ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

ヒロ君授産施設最終日

2007-07-31 22:21:44 | Weblog
6月から通い始めた授産施設も明日からヒロ君はクリーニング会社に就職のため
今日が最終日でした。
ヒロ君は授産施設で職員の方に親切に指導していただき、とても楽しかったようです。
入った当初はお給料がわずかしかもらえない。とヒロ君にとっては不本意の入所でしたが、今日は「みやこ(授産施設の名前)を離れるのはつらい。
宿泊訓練で北陸も行きたかったのに、、、」と言っていました。

新しい仕事をつかむ前に必ず、楽しい思い出とは別れなくてはいけないときがありますね。
ヒロ君はお気に入りの職員さんとのお別れがつらいみたいです。
みんな若いうちは出会いももちろん大事だけど、別れを経験して大人になっていくんだよ。とヒロ君に言いましたが、、、、

若い時期はこの経験ってわかりませんよね。
ドタママぐらいの年になって、ふりかえったら別れの経験大切さもよくわかる気がします。

明日からヒロ君はいよいよ、仕事始め!
初日ぐらい会社に挨拶に言ったほうがいいのかな?と思いましたが
支援センターの方に「いやいや、もう立派な成人ですから一人で行かせてください」と言われました。
その代わり、支援センターの方が明日は会社に行ってくれるそうです。

そうですね。いつまでも私にとっては子供のままのヒロ君ですが
あさって8月2日でヒロ君も26歳なんですもの。
もう今までみたいに私がいつもヒロ君の影武者みたいについて歩くことは
卒業して自立への道をヒロ君も歩んでいかなくてはいけないのですね。
世話を焼くことのほうが母親としては精神的には楽なのかもしれ
ません。
いかにヒロ君を一人で自立させていくか、これが私のこれからの課題かもしれません。

ドタママご一行京都上洛

2007-07-24 23:11:17 | Weblog
ヒロ君の就職が決まったので、家族3人で(横浜にいる吉之助を除いて)関西に小旅行に行ってきました。
リュウパパと旅するときは必ず青春切符を使います。
ご存知の方も多いと思いますが、青春切符とは学生の夏休み春休み冬休みの期間にあわせて、5枚つづりで11500円で発売されます。
24時間以内なら一人当たり2300円で普通列車でどこまでも行けてしまうありがたい?切符なのです。
ドタママご一行は朝7時8分発の列車で大垣で乗り換え。米原で乗り換え。
のんびりした列車の旅を楽しみました。
どこへ行こうか何も決めていない気ままなぶらり旅。
京都に行くつもりが途中で予定を変更して新婚時代から8年間住んだ大阪茨木まで行ってみることにしました。
茨木はヒロ君が幼稚園まで住んだなつかしい街です。
当然ヒロ君もよく覚えていました。
というかヒロ君は今までも一人で深夜バスに乗って茨木に何回も来ていたようです。
20年ぶりの茨木市。
阪急茨木駅は高架になって、立派な駅になっていました。
駅前によく買い物に言った商店街にも立ち寄ってみました。
魚が山盛りで安かった魚神もまだありました。
買い物評論家?の夫いわく、「当時ほど割安でない」そうです。
店は広くてきれいになっていましたが、昔は大阪らしい客と店員の値段の交渉が行き交い,活気がみなぎっていたように思います

一通り茨木駅周辺を回ったドタ家族は足早に茨木を去り。、
そうそう、
エスカレーターが関西は右がゆっくり行く人。左を急ぐ人用にあけていくのですね。
岐阜も関東も逆なので一瞬戸惑ってしまいました。

阪急電車でいざ京都へ。
学生時代の思い出のいっぱい詰まった京都。
リュウパパが眠眠の餃子が食べたいというのでさっそく行ってみましたが
夕方からでないと、お店がやっていないということで、私の大好きなイノダコーヒー本店に行って来ました。
リュウパパとデート2回目で行ったところです。
当時、「美味しい美味しいコーヒーだ」と言っていた夫に私がイノダのコーヒーをプレゼントしたことがあるんです。
今から考えたらズボラな夫がドリップしたコーヒーをフィルターでこして飲むわけがないなあと、、、、
大体、私からプレゼントするなんて今の力関係が2回目のデートで決まってしまった訳です。

せっかちな夫と行動をすると、ゆっくりコーヒーの雰囲気を味わうことも出来ません。
イノダを後にして寺町京極へ。
なんとちょうど、花鉾巡業?が繰り広げられ、見ることができました。
祇園祭というと宵山、山鉾巡業が有名ですが京都は7月は一ヶ月、祇園祭のいろいろな儀式があるのです。
花鉾巡業は初めて見ました。
お囃子の車、白くおしろいを塗った稚児たちがいろいろな衣装で練り歩きます、
あでやかなかつら姿の女性も誇らしげに前を見据えて乗っています。
いかにも京都らしい光景に私もリュウパパも感嘆の声をあげていました。

花鉾巡業の列が過ぎ去って、寺町京極というと、すきやきのキムラヤを思い出しました。
私が学生時代だったころ、もう35年前でしょうか。
当時は三嶋や?は高級なすき焼きや。キムラヤは学生たちが気軽に手ごろな値段で食べられるすき焼きやでした。
もうないだろうと思ったら、ありました。
なつかしいキムラヤの看板が!
お店はまだ開いていませんでしたが、キムラヤの看板を見ただけでなんだか胸がキュンとして、昔の自分と店の前でご対面した気持ちになりました。

玄関の門口につるす「ちまき」を買いました。
京都のちまきは食べるちまきでなく、無病息災お払いの意味で一年間門口につるす
のです。

祇園、八坂神社を歩き、二年坂、三年坂を歩き、清水寺へ。
清水寺は観光客は日本人よりほとんどが中国人や韓国人。
中国語や韓国語が飛び交って、古都京都が一瞬、外国にいるような錯覚に陥るほど
ほどでした。
梅雨の明けた京都は非常に暑い。
これだけ歩いたらもう帰るしかありません。
暑さと足の疲れでタクシーで京都駅へ直行。
せっかちな夫との旅行はあっという間に終わってしまいました。
でも久しぶりの関西。
次回は一人でお忍びで、ゆっくり回るつもり。


ヒロ君、就職決まる!

2007-07-19 18:48:46 | Weblog
ヒロ君がクリーニングの会社に就職決まりました。
今朝、支援センターの方と一緒に直接、会社へ工場見学兼ねて面接もありました。
横浜で老人ホームで洗濯の仕事にかかわっていたのでその場で採用が決まりました。
社長さんは厳しいけどとても面倒味のある方で多くの障害のある方を雇用されています。仕事場の雰囲気が
忙しくて大変だけど皆さん生き生きと働いておられました。
家からも自転車で15分ぐらいで地理的にも好条件です。
おまけに会社の前が○○健康ランドがありヒロ君の大好きな銭湯も仕事で汗をかいたらすぐ行くことができるのも好都合です。
8月1日からまずはトライアル雇用です。
仕事は大変だけど、ヒロ君、自立にむけてはばたいていってほしい。
ドタママは生きている限りあなたを陰でサポートしていきますね。ドタママとヒロ君の人生航路はまだまだ
続きます。

トスティの歌曲大好き。

2007-07-18 20:09:39 | Weblog
朝起きたら、なんだか体がだるく、のどが痛い。
珍しく夏風邪をひいてしまったのか、それとも疲れが出たのか?
ヒロ君を送り出して、掃除をして、少し横になりました。
でも普段、動き回っているから、じっとおとなしく横で寝られないドタママ。
むくっと起き上がって、ピアノの前に座りました。
先日、ラヴィアンさんのコンサートで歌われたトスティの歌が歌ってみたい心境にかられました。
久しぶりにトスティの歌曲集をひらくと、題名だけでなんだか、心が癒された気がしました。
「さようなら」「別れの歌」「私はあなたを愛したい」「愛の嘆き」「最後の口づけ」「魅惑」「私を思い出してほしい」「秘密」などなど、、、、、
そういえば学生時代は、恋をしたり、失恋したらトスティを一生懸命歌っていたっけ。
もう恋には無縁のドタママだけど、なんだか昔の彼?を思い出したりして、今日はピアノでひいて歌ってみました。
バラード調の旋律に叙情的な詩は心も体も癒されます。
しばしトスティの世界に入り込んで、かたっぱしから、歌ってみました。
私のお勧めのトスティの歌。
先日ラヴィアンさんが歌われた「夏の月よ」も今の季節にぴったり。
「セレナータ」は元気が出ます。
「くちづけ」は旋律が非常に美しい。
「薔薇」もあまり歌われないけれどきれいな曲です。
気持ちをクールダウンして最後に「祈り」を歌うと気持ちが浄化された感じがして
重たかった体も頭もすっきりするのです。

風邪薬をこの数年、飲んだことがありません。
大体、サプリメントと音楽で治しているドタママです。
音楽はドタママにとって心と体のビタミン剤なのです。
トスティ大好き!


ラビィアンさんのリサイタルにエビゾーさんと行きました。

2007-07-16 19:19:54 | Weblog
横浜山手のイギリス館で私の声楽仲間のラビィアンさんの演奏会に行ってきました。
エビゾーさんと横浜で待ち合わせして一緒に行きました。
ドタママが案内役なはすなのに、JR石川町で降りて、行き方がわからなくてウロウロ、坂のきつい道を汗だくで登りきり、イギリス館に着きました。
イギリス館内はなつかしいアンサンブルドルチェの仲間、西のさん、いつもコメント入れて下さるpiyokoさん、マリ子さんがかいがいしくお手伝いをしていました。
アケリンさんもいらしたのでホールの最後尾でエビゾーさんも含めて一緒に演奏を聞きました。
ラビィアンさんは一部は淡いピンクのドレスに髪もすっきりアップでまとめられ、清楚できれいでした。
夏にふさわしい曲がイギリス館に響きわたり、さわやかな風がラビィアンさんの声とアミノさんのピアノ伴奏にのって運ばれてくるように心地よかったです。
よく二人で伴奏合わせをされてきただけに歌とピアノの音のバランスもよかったし、お二人の意気が合っていましたね。
一部が終わって紅茶と手作りのマドレーヌをいただきました。
素敵な洋館でいただくお菓子の味は最高ですね。
2部は白のドレスにお召しかえされ、日本歌曲中心に歌われました。
15曲を見事暗譜で歌われ、最後は私も「やったね。よく頑張ったね」と心で叫んでいましたよ。
私もラビィアンさんも同じ50代。
演奏会までにはいろいろな事がおこるし、
歌以外のやらなくてはいけないことが山ほどあります。
そんな状況の中でも歌いきった自信は又、自分が生きていくなかですごい自信となるのです。
四月に演奏会で歌った私自身がそうでしたから。
さわやかな演奏を聞いた後はエビゾーさんとアケリンさんと三人で元町をショッピングしました。
かわいいワンピースをアケリンさんが見つけ、私もつられるように店内へ。
かわいいワンピース。いつもの癖で値札を見るドタママ。-「安い!」アケリンさんとドタママはエビゾーさんを待たせて、試着室へ。
同じデザインの色違いのワンピースを二人で買いました。
アケリンさんは茶色。ドタママは紺色。
いつか今日買ったお揃いのワンピースを着て演奏会出たいね。と話ながら元町を後にしました。
横浜の仲間に会え、たくさんのパワーをもらって又明日から岐阜で頑張ります。

ヨガ教室に通いだしました。

2007-07-13 09:49:47 | Weblog
以前から習いたかったヨガ教室に通いだしました。
全身を鏡でまともにみたことのないドタママ。
現実の自分の姿に愕然。
いくら精神年齢が24歳でも鏡の私はどこから見てもドタおばさんです、
キューピー人形のような体型のドタママ。
キューピー人形はかわいいけど、どうみても
キューピー人形が年をとったような感じですー。
食事を減らしてのダイエットは上半身ばかり痩せて、やつれて逆にドタおばあさんになってしまうので、ヨガで使っていない筋肉を鍛えてドタお嬢さんになれるよう頑張ります。
背筋を伸ばしてお腹をパンパン叩くだけでも非常に効果があるそうです。
今日も朝からドタママが「イチ ニイ サン」と掛け声をかけながらお腹を叩く音が家中に響いています。


ドタママ・ウエルカムパーティー

2007-07-09 23:31:01 | Weblog
一昨日の七夕の土曜、中学。高校の同級生
くみちゃん、とっちゃん、ちかげさん、みっちゃんがドタママが故郷岐阜に戻ってきたことを祝ってウエルカムパーティーを開いてくれました。
お互いに顔のシミ、シワは生きてきた年月とともに増えてきたけれど、精神年齢は20代で止まっている私たちです、
ましてや、中学生、高校生時代の話を始めると、もう心も気持ちも顔の表情も完全に美しい?十代です。(そう言えば昔、三田明が美しい十代って言う歌、歌ってたなあ)
金華山のふもと近くの後楽荘の美しい庭園を眺めながら、美味しいお料理をいただきながら、旧友との固い絆を強く感じました。
三十代四十代、無我夢中で子育て、仕事に明け暮れてきた私たち。五十代になって、これからほんとうに友達の存在のありがたさがわかってくる年代だと思います、
友達と共に、楽しい人生を生きていきたいです、



かわいい来訪者(岐阜第一号!)

2007-07-08 21:44:28 | Weblog
金曜日の夜遅く、関東での声楽仲間のやよいさんが、岐阜の我が家に
来訪しました。
翌日、名古屋でのオーディションを受けるため、我が家に泊まってもらいました。
ヒロ君は横浜でも東京でも何回もやよいさんに会っているので、
会うのが楽しみで、ヒロ君のお得意のレアチーズケーキを作って冷蔵庫に冷やして
やよいさんが来るのを今か今かと待っていました。
私と違って、人に会うことが嫌いな夫もかわいい、やよいさんの来訪に
ウキウキです。
いつも拭いたことのない窓を拭き始めたり、、、、

9時過ぎ、岐阜駅にやよいさんを夫の運転で迎えに行きました。
ウキウキだった夫なのに、いざやよいさんに会っても恥ずかしがりやの夫は、ほんの数秒
挨拶して2階へ行ってしまいました。
それなのに、それなのに、不思議です、
翌日、やよいさんが帰ってから私に、「やよいさんってかわいいなあ、
少女みたい。
しゃべる声がかわいいなあ、、、、、」ですって!
いつの間に、やよいさんを観察していたのだろう?
今回は本当にあわただしい来訪でゆっくりしてもらえませんでしたが、
次回はゆっくり滞在してもらい、岐阜の名所を案内したいと思います。
岐阜も歴史あるいい街です。
素敵なお店も昔からの老舗のお店もたくさんあります。
もしかしたら観光客の多すぎる京都より、落ち着いてのんびり街を歩くことができるかもしれません。
みんな岐阜に遊びにいりゃあよ。!

ヒロ君2度目の面接に挑戦

2007-07-05 23:18:10 | Weblog
一昨日は岐阜に帰る前に東戸塚の福祉施設ひかりでギターの西のさんと一緒に演奏してきました。
連日の音楽三昧の生活で少し疲れ気味のドタママでしたが、利用者の皆さんが思いっきり大きな声で歌ってくれ、踊って、歌って、くす玉割ってとのりのりの楽しい一時間を一緒に過ごすことが出来ました。
つよしくんにモーニング娘をリクエストされたから次回はモーニング娘のラブマシーンの曲に合わせて歌って踊る練習をしておきますね。

今日はヒロ君の企業面接2度目の挑戦でした。
大垣のハローワークで面接がありましたが、特例子会社で社員採用なので
応募者がたくさんでした。
ヒロ君はコミュニケーションに障がいがあるので、初対面の面接官と話をするのが苦手で同伴したドタママはそのたびにやきもきするのです。
あまり親がしゃしゃり出てしゃべるのもいかがなものか?とも思うし、
あまり黙っていると場が持たないし、むつかしいです。
企業面接もお見合いと一緒。
お見合いを15回も経験して結婚したドタママ。
ヒロ君の面接も気長に考えますね。
岐阜のハローワークの方も支援センターの方もとっても親身に考えてくださっています。
うれしいです。

横浜では音楽三昧

2007-07-03 17:48:20 | Weblog
横浜で忙しい五日間を過ごし、岐阜に戻る新幹線内からモグログ投稿しています。横浜ではまさに音楽三昧の日々.
土曜はロックのライブ。
そして昨日は東京でオペラライブハウストナカイに音楽仲間のヤヨイさんが出演するのでアケリンさんと聞きに行って来ました。
クラッシック歌手にとってはあこがれのライブハウストナカイです。
ここから有名になったオペラ歌手の方もたくさんいらっしゃいます。
先月に続いて二回目のヤヨイさん、
テナー歌手二人の方と共演しました。
彼女のコロラテューラの高い声がよく伸びてきれいでした。
私が彼女に出会った頃に比べて、数段うまくなっています。
声に色がついてきたと表現したらいいのでしょうか?
音楽の表現力もついてきました。
そして彼女が以前に比べて、歌うことに対する自信が出来てきたこと。歌うことが大好きになったこと。
これが一番大きい成果だと思います。
歌に限らず、音楽はその演奏家の人格そのものが反映されます。
思いやりのある気持ちのある人の演奏は
人の心を癒します。
パワーのある人の演奏は人を元気にさせる力があります。
演奏家はその両方を持ち合わした時、人の心を動かす演奏が出来るのではないでしょうか?
ヤヨイさんはとても思いやりのある優しい感性を持っています。
私は彼女に元気パワーだけは送り続けてきたつもりです。
優しい感性、ドタママの元気パワー?でこれからどんどん活躍していってほしいです。
ということで横浜ですっかり気持ちが若返ったドタママです。