茅ヶ崎の海岸に「予防着陸」の米海軍大型ヘリ、
4時間後に離陸…近くに住宅街や中学校
10/10(木) 読売オンライン
砂浜に不時着した米軍ヘリ
(10日、茅ヶ崎市で)
10日午前11時5分頃、神奈川県茅ヶ崎市
の海岸に、米海軍厚木基地所属の大型ヘリコ
プター「MH60R」が不時着した。3人が
乗っていたが、周辺住民を含めてけが人はな
かった。
【動画】神奈川・茅ヶ崎の砂浜に
ヘリコプター不時着…機体に「NAVY」、
米海軍ヘリか
同基地によると、不時着は危険回避のための
「予防着陸」で、「原因は調査中」という。
ヘリは約4時間後の午後3時過ぎに離陸し、
厚木基地に戻った。
同市の佐藤光市長は「誠に遺憾。地域住民に
大きな不安を与えるもの」とのコメントを出
し、米軍などに原因解明と再発防止を求めて
いく考えを示した。
現場はJR茅ヶ崎駅から南に約1・5キロの
海岸で、近くに住宅街や中学校がある。県内
では8月にも海老名市の田んぼに米海軍の別
機種のヘリが不時着していた。
中谷防衛相は10日、安全管理に万全を期す
よう米側へ申し入れたことを報道陣に明かし
た。
オスプレイではなかった
残念だ
見に行くのをやめた
機体は通称シーホークだってよ
近くに住宅街や中学校というのを
殊更強調する必要がありますか?
操縦士だって
安全で迷惑にならない
砂浜とか畑をねらってやるはず
住民騒然?
うそだ
家族連れでみんなで
見物にくる
そのへんのありきたり
大輪花火
よりずっていいって
イルカや
鯨よりも珍しい
予防着陸か
仕方ない
二宮町
やるせない思い 今も
台風10号「今後に役立てて」
タウンニュース
被害状況を伝える
みち子さん(左)とまち子さん
台風10号に伴う記録的な豪雨に見舞われた
8月30日、二宮町では葛川溢水による浸水
や土砂崩れが発生し、最も危険性の高い警
戒レベル5の「緊急安全確保」が初めて発
令された。
発災から1カ月以上が経過した今も、浸水
被害にあったマツモト斎場(二宮町二宮)
の工藤みち子さん(70)は「警戒を呼び掛
けるエリアメールなど町民への周知を徹底
すればもっと被害を小さくできたのではな
いか。やるせない思いがある」と苦しい胸
のうちを抱えている。
「30年前にも大雨の被害があったけど、こ
こまでひどいのは初めて」と話すのはみち
子さんの姉の石渡まち子さん(75)。道路
より低い位置に線香売り場などがあったた
め、日頃から大雨前は備品を椅子に上げた
り、扉にパッキンをつけて雨を防ぐよう工
夫していた。
しかし、今回の溢水では最大120cmまで
浸水。売り場のショーケースはひっくり返
り、線香のほか、倉庫の備品も水浸しに。
水が引いても土砂や雑草は残り、みち子さ
んは「片付けても片付けても終わらない。
心が折れた」と振り返る。
葛川整備については神奈川県の「葛川水系
河川整備計画」に基づき進行中だが、町民
としては整備の完了を焦る切実な思いがあ
る。みち子さんは「大雨は次いつ起こるか
わからない。河川整備は行政の大切な仕事。
町や県は今回どんな被害があったかをしっ
かり把握し、何か手立てを考えて欲しい」
と訴えた。
被災の恐れは昔から
大應寺(二宮町二宮)では周辺道路が浸水
し通行不可に。裏山は急斜面となっている
が、15年ほど前から先代住職が土留めや水
路の確保を行っており、大きな被害はなか
った。水島利正住職は、「昔から被害の可
能性があるのはわかっていたのだと思う。
防災について、町はもっと考えてほしい」
と話していた。
二宮町の防災担当者は「情報発信の仕方や
内容など、今回を教訓に改善していきたい」
と話し、防災無線と同様の内容を登録者に
配信する防災メールや10月1日に開設され
た公式LINEの活用を呼びかけていた。
触って楽しむ魚の魅力
平塚盲学校の生徒が体験
タウンニュース
触って楽しむ魚の魅力
平塚盲学校(塚越立子校長)の生徒とその
家族、教員ら65人が10月5日、平塚漁港を
訪れ海の魅力に触れた。平塚湘南ロータリ
ークラブ(関口直美会長)主催。
平塚港荷さばき施設では平塚で獲れたアジ
やマグロ、ウナギなどに直接触れた=写真。
同校の生徒会長・山本光輝さん(19)は
「魚がヌルヌルして、動き回られて触るの
が難しかったけれど楽しかった」と感想を
話した。
釣船業者・庄三郎丸の協力で、茅ヶ崎市の
烏帽子岩近くまで乗船体験を楽しんだ。
塚越校長は「学校ではできない体験。地域
の力は教育に欠かせないと感じているので
ありがたい」と感謝を述べ、関口会長は
「雨が心配だったが、無事開催され参加者
が喜んでくれて良かった」と笑顔で話した。
大雨災害へ街頭募金
二宮町議有志が実施
タウンニュース
街頭募金の様子
二宮町議会議員有志が9月28日と29日、
台風10号による二宮町内の浸水被害と、
能登半島大雨災害に対する街頭募金活動
をJR二宮駅付近で行った。
集まった浄財は、23757円を二宮町
を通して町内の浸水被害者支援に役立て
られるほか、71552円を石川県へ寄
付した。二宮町議会からは、大沼英樹議
員、浜井直彦議員、松崎健議員が参加し
た。
やまゆり音楽祭
10月12日ラディアンホール
タウンニュース
やまゆり里山音楽祭が10月12日(土)、
二宮町生涯学習センターラディアンホール
で開催される。一色小学校区元気なコミュ
ニティ協議会主催。午後1時30分開演
(1時開場)。
大野光彦さん(テノール)桑田葉子さん
(ソプラノ)、高寺真美さん(ピアノ)、
ユースクラシック&藤原寛太さん、にの
みややまゆり合唱団出演。曲目はオペラ
『トゥーランドット』より『誰も寝ては
ならぬ』、『庭の千草』ほか。
入場料500円、中学生以下無料。
(問)同協議会【携帯電話】080・
8756・8541
二宮町安全安心まちづくり講座
二宮町町民センターで12日開催
タウンニュース
「二宮町安全・安心まちづくり講座」が
10月12日(土)に二宮町町民センター
(二宮961)で開催される。午前10時
から(9時30分開場)。参加無料。
令和4年全国地域安全運動中央大会で
功労ボランティア表彰を受賞した霧が
丘連合自治会による防犯活動の紹介や、
消費生活相談員による悪質商法の撃退法、
大磯警察署による防犯情勢についての講
演が行われる。申込は電話またはメール
で事前申し込み。10月9日(水)締切。
先着50人。
問い合わせは町総務部防災安全課
【電話】0463・71・3319。
大磯の里山の木材が「うつわ」に
作家33人が参加し「山の資源と暮
らし展」を大磯うつわの日に開催
タウンニュース
(左から)坂本代表、板倉仁美さん、
板倉吉明さん
大磯うつわの日(10月18日(金)〜20日
(日))に合わせ、大磯町虫窪の町有林
で活動するボランティア団体「里山をき
れいにする会すもあ」(坂本桂太朗代表)
が提供した木材を使った作品が並ぶ「山の
資源と暮らし展」が同会の活動拠点
「AJITO」(大磯町西小磯601)
で開催される。午前10時〜午後5時。同
会では運営経費などをまかなうための
クラウドファンディングを行っている。
同会は2019〜22年に、獣害などの原因
にもなる荒れた里山の再生を目的に大磯町
の林業研修を受けたメンバーで結成。社会
人12人ほどで週末に活動し、今年で3年目
となる。チェーンソーを動かすためのオイ
ルや光熱費などの経費をまかなうため、
「薪屋大磯」の名前で伐採した木材を販売。
昨年の大磯うつわの日にも、木工作家のシオ
タニミカさんに木材を提供し、参加している。
「山の資源と暮らし展」は、未乾燥の木材
「生木」を専門に取り扱う木工所「スーパ
ー生木ラボ」(滋賀県米原市)が、日本の
山林資源の魅力を伝えたいと23年に同県で
開催したもの。全国47都道府県での実施を
目指しており、大磯は2カ所目となる。
今回の展示では、今年7月に同会が大磯の
里山で倒木の危険などがあり伐採した直径
35cm、10mほどのヒノキとスダジイを33人
の作家に提供。生木の木材が、うつわや
カトラリーに生まれ変わるという。
日々作家たちの制作状況が写真で送られて
きているといい、事務局を務める板倉仁美
さんは「倒れていた木がこんな風にうつわ
になるんだと感動する」と喜びをにじませ
る。
坂本代表は、「あんまり大きなことはでき
ないけれど、細く長く、活動を続けていき
たい」と話し、同会メンバーの板倉吉明さ
んは、「里山を保つために木を切るなど手
を入れる人がいることを、うつわを手に取
ることで知ってほしい」とうつわの日に向
けて意気込んでいた。