高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

子育ての最終目的

2021-08-29 09:57:06 | 日記
私が母親の介護を始めた頃、
出会った『家族ブログ』があった。📝

子育て、婚家での介護話題が中心だった。
明るく元気に “難題” に対処していく様を、
面白おかしく書かれていた。 

介護が終わり、家族中心の話になった。
と、
20代の息子さんの『発達障害』をカミングアウトされた。 

以前から、
少々変わった言動を書かれていたが、
それは、まぁ、
壮絶な “バトル” があったらしい。
『聞くも涙、語るも涙』である。 

そんなブロガーさんに、
勧めてくれる本や公演動画があり、
その一つの感想を書いていた。📝

「一般的な子育ての最終目的は子供の自立ですが、発達障害の子は自立できません。」
そんなくだりに衝撃を受けたそうだ。 

私も少しショックを受けたが、
ブロガーさんは言う。
「「ああ、それでもいいんだ。」と、私はその言葉に救われました。」

何となく、分かる気がした。 
『親の責任ではない』と一般的に言われているが、
周りも、自身も、
『親がちゃんとしないから』という “目” があるのは事実。

なんとかしなくっちゃ、と、
空回りの努力をして、
いかに苦しんでいる親が沢山いることか。 

『ありのままに寄り添って』と言われるが、
その境地に達するのは、
辛い思いの先であることが多いのでは。 

「発達障害の子は、自立できない。」
「親はその子に沢山の依存先を見つけてあげて下さい。」
というものだったようだ。 

発達障害の子も、
「皆と一緒のことができない」と、苦しみ空回りせず、
「できなくて当たり前」と、
その先に目を向けられる。 

とは言え、
前途多難であろう。

この話は、
私にとっては、夫との関わりを想像させた。 

アルツハイマーの義母を診ていた30年以上前。
「これ以上進まないように」と言って、
『あれしろ、これしろ』と様々な事があった。 

今、
夫のアルツハイマーは “治らないもの、進行するもの” 
と、受け止めている。
対処法は、
夫の機嫌をよくすること。
それに伴う『私のストレス』をいかに散らせるか。 

子育てと違って、
最後まで夫の “サポート” ができる可能性が高いこと。 
それが救いか? 😝

    




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