ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

加納天満宮の秋祭り

2012-10-28 21:03:17 | Weblog

加納天満宮のお祭りが春祭りから秋祭りに変わって10回目のお祭り。

私も岐阜に引越しして初めて、天満宮の秋祭りを昨日見に行ってきました。

加納の町は閑散としているのに、天神様(地元では天満宮を天神様と呼んでいます)の境内は異様な盛り上がりで、驚きました。

高山祭りのからくり人形も顔負けの山車。金ぴかの立派なおみこしがずらりと並んでいました。

神主さんのお払いを受けて、まずは山車がぐるっと一回転して、動き出しました。

その後、地元小学校や中学生も参加して、神楽天神舞踏で境内を踊りながらすすみました。

私の知人のミカさんが踊られるので、写真を撮りました。素敵でしたよ。

ハッピを着た子どもたちや、いなせな格好の若い衆や女性たち。平安装束の神主さん

みんな、いきいきして目が輝いています。

お祭りは子どもも青年も、妙齢な女性も、お年寄りも、心が一つになって、楽しめる行事です。

しかし、境内の外は、町は相変わらず祭りとは縁遠い雰囲気です。

確かに秋の天神祭りは真新しいおみこしも出来、県外からも御みこしを担ぎに来られます。

でも私たちが子供のころの天神様の春祭りは、町全体がお祭り一色でにぎわっていました。

お祭りの日は、お赤飯をたいて、ご馳走を家庭で食べるのが一年の行事でした。

今は、秋祭りは天神様に出向いて、お祭りを味わう。ようになってしまいました。

天神様の秋祭りを起爆に、加納の町がもっと活気を取り戻してくれたら、、、と思いながら、お祭りを後にしました。


岐阜の鵜飼いに行って来ました。

2012-10-14 20:50:33 | Weblog

昨日、ヒロ君と一緒に鵜舟で鵜飼い見学を楽しんできました。

鵜飼いは5月の初夏から梅雨の時期を経て盛夏、そして10月15日まで開かれますが、その季節季節によって

趣が違うものだなあ、、、と改めて感じました。

しかし、「おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉」と詠った芭蕉の句がぴったりあてはまる鵜飼いは、10月。

まさに鵜飼いが終わってしまう今の季節 だと思うのです。

少しひんやり肌寒い川風を受けながら、鵜舟はゆっくり、静かに進みます。

すっかり暗くなった川に突然、目の前に、ドーンと花火があがりました。

あんなに間近で花火を見たのは初めてです。

ヒロ君も手を叩いて大喜びです。

 

そこはかとなく暗い秋の風情が漂う長良川。

しかし、私たちの乗船した屋形船は、親しい仲間が集って、ワイワイガヤガヤの熱気でいっぱいでした。

ヒロ君もとても楽しかったみたいで、写真のようにすごくいい笑顔をしていました。

食事が終わった頃、鵜飼いの舞台の始まりです。

暗い川べりに、たいまつの火が煌々とあたりを照らして鵜舟が私たちの屋形船の前に進んできました。

本当に私たちの目の前で繰り広げられた鵜匠と鵜のショー。

鵜が愛おしく、可愛く見えました。

鵜飼いが今年も終わってしまうという、せつない気持ちが、以前より、ことのほか愛おしく可愛く感じられたのかもしれません。

横浜から岐阜に引越しして5年の月日が経ちました。

お友達もたくさん出来て、すっかり私も岐阜の地に染まっています。

今年は岐阜のいい場所をたくさん見つけました。

板取の四季の森。山県のハーブ園、、、、

最近、ブログのほうはご無沙汰していましたが、又、岐阜の情報をたくさん発信していきたいです。