和・洋融合した創作舞台
8月7日に無料ライブ配信
タウンニュース
全世代が親しめるような舞台
になっている
能とオペラの融合による創作舞台「静、愛と死」
が8月7日(土)、無観客ライブ配信(無料)
される。東京2020大会の公式文化プログラ
ムの一環。新型コロナウイルス感染症の感染
拡大を防ぐため、無観客のライブ配信となった。
源義経の愛妾・静の愛を貫く半生を、第一部・
能「船弁慶」をハイライト上演、第二部は
三木稔作曲、なかにし礼作・台本のオペラ
「静と義経」をダイジェストで上演。
配信は午後3時から、神奈川フィルYou
Tubeチャンネルで。
(問)神奈川フィルハーモニー管弦楽団
【電話】045・226・5045(平日
午前11時から午後4時)
洋館でジャズ公演
観覧者を募集中
タウンニュース
八幡山の洋館(浅間町1の1)で8月15日
(日)ジャズコンサートを開催。午後3時
30分開演、5時終演。出演は小笠原涼(サッ
クス)、武藤雄樹(ピアノ)、鈴木堅登
(ベース)。チケット3千円、定員30名と
なる。
申込は30日(金)までに往復はがきかメール
で「真夏のJAZZコンサート申込係」へ。
参加希望者の氏名、住所、電話番号を明記の
こと。1口で2人まで応募できる。当日消印
有効。(問)同館【電話】0463・35・
7114【メール】hachimanyamanoyokan
@ma.scn-net.ne.jp
平塚八幡宮
伝承の奉遷塚を建立
コロナ終息の願い込める
タウンニュース
奉遷塚を囲む
宅野宮司(左)と福澤さん
平塚八幡宮(宅野順彦宮司)=浅間町=
にこのほど、昔話で同神社にゆかりがあ
るとされる「奉遷塚(ほうせんづか)」が
建立された。奉遷塚は「災いを封じる塚」
であるとされることから、コロナ終息の願
いも込められているという。
國府祭に由来
言い伝えによると、かつて端午の節句にな
ると寒川神社・川勾神社・比々多神社・前鳥
神社・平塚八幡宮の五社が大磯の神揃山に
集まり相談などをしていた。
國府祭として現在に続くこの風習では、寒川
神社と前鳥神社の神輿が平塚八幡宮に来て、
東海道の南の脇道を西へ向かうが、その道中
に若宮大神がいた。
若宮大神は國府祭に行く神輿に対し、脇道の
近くに生息する蛇を集めて妨害するなどのい
たずらを働いた。これに激怒した八幡宮の神
が若宮大神を捕え、荒御霊を鎮めたのが奉遷
塚とされる。
新名所として期待
今年5月中旬、真鶴産の本小松石で造られた
奉遷塚が八幡宮の境内に設置された。奉遷塚
の建立に際しては平塚八幡宮の責任役員で市
観光協会の会長を務める福澤正人さん(78)
が協力。石碑の揮毫も行った福澤さんは「神社
の新名所となり、多くの方に参拝に訪れてほ
しい」と期待する。
宅野宮司は「奉遷塚の言い伝えを形として残
すことで後世に伝えることができる」とコメ
ント。「災いを封じる塚であるので、コロナ
終息を皆で願うきっかけにしていきたい」と
話した。
平学生、平塚の魅力発信
「市公式インスタ」を活用
タウンニュース
記者会見に参加した平塚学園
写真部の部員
平塚学園高等学校写真部が平塚市の公式
インスタグラムを活用して8月10日から
9日間の日程で市の魅力を発信する。平塚
市によると自治体としては県内初の取り組
みといい、「高校生ならではの視点で平塚
の魅力を伝えてほしい」と期待を寄せる。
市、若年層への訴求期待
写真を共有する人気SNS「インスタグ
ラム」。平塚市はシティープロモーション
の一環で2016年7月に公式アカウント
を開設し、市内の景色や植物などを投稿し
ている。「#hiratsukagood」
のハッシュタグで市民などから写真投稿も
募っており7月1日現在で7万3000件
以上が投稿されているという。
フォロワーは現在6300人。市によると
近隣自治体の公式アカウントと比較すると
多いが、18歳〜24歳までの若年層のフォロ
ワーは50人(0・8%)にとどまる。
今回の取り組みはテイクオーバーという企業
なども採用している手法。高校生が市公式
アカウントで発信することで、若年層への
訴求効果を見込む。市シティープロモーショ
ン担当は「若い人のフォロワーが3倍、4倍、
それ以上になってほしい。投稿の方法など教
わるところも大きいのでは」と期待を寄せる。
平塚学園高等学校写真部(部員数22人)が
「ひらつかで過ごす夏休み」をテーマにグル
メやレジャーなど15カ所を撮影。8月10日〜
20日までの9日間に発信する。
部長を務める3年生の渡邉望美さん(18)は
「高校生らしさを出した投稿をしていきたい。
地元の人にも新しい発見につながったら嬉し
いです」と話した。
横須賀海上保安部
「密漁ダメ」監視強化
レジャー感覚 大きな代償
タウンニュース
燈明堂の海浜域に注意を促す看板
が設置されている
夏のレジャーシーズンに突入し、横須賀
海上保安部では、サザエやアワビ、ヒジキ
やワカメなどの密漁に警戒感を強めている。
罪の意識がなく遊び感覚で海に潜り、漁業
者が生業としている水産資源を無断で採取
する人が絶えない。被害が多数報告されて
いる海浜域を中心に継続的にパトロールを
行っている。
三浦半島のほとんどの海域に共同漁業権が
設定されており、指定を受けている水産物
を採ることは法令で禁止されている。違反
者に対する処罰は昨年12月の漁業法改正で
強化され、100万円以下だった罰金が最高
で3年以下の懲役または3千万円以下に厳罰
化された。高級食材とされるアワビやナマコ
の組織的な密漁犯罪が全国的に横行しており、
反社会的勢力の資金源になっていることが背
景にある。現時点で三浦半島でこうした事例
は認知されていないが、レジャー感覚での密
漁被害は後を絶たない。直近の5・6・7月
ですでに50件の検挙数があり、海水温の上昇
とともに件数が増えていくのが例年の傾向と
いう。
「『自分で食べるだけ』『少量なら』と身勝
手な判断で密漁に手を染める人が少なくない」
と同海上保安部担当者。違反者には刑事罰が
科せられるなど「行為に対しての代償が大き
い」と注意を呼び掛けている。
天神島
夏空に映えるハマユウ
見ごろは今月末ごろまで
タウンニュース
夏の訪れを報せるハマユウ
(今月16日撮影)
佐島にある天神島臨海自然教育園で夏の
風物詩、ハマユウが今年も咲き誇っている。
暖地性の海浜地植物の一種でヒガンバナ科
に属し、正式名はハマオモト。太い茎の上
に華やかな香りを放つ大きな白い花を咲か
せる。三浦半島内では天神島が唯一の自生地。
1953年からは神奈川県の天然記念物と
して保護されている。
園内でも日当たりの良い北口から続く歩道
沿いを中心におよそ300株が群生。青々
とした肉厚の葉や白い花と海、夏空とのコン
トラストを楽しめる。
園内を管理する天神島ビジターセンターに
よると気温上昇の影響からか開花が年々早
まってるという。今年は例年よりも20日ほ
ど早く、すでに見ごろを迎えている。今月
いっぱいまでの予想。
開園は午前9時から午後5時(9月まで)、
月曜(祝日の場合は翌日)休園。隣のビジター
センター前に駐車場あり。
サトイモの珍花咲く
芦名の高橋さん宅で2年連続
タウンニュース
芦名にある高橋隆さん宅の家庭菜園で、
本州で開花するのは珍しいとされるサト
イモの花が咲いている=写真。
高橋さんが5年前から栽培する12株の一部。
今月中旬、草刈りをするために同地を訪れ
た高橋さんは、長さ約20cmの縦長でクリー
ム色をした花を発見した。5〜6個が順々
に咲いては枯れ、記者が花を撮影した19日
も2つの蕾が残っていた。
実はここでの開花は2年連続。高橋さんは
「なかなか見ることのできない花が続けて
咲くなんて驚いた。長雨と猛暑の影響かも
しれない。花が開けば種もできるので、秋の
収穫期まで大切に育てたい」と話している。
秦野市役所まえのナデシコ
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