懐石料理で『メリークリスマス』

子育ても終わり、
高齢者になると、
クリスマスパーティーをする気が、なくなる。🎄

数日前に、
友人から夕食のお誘い。
24日はどお？
いいよ！なんの予定もないから。

友人が、
懐石料理の店を予約してくれた。
その日はイブだから、
フレンチとかイタリアンじゃなければ、
空いているかもね。
えっ？クリスマスイブだっけ？

後期高齢者夫婦のイブは、
特別でもなんでもない日、だった。

その店は、
地域の高級割烹の分店。
創作懐石料理で、
本店に比べ、気楽に利用できる。 🍱

玄関からの廊下に、
古い写真が飾ってあった。

席に案内されてから、
改めて写真を見ていると、 👀
ご亭主が出てきて、
もしよろしければ、
お席の方でご説明しますが。 😊

本店は、
1300年くらい前に開業。
海軍御用達の料亭として、
大いに栄えた、らしい。

内芸者が、数十人も居たそうですよ。
ご亭主が自慢げに話してくれた。

軍関係者や、政府要人が宴会で訪れ、
霞ヶ浦海軍航空隊副長だった若き日の山本五十六も、
足繁く通ったそうな。😲

そして、なんといっても、
リンドバーグ・アン夫妻 がツェッペリン伯爵号 でやってきたこと。

その時は、
当然、料亭でのもてなしがあり、
ご亭主のお父さんが、ツェッペリン号に乗った話などをお聞きした。

『土浦ツェッペリン倶楽部』というのがあり、
ツェッペリン号の来航を語り継ぎ、
町おこしに活躍しているという。

美味しいお料理が、
“貴重なお話” というスパイスで、
よりお酒が進んだイブの夜、だった。🍻

ところで、
我が家の独身男性。
イブのお出かけは・・・・なかった。

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