会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

久し振りのウォーキング!

2014-06-09 22:44:00 | いろんなこと
4日ぶりに雨が降っていない朝です、どんなにこの日を待ち望んでいたか・・・、やっとウォーキングに行けます。

喜び勇んで下に降りて外に出ようとすると出口に老夫婦が外を見ています、自動ドアの前に邪魔になるところに立っています、旦那さんの横を挨拶をしながら通り抜けました、暫し歩いてから振り返ると旦那さんはまた邪魔なところに戻って立っています。

ウォーキングを終わりマンションの3階にある郵便ポストルームに寄ろうと入ったらすぐのところにこのマンションの管理人(この人も70歳ぐらいの人)と老婦人が通路の真ん中で立ち話をしています、1メートルぐらいの距離をおいて、勢いその間を挨拶をしながらお辞儀をして通り抜けます、話に夢中で挨拶が返って来ません。

ポストにはカラオケのチラシがあるだけでした、そしてまだ話し込んでいる二人の間を通り抜けました、ふたりの距離はまったく同じです。

歳を取るということはこういうことなんですね、こうはなりたくないなと思った一日でした、ウォーキングをするようになって外を歩くことが多くなりこれが老人の特性だということを学びました、なので不機嫌になることもほとんど無くなりました。

タイガー・バーム

2014-06-09 22:18:40 | いろんなこと
最前の引っ越しのとき、不要品を分別仕分けしていたとき「なんだろ、これ?」と小さな平たいガラスの容器を手に取りました、蓋が錆び付いていましたがすぐ思い出しました。

それは「タイガー・バーム」でした、最前の職場の社長がまだ専務だった頃に海外旅行の土産にと社員に買ってきたものです、一度も使ったことがありません、これは言ってみればメンタムの親戚みたいなものです。

これを貰ったとき暫し絶句した記憶があります、先代の御曹司、2代目としてはあまりにチープな土産だったからです、せいぜい200-300円ぐらいのものでしょう、まあ値段を言ったら私だってアメリカに行った時の土産がだいたい同じくらいの値段のキー・ホルダーでしたけど、でもキー・ホルダーのほうが役に立つかと。

ところでお大尽の御曹司、も少しお金を出して気の利いた土産がなかったものでしょうか、社員の多くが互いに顔を見合わせて悲しく笑っていました、みみっちいんですよね、お金持ちでもこういうところを見るとお里が知れるということでしょうか。

先代は度々社員を前にして株で儲けた話ばかりしていました、株成金ですね、年中海外を含めた旅行をしていました、エジプトに行った時のビデオも見せられました、でも人間的にはとてもよい人で人望も厚く我々社員の話をよく聞いてくれました、だから今書いたような浮世離れのことも嫌味に思うことはありませんでした。

PC9800シリーズ、今は昔。

2014-06-09 19:23:41 | いろんなこと
おととい録画した「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」で甥の満男がパソコンを使っていました、この作品の発表は1984年ですから恐らくPC9800シリーズでしょう。

当時の価格は30万円ぐらいでしたか?ただしモニターは別、そして今では有り得ないOSも別売りでした(と記憶しています)、満足の行く性能のものならば40万円ぐらいしたのではないでしょうか?ですからトータル60万円ほど、軽自動車が買えたのではないでしょうか?

当時はマイコンというものが流行っていて素人にはパソコンとマイコンの違いさえ分からない時代でした、私はパソコンというものが大嫌い、と言うかパソコンを使っている人たちが今で言う「オタク」にしか見えなかったのですね。

パソコンを知らない人たちを見下すようなところがあったのです、現在でもパソコンに詳しい人の中にはそういう人を見受けます、その人達も初めは「ド素人」だったのに。

ものを作るのは大好きでしたが筋金入りの勉強嫌い、そんな私が今のようにパソコンに詳しくなるなんて未だに信じられません。

PC9800シリーズが日本ではデファクトスタンダードでしたから「PC」と言えばPC9800シリーズのことを指したのです、それを知っている人は少ないでしょうね。