関係者。
左は二見宮司、隣が添田さん

二宮町の川勾神社で10年前に台風で倒れた
樹齢約400年の御神木が、売札所に生ま
れ変わった。釘を使わずに2つの木材をつな
ぎ合わせる金輪継(かなわつぎ)などの伝統
技法を使い、町内に住む大工の添田清さん
(79)が建てた。

2011年9月に発生した台風15号は東日本
を縦断。暴風による影響で同神社境内にあった
御神木の夫婦杉の1本が根こそぎ倒れた。神楽
殿に覆いかぶさり、屋根の一部が損壊した。

「木材に利用できる」という製材所の勧めで、
長さ20mを超える御神木を分割して境内で保管。
参集殿に売札所を設けることになり、その材料
として御神木を生かした。

町内にある城所製材所が木材に加工。幹の中心
部分にあたる赤身と呼ばれる芯材を、カウンター
と天井板、鴨居、側面の妻板といった構造体
使用した。同神社や近隣の西光寺の大日堂、
浅間神社などの修繕も手がけた添田さんが5月
から売札所造りに取りかかり、8月末に完成した。

川勾神社の元氏子総代である添田さんは「大勢の
人がお参りに来る場所。より良いものを造りた
かった。樹齢400年のそれも御神木。一生に
一度扱うことができるかどうかといえる貴重な
木を使わせてもらい、やりがいがあった」と話す。

風水害を鎮めて豊作を祈る風神祭と毎月恒例の
月次(つきなみ)祭が9月1日に行われた。
氏子総代と責任役員が参列し、同時に売札所の
開所を祝った。風の神である級津彦命(しなつ
ひこのみこと)を祭っていることにちなみ、添田
さんの名前から一文字を取って「清風売札所」と
名付けることにした。

「200年、300年かけ地元で育った樹木を
使って神社が建てられ、何百年と続いてきた。
御神木の売札所ができたことも歴史の中の一つ
の出来事として次の100年につながっていく
と思う」と二見直樹宮司。

御神木の残りの木材で作ったお守りを10月10日
から頒布するという。


 
御神木の夫婦杉。2011年9月に左の木が台風で
倒れた(同年6月、川勾神社撮影)

6人の音色に魅了
本町公民館でコンサート
タウンニュース

感染症対策を講じて演奏を披露

本町公民館で8月23日、「月曜アフタヌーン
コンサート」が初めて行われ、58人が来場した。

このコンサートは「音楽で人と人とをつなげ
たい」と感染症対策を講じて偶数月に実施。
出演は約10年前に結成し、今年2月に閉館し
た「ギャラリー楓」で定期的に演奏していた
6人組グループ「アンサンブル楓」(酒井みさ
を代表=人物風土記で掲載)。

今回は「夏の唱歌メドレー」や「少年時代」
など夏にちなんだ曲目が披露され、午後のひ
と時を楽しんだ。来場者は「アンサンブル楓
のファン。また演奏を聴くことができて嬉し
かった」と声を弾ませていた。

次回は10月11日に実施。詳細は同館
【電話】0463・84・5100へ。

アンサンブル楓の代表を務める
酒井 みさをさん
寺山在住 63歳
タウンニュース

1日でも長く音を届けたい

○…菩提にあった「ギャラリー楓」で初めて
フルートの演奏をしたときに「人と人との出
会いを生む温かい雰囲気に感動した」と、
仲間に声をかけて「アンサンブル楓」を結成
して約10年。毎月優しい音色で会場を包みこ
んできた。今年2月に惜しまれつつ閉館した
ときは「途方にくれた」。そんなときに公民
館からの打診で、定期的にコンサートを開く
ことになった。「本当にありがたい。お客様
のいる場で音を出せることに喜びを感じる」
と微笑む。

○…名古屋出身。中学2年のときに大学生の
姉が伴奏し、フルート奏者が演奏するバッハの
ソナタを聴き、「自分もやりたい」と猛練習。
高校は音楽科、その後は国立音大に進んだ。
練習を重ねるたびに表現が広がったといい、
「授業が終わるとフルートを吹く。毎日その
繰り返し。若いからこそできた」と笑う。
卒業後は演奏活動をしながら専門学校の講師
なども務めた。

○…1982年に結婚を機に秦野市へ。夫婦
共通の趣味は「昆虫採集」で、新婚旅行は
「18日間、タイの山の中で虫捕りをしていた」
ほど。自然の中で虫たちと息をひそめる時間が
好きで、秦野は自然豊かでお気に入りの場所だ
という。

○…2014年にメンバーの1人が若くして
急逝、一緒に活動してきた想いを胸に演奏を
続けてきた。現在は40代から70代の6人が世
代を越えてハーモニーを作り上げる。一人娘
はバイオリニストとなり、ドイツのオーケス
トラに所属。コロナが収束したら「また演奏
を聴きに行きたい」。日々感じるのは演奏で
きる喜び。「健康と信頼する仲間、聴きに来
てくださるお客様。何か1つ欠けても成り立
たない。この幸せな時間が長く続くよう努力
していきたい」と話した。

外国コイン募金に協力を
秦野名水ロータリークラブ
タウンニュース

海外旅行などで持ち帰った「外国コイン」
募金を秦野名水ロータリークラブ(鈴木和夫
会長)が呼び掛けている。

同クラブは世界の子どもたちの命と健康を
守るために活動している「ユニセフ(国連
児童基金)」に寄付するため、銀行で換金
できない外国コインを募る募金箱を8月27日、
市内5カ所に設置した=写真。

設置されているのは以下の5カ所。秦野市
保健福祉センター(秦野市緑町16の3)、
本町公民館(入船町12の2)、西公民館
(柳町2の5の2)、鶴巻公民館(鶴巻
2182)、南が丘公民館(南が丘4の2)。

同クラブは4年前にも同様の募金を実施して
いる。「その際も多くの市民の方々から募金
をいただいた。今回もご協力をお願いします」
と鈴木会長は話している。募金箱が設置され
るのは、2022年3月31日まで。

設置されている募金箱

秦野市
クーポン事業再び
補正予算2億5千万円計上
タウンニュース

高橋昌和市長

2021年秦野市議会第3回定例会が10月
5日まで開催されている。今議会にはクーポ
ン券の第2弾実施に向け2億5000万円の
補正予算を計上するほか、16件の議案と専決
処分など6件の報告が上程されている。

好評得て第2弾実施へ

今年5月にスタートした「顔晴ろう!はだの
元気プロジェクト!地元応援お食事・お買い物
クーポン券」が、当初の予定を超える利用が
あり、市民や事業者共に好評だったことから、
市民の家計支援と地域経済の回復の下支えを
継続しようと、第2弾として企画。前回同額
となる2億5000万円の事業費を一般会計
補正予算に盛り込み、補正予算の総額を2億
7048万3000円とした。前は国の補助
金を活用して実施したが、第2弾となる今回
は市の財政調整基金を活用し、事業を行う
計画だ。

同事業は前回とほぼ同様の手法で実施される
という。議決されれば実施期間など詳細を決め、
早い時期に実施に踏み切りたいとしている。

文化会館とカルチャパークは指定管理へ

また2022年4月1日のからの秦野市文化
会館の指定管理者を指定する議案と同4月1日
からのカルチャーパーク(文化会館と図書館を
除く)とおおね公園の指定管理者の指定議案が
上程されている。

その他、令和2年度秦野市一般会計歳入歳出
決算の認定について、令和2年秦野市水道事
業会計利益余剰金の処分及び決算の認定につ
いて、令和2年度秦野市公共下水道事業会計
利益剰余金の処分及び決算の認定について、
令和2年度秦野市国民健康保険事業特別会計
歳入歳出決算の認定について、令和2年度秦野
市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて、令和2年度秦野市後期高齢者医療事業
特別会計歳入歳出決算の認定について、秦野市
社会福祉施設入所等の費用の徴収等に関する
条例及び秦野市重度障害者医療費の助成に関
する条例の一部改正、令和3年度秦野市一般
会計補正予算、令和3年度秦野市介護保険事
業特別会計補正予算、秦野市監査委員の選任
について、秦野市教育委員会の委員の選任に
ついて、秦野市固定資産評価審査委員会の委員
の選任について、他の議案が上程されている。
その他には、専決処分など6件の報告が上程
されている。

今議会の一般質問は、9月28日から30 日まで
の3日間。最終日の10月5日には本会議で各
委員会の委員長報告が行われたのち、議案審
議が行われる。(9月6日起稿)

 

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