会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

音飛び、その後

2008-03-03 19:07:07 | いろんなこと
「音飛び」のところで

> 原因はどうやらレコード溝が浅すぎて針がトレースし切れないようだという
> ことが分かった。

と書きましたがよくよく考えて見たがそんなレコードが普通に売られて売るわけがないしもしそうならば買った時点で現象が出ていたはず、でも原因がわからないままにおとといの土曜日、「Dave Brubeck」を録音していてやはり頻繁に音が飛ぶのです、やはり溝が浅いというのは原因にはなりません、第一溝が浅いか深いか見えないし違うレコードも同じ現象が出るから。

「Dave Brubeck」のA面の最後の曲が終わって針を上げようとしたら「ザーッ」と中心部の紙のラベルをカートリッジが擦れている音がします、音が飛ばないように針圧をかなり重くしたのでそうなったのだろうとあまり気にしなかったのですがB面も同じように擦れている音がします、いくらなんでもまずいなと思って音が出ているときによく見たらなんと完全にカートリッジのボディが盤面にくっ付いているではありませんか。

実は前日にWebでカートリッジの寿命についてのページを見ていて針のダンパーゴムがへたって来るとそうなると書いてありましたがまさか自分のがそうなっていたとは・・・愕然としてしまいました、考えてみれば無理もなくて買ってすでに30年ぐらい経つんですから、高いんだよねこのカートリッジの交換針、一万円以上するんですよ。

それを買ったばかりのころポキッと折っちゃったことがあったっけ。

泣く子も黙る「Shure V15 TYPE Ⅲ」がそのカートリッジの名前です、もう生産中止になってしまいましたけど互換の針を「ナガオカ」が作っているかもしれないらしいことがわかりました、そのうち何とかしようと思います。

とりあえずこのままではどうしようもないのでプレーヤーに始めから付いていたカートリッジを何とか復活させて引き続きレコードの録音を再開しました、その後針飛びは一切なく順調だったのでひょっとしてひどい扱いを受けていたと思しき「カーペンターズ」も・・と期待して再度チャレンジしたけどこれはだめでした、完全に擦り切れています。

ここで気が付いたことがあります、それは私のような凡耳でも明らかに「Sure V15 TYPE Ⅲ」の方が腰のあるよい音だと言うことです。