ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

お客様は神様です。

2005-03-22 01:06:25 | Weblog
「お客様は神様です。」昔、演歌歌手がそう言っていたなあって思い出します。
コンサートは来ていただいて成り立つものです。
聞きに来てくれる方がいなかったら、コンサートはただの普段の練習になってしまいますよね。
特に狭い空間のライブの場合、コンサートはお客さんと演奏者と一緒に場を盛り上げていく
ものだと思うのです。
お客さんの反応がなかったら、演奏者ものりませんし、その反対で演奏者、プロデュースする側が
惰性的な演奏、進行をしていたら、お客様も居眠りを始めるでしょう。

声楽のコンサートに行くことが多いのですが、はっきりいって、オペラの某有名な団体のコンサートは
つまらないです。
演出する側がお客様のことを考えていない。演奏する側のことしか考えていない。なあと思うことが
多々、あります。
つまり、心が通っていないコンサートが多い、のです。
圧倒的に多いソプラノの競演。
つい私も自分が声楽やっているからでしょうか、批判的に聞いてしまうのです。
そんな時、批判的に聞いてしまう自分がいやになったり、、、、
つまり、競演にならないような演出にしなくてはいけないと思うのです。
クラッシクとジャズの枠を越えた演奏会、そんなのいつか演出してみたい、と思うドタでした。