秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

猪は有志10人退治する

2023-06-19 00:05:53 | 日記

イノシシ対策、自分たちで
湯河原町 川堀地区有志10人で活動
タウンニュース

発足4年目の湯河原町川堀地区の
イノシシ被害を防止する「川堀鳥獣
被害対策部会」(二見紀会長・63)
が活躍中だ。

同町では、サルやイノシシによる農作物の
被害が多く、檻の設置や追い払い隊員の
巡回などを実施。2018年頃はイノシ
シだけで500万円以上の被害があった
という。

当時、山に近い川堀地区は農家も多く、
イノシシによる農作物の被害が多発し、
民家の庭先にもイノシシが闊歩する状況
に。「町も対策を練ってくれているが、
このままでは安心して暮らせない」と、
自分たちで対策することを決断。会長の
二見さんは当時、農協職員で小田原市曽我
エリアで鳥獣被害対策部会を立ち上げた
経験を持っており、農家たちが声をかけた。
二見会長は「農家の方にはお世話になった、
定年後は恩返しをしたい」と即答したと
いう。

狩猟免許の取得から

地区内の農家が中心となり7人が集まり、
19年の7月にイノシシを捕獲するための
狩猟免許(わな猟)を全員で取得した。
10月に「川堀鳥獣被害対策部会」を立ち
上げた。

駆除の方法は、被害発生を聞きつけると
現地を確認し、周辺のけもの道にくくり
罠を50個ほどしかけ、その後は毎朝イノ
シシがかかるのを待つ持久戦。メンバー
の小澤輝男さん(81)は「初めて罠にか
かったのを見た時は怖くて」と振り返る。
メンバーは徐々にコツを掴み、発足から
約半年で20頭ものイノシシの捕獲に成功。
捕獲後も自分らで処理した肉を鍋の具材
として楽しむことも。その活躍ぶりから
「猪捕獲7人衆」として地域でも知られ
る存在に。

20年度は20頭、21年度は10頭と捕獲数は
減り、22年度はブタ熱の影響もあり3頭
に。今年度はまだ0頭だ。イノシシを捕
獲すると成獣1頭12000円の報奨金
が支給されるが「目的は地域の安心。数
が減った方がいい」と二見会長。「イノ
シシが庭に現れなくなりほっとしている」
と住民から感謝の声も届いているという。

若手メンバーも参加

昨年、3人が新規メンバーとして加入した。
中でも山本可奈子さん(30)は初の女性
メンバー。「農地を荒らされ、困っている
時に助けてもらった。自分も勉強したい」
と狩猟免許を取得し入会した。メンバーた
ちも「若い人が入ってくれると活気がでる」
と歓迎。二見会長は「山はつながっている。
他地域の団体とも力を合わせて守っていき
たい」と力強く語った。

手作り小物、雑貨のフリマ
喫茶 銀の椅子で24、25日
タウンニュース

昭和レトロなイベント

小田原市扇町在住の松井聡子さん(47)が
6月24日(土)、25日(日)に小田原市栄
町の喫茶館 銀の椅子で「布小物クスリヤと
雑貨のフリーマーケット」を開催する。

松井さんと「布小物クスリヤ」による、昭和
レトロをイメージさせるかわいい雑貨や小物
の展示販売や、フリーマーケットが行われる。
また、25日にはアコースティックライブも
予定されており、なつかしの昭和ヒット曲等
を演奏する。時間は午後1時と2時からそれ
ぞれ30分間絵演奏する。松井さんは「マーケ
ットもライブもご覧になるだけで大歓迎です」
と話した。

イベントは両日とも午前11時からで、24日が
午後6時、25日が5時まで。入場無料。問い
合わせは松井さん【電話】090・8086・
6892。

小田原市庁舎
床清掃にロボ導入へ
DX推進 民間企業が提案
タウンニュース

守屋市長(右)も様子を見守った

小田原市役所2階ロビーで6月9日、床清掃
ロボットの導入に向けた試験稼働が行われた。

これは市公共施設の包括管理を行う西湘ビル
メンテナンス協同組合に加盟する(株)東海
ビルメンテナス(市内本町)がデジタル技術
の活用(DX)推進の一環として導入を提案
したもの。

当日は同組合関係者と守屋輝彦市長、市職員
が見守る中、業務用清掃ロボットを取り扱う
ソフトバンクC&S(株)スタッフがデモン
ストレーションを実施。ルートを記憶させ、
床を清掃していく手順などの説明を受けた。

ロボットが自動で床清掃していく様子を見学
した守屋市長は「新しいことへのチャレンジ
になる取り組み。学習していくその後にも興味
がある」と語った。

GPS使ってかくれんぼ
ハミィ スマホの見守り機能で
タウンニュース

隠れている人を探す親子たち

南足柄市の県立足柄ふれあいの村で6月10日、
小学生と保護者が参加して「デジタルかくれ
んぼ」が開催された。

小田原市のHamee(株)が、見守り機能
を備えたキッズスマホ「Hamic MIE
LS」(以下、ミエルス)のGPS機能を楽
しみながら体験してもらおうと、(一社)
日本かくれんぼ協会の協力を受けて初企画。
小田原市内外から9組26人が参加した。

ルールは、隠れる側はミエルスを持ち、1度
隠れ場所を決めると移動できない。探す側は、
隠れている人を発見したらスマホで撮影して
専用アプリに画像を送信。発見するとポイン
ト加算、逆に見つけられるとポイント減、
その合計で順位が決まる。また探す側は、3
カ所のヒントスポットにあるスマホの画面で
GPSによる位置情報を見ることができ、隠
れ場所が分かる仕組みだ。

探す側チームは、木々の間を注意深く見回っ
たり、バンガローの裏や床下をのぞきこんだ
り。しばらくすると本部のスマートフォンに
続々と画像が届く一方、位置情報のヒントが
あっても制限時間の20分間で見つからない人
もいた。山本楓さん(10)は、母の果林さん
(44)、妹の葵さん(7)と参加。1回戦で
見事に隠れ切り「近くで足音がしてドキドキ
した」と笑顔を見せた。

Hamic事業部の河合成樹さんは「遊びな
がら防災・防犯意識を高めつつ、親子でコミ
ュニケーションを楽しんでいただけたのでは。
今後は街中や施設などいろいろな場所で開催
していきたい」と振り返った。

ヒントスポットのスマホ画面に表示
される位置情報

浮かぶ書の作品展
小田原の歴史的建造物で
タウンニュース

立体で書を表現する「天空書」

木材を用いて書を立体的に表現する「天空書」
の作品展が6月17日(土)から29日(木)、
小田原市の歴史的建造物「皆春荘」(板橋
852)、「旧松本剛吉別邸」(南町2の
1の27)で開催される。どちらも開館時間
は午前11時から午後3時で、月曜休館。

立体化した書道の文字を壁に掛けることで
影を浮かび上がらせることにより「天空書」
と名付けられた作品は山本春光さん(横浜市
在住)によるもの。旧松本剛吉別邸にある茶室、
雨香亭では展示期間中となる18日(日)と
24日(土)、「茶BAR」を併催する。

詳細など問い合わせは山本さん
【電話】090・1772・3804。

木守柿の風習 描いた絵本
亡き母の作品を出版
タウンニュース

ジャバラ絵本の「柿のはなし」

2021年に亡くなった内田美枝子さん
(小田原市鴨宮・享年91歳)が制作した
絵本『柿のはなし』が6月1日に出版
された。(文芸社、税込み1760円)。

内田さんはおだわら手作り絵本の会に40年
間在籍し、50冊以上の絵本を制作してきた。
娘の原口礼子さんが「特に感銘を受けた作
品を、みんなに知ってもらいたい」と出版
することに至った。

同作品は字が書かれていないジャバラ絵本
で、1つだけ木に残した柿を鳥や動物たち
に与え、自然の恵みを分かち合おうという
木守柿の風習を描いている。原口さんは
「絵本を読んで多くの人たちに優しい心が
広がっていったら」と話した。著書は全国
の書店やオンラインで販売している。

生前の内田美枝子さん

小田原白梅ライオンズ
学用品 海外で再び活躍
ランドセル400個など寄贈
タウンニュース

ランドセルを贈られて喜ぶ
現地の子どもたち=クラブ提供

小田原白梅ライオンズクラブ(神尾繁昌会長)
が5月末、使われていない学用品をフィリピ
ンの児童に届けた。

これは同クラブが地域の小学校と行った
SDGsをテーマにしたプロジェクトで、
役目を終えた品を回収し、再び活用しても
らおうという取り組み。今回はクラブの呼
び掛けで集まったランドセル400個、
リコーダーとピアニカ計300個などを
現地の小学生に贈った。

4月中旬にコンテナで日本を発った学用品
は約1カ月でフィリピンに到着。神尾会長
らクラブメンバーが5月末に現地へ渡り、
姉妹提携するケソンシティー・ダイナミッ
クLCと贈呈式を行った。

神尾会長は「当初よりもコンテナを増便す
るほどの反響が得られた。託してもらった
日本とフィリピンの子どもたちの思いがつ
ながった良い事業になった」と手ごたえを
語った。

県内海水浴場
12カ所で水質AA
タウンニュース

神奈川県は6月9日、海水浴シーズンを
前に県内24の海水浴場で実施した水質検
査の結果を発表した。これによると、腸
管出血性大腸菌O157は全ての海水浴
場で不検出だった。

水質AA判定は、御幸の浜、江之浦、岩、
湯河原など12カ所、水質A判定が6カ所、
水質B判定は6カ所。調査は5月9日か
ら18日までの間で2日間、1日につき2
回実施。ふん便性大腸菌群数、油膜の有
無、科学的酸素要求量、透明度、腸管出
血性大腸菌O157の有無を調べた。

近隣の海水浴場開設期間は次の通り。
▼御幸の浜・江の浦/7月15日から8月
21日▼岩/7月20日から8月27日▼湯河原
/7月15日から8月31日

昔ながらの手植えに挑戦
千代中生が地域住民らと
タウンニュース

泥に足を取られながらも
丁寧に苗を植えた

小田原市立千代中学校の1年生が6月8日、
西大友にある水田「千代中カントリーファ
ーム」で田植えに挑戦した。

この体験は、上府中地区まちづくり委員会
(沖山明委員長)が農業を通じて地域を理
解してもらおうと2017年から企画して
いる。

この日は約180人の生徒が、同委員会の
メンバーと一緒に学校給食でも提供されて
いる神奈川県産の品種「はるみ」の苗を植
えた。参加した行木千陽莉さんと三好そら
さんは「3〜4列植えた。小学生のときに
挑戦したことはあったけれど、足を田んぼ
から抜くのが大変だった」と振り返った。

秋には稲刈り体験を行う予定で、収穫した
コメは生徒に配布されるほか、保護者に向
けて販売し、売り上げを来年度の苗代など
に充てる。また子ども食堂でも活用される
予定という。

アジサイの小径
根府川 星ヶ山で見頃
タウンニュース

散策路のアジサ
(6月11日撮影)

根府川にある「離れのやど 星ヶ山」
(小田原市根府川592)でアジサイ
が見頃になっている。

園内には大小600株が植栽されており、
紫からピンクに色が変わっていく古来種や、
花がピラミッド型に付くカシワバアジサイ
など種類も豊富だ。

さらに、6月中旬からはホタルも飛び交い、
夜にはアジサイとホタルの共演も楽しめる。
同宿では「梅雨空を吹き飛ばしてくれる最
高の景色を楽しめます。ぜひ遊びに来てく
ださい」と話している。ホタルは6月25日
(日)頃まで、アジサイは6月末ごろまで
が見頃だという。

入場無料。(問)【電話】0465・28・
1122

大涌谷の自然を投影
6月24日「ドームフェスタ」
タウンニュース

ドームに映し出される星空

箱根ロープウェイ大涌谷駅で6月24日(土)
「箱根ジオパークドームフェスタ2023
in大涌谷駅」が開催される。箱根登山鉄
道株式会社と箱根ジオミュージアムのコラ
ボイベント。2022年に同ミュージアム
が始め、大涌谷駅では初めての開催となる。

空気でふくらませた6mのドームの中に、
ロープウェーのゴンドラから見える景色や
星空を投影する。また、大涌谷の火山ガス
が噴き出す噴気孔や、季節の植物・昆虫な
どを、同ミュージアムが製作した映像とと
もに解説する。担当者は「普段近くで見る
ことのできない迫力ある噴気孔を紹介しま
す」と見どころを話している。

時間は、午前10時30分〜、11時30分〜、
午後1時30分〜、2時30分〜の4部制。
各回30分、定員は20人。参加は無料。事前
予約不要で、当日直接、箱根ロープウェイ
の大涌谷駅コンコースで受付け。(問)同
ミュージアム【電話】0460・83・
8140

横須賀~藤沢の4漁協、合併し「湘南漁協」へ 
組合員減に危機感、湘南ブランド活用も
6/18(日) カナロコ 

合併する漁業協同組合

横須賀から藤沢まで相模湾沿いの4漁業
協同組合が合併し、「湘南漁業協同組合」
を来年1月に発足させることが18日、
明らかになった。組合員数の減少に対応し、
「湘南」のブランド力を生かした経営改
善策を図る。組合員数では県内で3番目
の規模となる。

合併するのは、横須賀市西部の大楠漁協、
葉山町漁協、鎌倉漁協、藤沢市漁協の3市
1町にまたがる4漁協。昨年12月末現在
の正組合員と准組合員を合わせた組合員数
は計368人となり、みうら漁協(三浦市)、
三和漁協(同)に次ぐ。事業規模は約3億円。

水産業協同組合法では、正組合員が20人
未満になると漁協を解散しなければならな
い。漁業資源の減少や燃料の高騰など沿岸
漁業を取り巻く環境は厳しく、特に鎌倉、
藤沢市漁協は正組合員がともに25人まで
落ち込んでいる。

危機意識の高まりから、2019年に合併
に関心のある6漁協が集まり勉強会を立ち
上げた。21年には4漁協で合併協議会を
設立。メンバーは一部変わったが、23年
3月に4漁協が臨時総会で合併を決議した。

 

 

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