ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

お墓参りの怪奇現象

2005-03-31 00:00:17 | Weblog
岐阜で姑を連れて、お墓参りに行った時のことです。
3月26日は春なのに冷たい雨が朝から降り、とても肌寒い日でした。
お彼岸の墓参りを私が横浜から帰省するまで延期していたので、
律儀な姑の意向で小雨降る中、墓参りに姑を車に乗せて行きました。
不思議な怪奇現象が起きたのはお墓についたときからのことです。
お墓についたときには、雨がやみ、墓石を2年前に亡くなった舅の体をふいてあげるようにいとおしくみがいた頃から空はうっすら薄日がさしてきたのです。
お花を供え線香をあげ、お墓で手を合わせる頃にはもう鉛色の空も青い空から温かな太陽が微笑みかけているかのように、それは、私にとってはあたかも舅が喜んで天から顔をのぞかせたように感じられたのです。
お墓参りを終え、家に戻ると、再び鉛色の空に戻り、雨がふりだしました。
私はお墓参りに行くと不思議な体験をよくします。
不思議な体験は偶然の一致なのかもしれませんが、少なくともお墓まいりに行って、
手を合わせるとすがすがしい気持ちになることは確かです。

介護生活と音楽活動

2005-03-30 00:09:43 | Weblog
私は障害者の息子を育てる過程でいろいろなすばらしい出会があり、その延長で地味ながら
横浜で音楽活動をしております。
この音楽活動は私の人生ではやめられないものになってきました(あきちゃんふうに言いますと)
そして、2年前、舅が亡くなってから、姑の介護に岐阜に月末 帰省しています。

どちらも私にとってないがしろにしたくない気持ちが強いのです。
クローン人間が話題になるような昨今ですが、ドタという人間が2人いて、両方同時にこなせられたら
なんてまじで考えたりもします。
現実、自分が歌っている自分を見たら気持ち悪くて逃げ出したくなるかもしれませんが(笑)

岐阜に帰省しているときは姑に全身全霊をこめて介護しているつもりです。大げさかもしれませんが(笑)
寡黙になった姑ですがふと笑みを浮かべてくれた時、私も心が通じたようでうれしくなってしまいます。
横浜に戻る時、姑が不自由な口で「ありがとう」と言ってくれると本当に後ろ髪をひかれる気持ちになってしまいます。
でも私には障害のある長男の人生も支えていかなくてはならない。
今回もヒロが老人介護施設に就職が急遽決まったので、横浜に早く帰ってきました。
姑はそのことを充分にわかってくださっています。

岐阜で姑の介護をしている夫に感謝しながら、もう少し横浜の生活をさせてください。と心で願うドタでした。


本来の音楽療法とは?

2005-03-29 00:42:39 | Weblog
今週は岐阜でゆっくり姑孝行するつもりでしたが、長男ヒロが新しい仕事先がバタバタと決まったので、
私も急遽、横浜に戻ってきました。
いつも、横浜に戻る時は後ろ髪をひかれる思いで岐阜を後にするのです。、
姑はパーキンソン氏病を患っているのですが、ある健康雑誌でパーキンソン氏病の特集を
していました。
その中で、音楽療法が取り入れられている記事があり、パーキンソン氏病のための音楽CDを申し込み
ました。
期待に胸膨らませて聞いてみましたが、聞くやいなや失望のため息が出てしまいました。
機械的に演奏された曲にメトロロームのカチカチが刻み込まれているのです。
要するに、前かがみでゆっくりしか歩けないクライアントを一定のリズムを頭に刻みこむことで
リズムを刻んで歩けるようにするということなのでしょうか?
はっきりいって、このなことで歩けるようになったら苦労はしません。
足が思うように前にでないのになぜ、カチカチの一定のリズムで歩けるのでしょうか?
それに、全く音楽的でない演奏に精神的に落ち込みやすいクライアントの気持ちを癒すことが出来るのでしょうか?
ちなみに姑は全く反応しませんでした。
音楽療法という名前だけが一人歩きしていますが、だれもが音楽で癒されるとは限らないのです。
クラシックを聞きなれていないお年寄りに聞かせても単なる騒音にしかすぎないのです。
それより、、小鳥のさえずり、小川のせせらぎ等の自然界の音のほうがどんなにか癒されるかという
場合もあるのです。
メトロロームカチカチで演奏するCDならまだ私の下手な演奏のほうが心がこもっていてマシだと思ったドタでした。

岐阜に帰省

2005-03-25 23:49:13 | Weblog
岐阜駅に着いたらあまりの寒さに震え上がってしまいました。
岐阜のいいところ?
いっぱいありますよ。
道路が広い。どこへ行くにも運転しやすい。
海のない県なのに、なぜか魚が美味しい。
喫茶店のモーニングがたくさんいろんなものがついてくる。
たとえば小倉あんトーストにゆで卵 サラダそれにミニそばかミニうどんがついてくる。
だから岐阜の人は朝から「モーニング食べにいこまい。」と喫茶店に出かけるのです。
「いこまい」とは行きましょうということです。
ちなみに「まわし、したかね。」は「準備した?」っていう意味です。
最近はテレビの影響か、こういった方言がなくなりつつあります。
昔はとっても恥ずかしかった岐阜弁をどんどん横浜でも使って岐阜弁を存続させていこうと
思っています。
でも岐阜でもとってもセレブなところはたくさんありますから。
夕方、陽が沈む頃の長良川はとってもロマンチック。
春は桜、夏は花火と鵜飼の屋形船、これからの季節、長良川が鮎のようきらきら輝く季節です。
「愛知万博のついでに岐阜にもいりゃあね。」
以上、岐阜PRでした。     

私の才能は何?

2005-03-23 22:58:53 | Weblog
私は一応、子供達にピアノを教えていますが、音楽的才能があるわけでもありません。
人間にはなにか取り柄があってこの世に生まれてきていると言いますが私の才能って何だろうと
考えてみました。
頭もさほどよいわけでもないし、アケリンのように、器用でもない。
30代の頃、パッチワークを一時習ったこともありましたが、一生懸命、一針一針刺して仕上がった作品は、器用な人と出来映えが数段違うので、失望してしまいました。
それからはパッチワークは頂き物でもらうことにしました。

今年になって、札幌の友達は「すみちゃんは人と人とをつむいで言ってるね。」と書いてくれ、
冨永先生はダイアリーで私のことを出会いの達人と書いてくださいました。
そう、知らず知らず私がやっていることは出会いの輪、出会いの和をひろげているんだ。
これって、れっきとした才能かもしれないですね。
どんなに頭がよくても どんなに音楽的才能があっても それらは人との出会いがあってこそ開花するもの。
ドタママはこれからも人との出会いをプロデュースしていこうと思います。

イケメン効果

2005-03-23 00:39:29 | Weblog
今回のコンサートは自分の息子と同世代の若い青年に囲まれての
ドタ姫にとっては思いもかけないワクワクウキウキの気分に浸ることが
出来ました。
サプリメントオタクのドタですが、イケメンたちとの競演は
もうコエンザイムQ10、コラーゲン ロイヤルゼリー
核酸などのサプリより、元気をもらった気がいたします。

5~6年前からお年寄りの施設で演奏活動をしていますが、
一度、わが次男坊吉太郎改め吉之助?とその音楽仲間を引き連れて
老人施設で演奏したことがあります。
普段私はギター仲間のアンサンブルドルチェのおば様方と演奏に行っているのですが
その際は反応があまりなかった利用者の方々が若いイケメン軍団を連れていって
彼らのギタークラリネットボーカルの演奏を聞いたらもう、顔つきがもういきなり
少女になったように輝き始めたのです。
あるおばあまは「ギターの子は死んだ主人の若い時に似ている」とか「歌った子は
私の初恋の子に似ている」とか、どの方のお顔ももう60年前にタイムスリップしたような
感じでした。
イケメン軍団はお年寄りに活力を与えるとその時実証したのです。
その実証した私も今回、イケメン軍団に活力をもらうなんて、、、、、
若さは何にも増して変えがたい。人生で一番光っている20代の青春を吉之助?含めて
イケメン軍団にエールを送りたいです。



お客様は神様です。

2005-03-22 01:06:25 | Weblog
「お客様は神様です。」昔、演歌歌手がそう言っていたなあって思い出します。
コンサートは来ていただいて成り立つものです。
聞きに来てくれる方がいなかったら、コンサートはただの普段の練習になってしまいますよね。
特に狭い空間のライブの場合、コンサートはお客さんと演奏者と一緒に場を盛り上げていく
ものだと思うのです。
お客さんの反応がなかったら、演奏者ものりませんし、その反対で演奏者、プロデュースする側が
惰性的な演奏、進行をしていたら、お客様も居眠りを始めるでしょう。

声楽のコンサートに行くことが多いのですが、はっきりいって、オペラの某有名な団体のコンサートは
つまらないです。
演出する側がお客様のことを考えていない。演奏する側のことしか考えていない。なあと思うことが
多々、あります。
つまり、心が通っていないコンサートが多い、のです。
圧倒的に多いソプラノの競演。
つい私も自分が声楽やっているからでしょうか、批判的に聞いてしまうのです。
そんな時、批判的に聞いてしまう自分がいやになったり、、、、
つまり、競演にならないような演出にしなくてはいけないと思うのです。
クラッシクとジャズの枠を越えた演奏会、そんなのいつか演出してみたい、と思うドタでした。

      





















コンサート無事終了

2005-03-21 00:43:00 | Weblog
私の歌のピアノ伴奏してくださるアケリンさんのご主人様のお父様の突然のご不幸というアクシデントで
多少不安な気持ちでリハーサルに臨みましたが、さすがプログレピアニストのレオ様。
初見で2~3回あわせてすてきな伴奏にアレンジして弾いてくださいました。
あけりんさんのアレンジした伴奏も女性らしい感性がひかり、素敵でしたが、レオ様の伴奏は洒落たバーで歌わせてもらっているような感じで、よい気分に浸る事が出来ました。
クラッシクは伴奏が楽譜で決まっていて伴奏者が違ってもそんなに曲の雰囲気が変わると言うことはないけれど、ポピュラーの場合、コード譜なので、弾く人のセンスで曲の雰囲気がまったく違ってしまいます。
アケリンさんと今回一緒に出来なかったことはとっても残念ですが、冨永先生の曲を
アケリンさんレオ様の2人のそれぞれすばらしい伴奏で歌えたことはドタにとっては2倍得した感じがしました。
レオ様のピアノとタマ様のフルートと2人のイケメン奏者と演奏できるなんて本当に音楽ずっと続けていてよかったと今夜はなかなか寝られないドタです。

鍼治療院

2005-03-19 02:27:16 | Weblog
昨日は鍼治療院へ行ってきました。
5年前に突然、肩が上がらなくなり、夜中に痛みが増し、整形に通ってもいっこうによくなりませんでした。
薬が強かったのか、胃まで痛みだし、演奏会も近かったので、声楽の先生ので紹介わらをもすがる思いで
渋谷の渋谷鍼灸治療院に行ったのです。
それまで、鍼を体にうつなんて、そんな恐ろしいことまっぴらごめんだ。
と思っていたのですが、渋谷鍼灸治療院のさとう先生は体の悪い箇所に鍼を
うってくださるので、鍼をうたれたときは一瞬、ビックっときますが、
終わった後はなんだか身も心も軽やか♪になるのです。
今では1ヵ月に1回は必ず行っています。
肩にのしかかった全てのストレスが鍼治療で取り払われる感じかな?
その人にあった治療をしてくださるので、他にマッサージ、整体、お灸もその時々でしていただけます。
お試しあれ。

サークルIから発信 ふしぎな愛の力を

2005-03-16 21:52:37 | Weblog
あきたかくんの詩が冨永先生の作曲で全世界に発信といってもいいほど、いい作品になりました。
「Me」は短い詩の中にアキ君の女性に対する淡い憧れが、かげろうのように沸き立ってくるような感じです。
「長い間音楽を続けては」アキ君の一つ一つの言葉を大事にしてくれるかのようにメロディが作られています。
切ない短調のメロディが彼のメッセージを強く引き出しています。
「空 雲 海」は思わず体が動き出したくなるほど素敵な曲です。
あけりんさんのピアノがいかにも雲でふわふわ浮いているような様子でアレンジして、弾いて下さっています。
そして「音楽ではじめて会える友達」
この曲は本当に冨永先生の曲のセンスが光るすばらしい曲です。
ラップ調で静かに始まり、不思議な愛の力の歌詞からは集団がどんどん増え、最後は本当に大げさでなく、
全人類への平和のメッセージ、を高らかに歌い上げている曲なのです。
私はこの曲でまず、障害者 健常者の枠を取り払ったメッセージを発信できたら、、、と思っています。
冨永先生がこれから又、合唱用にアレンジしてくださると思います。
その時、この曲は絶対、武道館でこだまするようなすごい曲になると信じています。
冨永先生は大船の武道館と謙虚におっしゃっていますが、東京の武道館であきくんがこの曲で言っているように1万人で歌えるような作品です。
それまで、ドタはこの曲を大事に大事に歌っていきたいです。
3月20日藤沢で不思議な愛の力を全世界ににむけてまず発信します。