ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

マスク ウーマンドタママ

2007-02-28 23:31:24 | Weblog
明日から3月!
そう私の演奏会までついに一ヶ月となりました。
身の引き締まる思いです。
この年でこれだけの緊張感を味わえるなんてありがたい。
そう自分自身で言い聞かせて、日々忙しく暮らしています。
風邪が流行っていますね。
外へ出歩かないのが一番なのだろうけど、なにかと出歩くことの多いドタママは
必ずマスクをして外出しております。
顔の半分がマスクで隠れ、黒いコートを着てどたどた歩いていたら
あの演奏会のチラシの人とは同一人物とは誰も思わないでしょう。
世間では私の演奏会なんて注目にも値しませんが私にとっては一世一代の大イベント。
もしかしたら最初で最後の演奏会になるかもしれない。
私自身の心の金字搭をしっかり刻みたい。
そういう思いで日夜過ごしている最近のドタママです。

障がい者施設での音楽セッション

2007-02-23 21:17:53 | Weblog
今日はS障がい者施設で音楽セッションをしてきました。ピアノのアケりんさんも一緒です。
部屋に入ると大きな段飾りのお雛様が目に入ってきました。
お雛様を目にしてああ、もう来週は3月なんだ、春なんだと実感しました。

大体1時間のセッションですが、事前に綿密に音楽プログラムをみんなで考えて
利用者の方が楽しんでもらえるような細やかなプログラムを考えています。
4人のグループで毎回一緒にセッションを行っていますが、
4人の個性が全く違うので、それがうまく調和してそれぞれの役割をうまく分担して音楽プログラムをすすめていっています。
代表のHさんはとても計画的に物事をきっちり考えてくださいます。
彼女なしではこのグループは成り立ちません。
Mさんは何しろアイデアの引き出しをたくさん持っています。
毎回、メインのプログラムを考えてくれています。
アケリンさんは物づくりが得意で毎回小物を用意してくれます。
そして即興でその場の雰囲気でピアノを弾いてくれます。
ドタママは?私はそのときの場の盛り上げ隊長的役割をしているかな?
今回も
○ポンポン体操(ポンポンを使って音楽に合わせてリズム体操)
○二人一組になってひとりはシンバルもう一人は紙テープを手首に巻きつけ
アケリンさんのピアノにあわせてシンバルの音と同時にテープをシンバルの人に届くように投げる、というようなことをしました。
これは、普段、目を合わせて、相手の人と気持ちをひとつにする、という効果を狙っています。
みなさん思った以上に楽しんでやっていました。
音楽が入ることで心地よい緊張感があって、視覚的にはテープを投げたとき
床にころころと転がっていく動きが楽しかったのでしょう。
○その後、テープをぴんと張ったとき体をまっすぐにする、声を思い切りだす。
テープが緩んだときは体の力を抜きふにゃふにゃになる。
これもあけりんさんのピアノに合わせてやりました。みなさん楽しそうでしたよ。
○ドタママも「花の街」を歌いました。

S施設でのセッションももう5年以上になるのかな?
当初は何をしていいか戸惑っていた利用者の方も今は毎回オープニングで歌う
「明日がすき」を体を揺らせながら歌ってくれます。
どんなプログラムも積極的に参加してくれるようになりました。
S施設での地道な活動を4人組でこれからもずっと活動していきたいです。

BSでの永遠のGSサウンド特集を見て

2007-02-17 23:33:27 | Weblog
今晩のゴールデンタイムになつかしのグループサウンズをNHKBSで特集していました。
グループサウンズというと40年前は(もうそんなに昔になるのか!)ブルーコメッツ以外はNHKに出演出来なかった時代、
時代は変わるものですね。
GS全盛の頃、私は多感な思春期、中学生でした。
ドタママもご多聞にもれず 、GS大ファン、新曲が出たらすぐにレコード屋さんに行ってEP盤(シングルレコード)を買い、
お年玉などの臨時収入が入ったらLP盤を買い、月刊明星を親に内緒で買い、机に向かっている時間は長くても参考書より月刊明星でお気に入りのグループビレッジシンガーズの切り抜きをノートに貼る作業ばかりしていました、
本当にドタママにとってグループサウンズは青春そのものの思い出なのです。
今晩、久しぶりにグループサウンズの音楽を聞いて、今のポップスに比べて何と歌いやすい音楽か。
リズムも単調だし、
何しろ歌詞とリズムがきっちりはまっているから違和感なく歌えます。
ワイルドワンズはずっと今でもコンサート活動しているのでしょう。
歌も演奏もぶれることなく、昔と変わらないサウンドを聞かせてくれました。ギターの島さん、もう60歳だというのが嘘のように若い!イケメンで通用します、
アニタ-ーと叫ぶ声はさすがに少し枯れていましたが。
他にも、そうそう
タイガーズ(野球の阪神ではありません)のトッポこと加橋かつみさんが花の首飾りを何十年ぶりに聞きました。
昔のあのよくとおる高音は影をひそめましたが、又、違った味わいのある花の首飾りを聞かせてくれました。この曲はクラッシック歌手がカバーして歌ってもいいような名曲ですね。他にもゴールデンカップス
オックスの真木ヒデトそしてグループサウンズの大御所ブルーコメッツ(井上忠夫さんが生きていてくだされば、残念です)など多くのグループサウンズの往年の音楽を楽しむことが出来ました。フィナーレはスパイダーズの名曲、あの時、君は若かったを歌いました。
あの時ドタは若かった。
いつも夢みる夢子ちゃんで
ドジでドタドタしていておっちょこちょいは40年経っても変わっていません。
ただ人生の荒波を生きてきて、ちょっぴり自分がこの世に生まれてきた使命がわかってきました。
まだまだ人生の航海は続きます。
ドタママ丸がおぼれそうになったら助けて下さいね。

演奏会のプレッシャー?

2007-02-15 23:56:38 | Weblog
いつも太陽のように明るいドタママ。
花に例えると向日葵、とよく言われますが案外、内面はデリケートなんです。
演奏会がひたひたと近づいてきて目に見えないプレッシャーにぶつかっています。
お客さんは来てくれるだろうか?
体調が万全で望めるだろうか?
最後の曲でちゃんとAの音が出るだろうか?
歌詞を忘れたら?
その他もろもろ、、、

音楽会で演奏するということはどの楽器も大変ですが歌の場合、風邪をひいてのどをやられたら、歌えません。
だから体調管理を人一倍気をつけなくてはいけません。
テレビに出ている歌手や大きな舞台でオペラを歌う歌手は本当に大変だなあって思ってしまいます。

何もこんなしんどい思いをして、演奏会など開かなくても静かに横浜の地を去ればよいのに、、、(そうささやく怠けドタが心にいます。)

でも、でも、この20年、横浜でしっかり足跡を残した活動をしてきたではないか!
今度の演奏会は私の横浜での活動の集大成だ。
自分の心にも、そしてお世話になった皆様にもしっかり思い出を心に刻む、そのための演奏会。
思い出の写真をしっかり心に焼き付けるにはそれなりに苦労を要します。
でも苦労して撮った写真は永遠に心に残るのです。
若い人の演奏会は未来への飛躍のためにあります。
50を過ぎたドタママの演奏会は思い出作りのための演奏会です。
体の衰えとともに音楽テクニックは悲しいかな、落ちてきます。
でも、でも、中高年の(なんだか女綾小路風になってきてしまったか?)音楽には
人生を生き抜いてきた音楽の魂が宿ってくるのです。
若い人にはない、魂の歌、そんな歌が歌えたら、、、と思うのです。

妙に涙っぽくなったり、食欲がなくなったり、食欲がなくなったり、凹んでいるドタですが今日はみんなとおしゃべりして少し元気になったかな?
本番では私なりに最高の演奏がしたいですが、あまりプレッシャーにならないようにします。
応援してください!

すばらしい出会い

2007-02-13 23:08:17 | Weblog
私は人との出会いが大好きです。
今まで私は何千人の方と出会ってきたのだろうか?
そしてこれから又、どんな出会いがあるのだろうか?
そんなことを思うとわくわくして来ます。
ブログをはじめて、そして昨年からミクシを始めて、いわゆるミクシ中毒かもしれません。
そんな中で、私が今、一番、心打たれたブログがあります。
アメリカに在住のベース奏者ガク さんのブログです
ベンさんの存在を知った経緯はREOさんのミクシからやはりギタリストのHIROさんと知り合い、HIROさんの紹介でガクさんのブログを教えていただきました。
ガクさんのブログを読ませていただきますと、音楽の真髄を考えさせられます。
音楽とはテクニック+神様がその人にお与えになった音楽の魂。その二つが
あってこそ、人を感動させる、音楽になるのではないかと思うのです。
ガクさんのブログを読んでいきますと文章から彼の音楽の魂を感じることが出来るのです。
文章から音楽が聞きたいと思ったのは初めてです。
ありがとう。ベン 自閉症の子供を持つミュージシャンinニューヨーク

ヒロ君の旅日記、アキちゃんの詩更新します。

2007-02-12 23:49:05 | Weblog
ヒロ君はどこかに出て行ってはノートにぎっしり旅日記をつけています。
自閉症の子はいろいろなことにこだわる。と言われますが。
悪いこだわりばかりでは決してないのです。
旅に行ったら日記をつける。
それがしっかり彼の習慣になったようです。
相変わらず、産地のお菓子のお土産をたくさん買ってきて自分の部屋にお菓子を並べているこだわりにはいささか閉口していますが、、、


あきちゃんは最近、詩を書くことに少し行き詰っていました。
そこで私の下手な即興ピアノでBGMを流したら出るわ出るわ、言葉のシャワーの
ようによどみなく詩の言葉が彼の口から発せられました。
音楽の力は偉大ですね。
私のつたないピアノで言葉のシャワーがあふれてきたんですもの。
レオ君やアケりんさんのピアニストの即興ピアノを聞いたらアキちゃんはもっともっと隠れた言葉のシャワーがあふれてくるかもしれません。
あきたかの詩
ヒロ日記

素敵な中年四人組

2007-02-11 00:52:39 | Weblog
大学時代の合唱団サークルでの同期、素敵な中年四人組で久しぶりに食事をしました。
食事の前に三年前に癌で亡くなった友人のお墓参りに行って来ました。
一足早く、黄泉の世界へ旅立ったk君のお墓でお参りしたら、天から「今日は君達について行くよ、」って言って透明人間になってk君がついてきている。そんな感じが確かにしました。
素敵な中年四人組が食事をしたのは赤坂の木都里亭。
和風会席料理はたくさんの料理でお腹をいっぱいにするていうより一品一品の料理を心ゆくまで味わえ、胃にももたれないので素敵な中年四人組にはもってこいのお料理でした。お品書きには読みなれない漢字がずらり。
勉強熱心な素敵な中年四人組。
読みなれない献立の名前をお店の人に聞いていました、
ワインを飲みながら、学生時代の話、子供の話、そして亡くなった友人k君を偲ぶ話もしました。
木都里亭は亡くなった友人k君がカメ様とコバ様と最後に食事をしたところだそうです。お墓から飛び出して私たちについてきたK君、私たちのたわいもない会話を楽しんで聞いていたにちがいありません。
素敵な中年四人組、これから年を経て老人四人組になっても素敵な老人四人組でいたいですね。



イタリアより無事、帰還

2007-02-09 22:18:55 | Weblog
次男の吉之助がイタリア旅行より帰ってきました。
飛行機に乗っている時間が長くてかなり疲れたようです。
私に似て飛行機があまり好きでない吉之助ですので、11時間も狭いシートの飛行機に乗っているのはつらかったようです。
でも思い出に残る旅ができたようで、夕食をとりながらずっとイタリアの話をしてくれました。
でも日本食がよほど恋しかったのか味噌汁とご飯とかぼちゃの煮つけ
うなぎ、鯵のお刺身、れんこんのきんぴらをおいしそうに食べてくれました。
ユーロが高く、安旅をしている学生の身分ではお土産も思うように買えず、
買ってきたのはワインとパスタとお菓子類。
マグドナルドのハンバーガーセットが日本円で900円もしたそうです。
スリが多く、特に若い女性が狙われるみたいで、バスの中でも日本人の女の子が抱きつかれ、そのすきに財布を盗られたとか、、、、、
フィレンチェの町並みがよかったみたいで、竹野内豊が出演した「平静と情熱の間」にのビデオを見ながら私に遺跡や建物を説明してくれました。
吉之助が私に「お母さん、ヨーロッパは遠いから、飛行機に乗っている時間が長いし、元気なうちに行っておかないといけないよ」とアドバイスしてくれました。
うーん、いつ行こうかな?旅慣れていない私はやはりイタリアに詳しい声楽の師匠芳賀先生にくっついて行くほうがベターかもしれません。
 

今夜は一人ぼっち

2007-02-07 21:04:43 | Weblog
吉之助は卒業旅行と称してイタリア旅行中。
フーテンのヒロ君は四国方面に昨日から旅しています。
昨晩は一人で、何も作る気がせず、夕食はなんとラーメンをすすっただけ。
後の栄養はサプリメントで補おうというずぼらなドタママ。

で、今日は9時までぐっすり朝寝坊をし、体も声も起き上がってない状態で
声楽のレッスンに行きました。
案の定、体が硬く声が伸びていないのが自分でも歌っていてわかります。
最後はスタミナ切れでした。
30代のころは、多少夜更かししても、お酒の飲みすぎても、かえってお酒が入ったほうが高い声がよく出るわ。なんて平気で豪語していましたが、更年期の真っ只中、自分の体の調子で声がまったく変わってしまうのです。
声がこんなにデリケートなものだと最近、わかるようになりました。
サプリメントで栄養を補ってもやはりちゃんと食べないと体からエネルギーが出ませんね。
といいうことが今日の自分の声のスタミナ切れでわかり、今夜は一人ぼっちでも
ちゃんと夕食を作りました。
で?何を食べたの?
味噌煮込みうどん。かぶの葉とうすあげの炒め物。納豆。これだけ?
そうです。
家族がいないとこんなに手抜きになってしまうのです。
明日はヒロも旅から帰ってきます。
吉之助も明日イタリアから帰ってきます。
息子たちの旅の土産話で久々に明日の夜はにぎやかなにるかな?

さよならコンサートのチラシが出来ました

2007-02-03 21:02:16 | Weblog
4月のさよならコンサートまでもう2ヶ月がきったのですね。
最近は時間が新幹線いや飛行機かな?に乗っているぐらい、超特急で過ぎていく感じがします。
時間の速さは昔と変わらないのに、私の動きが昔よりスローなので思わず
「時間よ、もう少しゆっくり進んで!」と言いたくなる気がします。
4月1日の私のさよならコンサートのチラシが出来上がりました。
このチラシはアンサンブルドルチェの代表。ギターの先生でもある西のさんの、お弟子さん、アオキさんに作っていただきました。
私より20歳も上なのに、そんなお年を全く感じない、とても素敵な女性の青木さんです。
このお年で(失礼!)こんな素敵なセンスのいいチラシPCで作ってしまわれるなんて驚きです。
私の雰囲気に合わせて周りの花のカットもいろいろ工夫してくださいました。

横浜に住んで20年。
つらいときも、悲しいときも私は歌があったから楽しく乗り越えて過ごしてきました。
横浜に来た当初は一人ぼっちだったのに、今は音楽を通しての仲間がたくさんいます。
決して私の歌はうまいとは言えません。
でもコツコツと芳賀先生のもとでレッスンしてきて、歌う心だけは誰よりも負けません。
コンサートは私と共に音楽活動をしてきた仲間と一緒です。
横浜で最初で最後のドタママのコンサート。
是非、足をお運びください。
時  4月1日 日曜日午後2時開演
場所 岩間市民プラザホール (相鉄線 天王町下車徒歩1分)

問い合わせ goo422@mail.goo.ne.jp (ドタママ)