芸能人の才能査定ランキング「プレバト」木曜夜家にいる限り見てます。
特に俳句を才能査定する夏井いつき先生の大ファンです。
超辛口で、それでいてなるほど~と勉強になります。
俳句ってこのように作るのかというのが今にしてよくわかります。
子供が小さいころ俳画を習ってました。
筆遣いのほかに、ものなべて漫然と見てるのではなく、しっかり観察するということを学びました。
花がどのようについてるのか葉っぱは何枚あるのか、ちゃんと見てないと描けません。
絵を真似て描くので必死でとても俳句まで作れませんでした。
そうした時期よりもっと前、1970年代終わり頃、短歌の会の末席をけがしてました。
勤務していた会社でその会の担当をしていたから^^
当時、ホンマ才能なくて短歌作るの苦痛でした。
短歌、和歌といえば、高校時代に百人一首を丸暗記させられた記憶しかなくて。
鑑賞するなんてもってのほか、全く興味なかった若かりしころだったのでした。
それでも毎月開催される会に出席する前に、2首づつ事前に提出しないといけません。
それはそれは必死でひねり出してました。
ほとばしるようにわいてけぇへんねんもん。
当日全員の歌を記載された印刷物には、誰が作ったかはわかりません。
好きな歌を選び、全員が一人づつ感想を述べていきます。
そして主宰者の禎子先生の評を拝聴するのです。
その禎子先生が、まさにあのプレバトの夏井先生とご一緒でした。
懐かしく思い出し、当時の作品をチラッとご紹介。
一人24首づつを選んで、公文短歌同好会作品集第一が発行されたのは1980年のことでした。
私の歌のタイトルは「飛行機雲」
1970年代半ばに松任谷由実さん(あのころ荒井由美さん)の最初のアルバムが出てそのなかの飛行機雲がお気に入りでした。
それをそのまま頂戴してます。
そして、歌も赤面ものばかり。
それがどうした、といわれそうなものばかりですね。
そんなわけで、皇室の「歌会始の儀」もさっぱり興味ありませんでした。
「皇后美智子さま 全御歌」でこんな解釈あるのかと感心してよませてもらったブログ、へぇ~と読ませていただいてます。
「大部屋」のうた。
ところで、年末にこの番組で、芭蕉と蕪村の俳句を取り上げていました。もちろん有名な句ばかりでしたが、これがとっても分かりやすい。平易な言葉なのに、その情景が目の前に浮かぶのです。
私のような者でも感動するんだから、やっぱり芭蕉や蕪村はすごいな~と思いました。
を詠んだと聞きますね。
神話の世界から連綿と続いて驚くほかありません。
どんな句でも先生が添削(というのかしら?)すると名句になってしまうんですよね。
ホントに面白く見ています。
皇后は歌人として上手いなと思っている一人です。
そうですか秋篠宮の御歌が少ないんですか、写真でも次男は長男より枚数少ないですよねw
ホント日本の象徴です。
ご結婚で天皇家の格は下がってしまいました。
私は視聴したことないのですが、最後に俳句ですか。
すらすら詠めるひとうらやましいわ。
芭蕉に蕪村は、行く先々で句碑に出あいますが、イメージわきますね。
ホンマにドンピシャで一瞬を切り取ってさらに奥行きありますよね。
これを入力するときに、「やくも」とにごらないと八雲とでません。
でも皆、「やぐも」と言ってるように聞こえるんですけどね。
八雲神社からさらに淀川堤防近くまで行くと、 八坂瓊神社(やさかにじんじゃ)があります。
なんかスゴイ歴史詰まってそうでしょう~
佐太天神や津嶋部神社もありますよ。
その佐太天神には、与謝蕪村の句碑ありましたわ。
窓の灯の 佐太は未だ寝ぬ 時雨かな
http://blog.goo.ne.jp/goo3820/e/e9b08377307b467caaf551f2614016fa
プレバトの俳句の評価では、私は未熟なりに、専門家の夏井先生の評価と観点が違うこともありますが…。
NHK文化センターの京都教室には山ほど口座があるのですが、5月28日(土)15時~17時に、なんと夏井先生の「夏井いつきの赤ペン俳句講座」(一般3996円)があるそうです。行ってみたいですが、28日は毎月お不動様の護摩会なので、残念ながら行けません。他に今売れてる「嫌われる勇気」の著者ですか、岸見一郎さんの講演(4月10日)とか、「加賀美幸子と読む徒然草」(3月とか6日)とか、ユニークな講座がたくさんあります。今まで病気や介護で余裕がなくてどれにも参加したことがないのですが、おざささんを見習って、できることをしたいという気持ちはあります。
何事もそうでしょうが、人の作品を評価するというのは難しいですよね。
それを表現するのに相手を傷つけないよう伝えるのも至難の技。
俳句の夏井先生はその辺さらっと上手に批評されるのも参考になりますね。
人それぞれ、人生のいろんな局面で大変な時期あるでしょう。
私の場合はどっぷり浸かりきれないタイプで、それはそれ、これはこれと切り離せる性分のようです。
きっとこの方が生きてて楽かも。
同じシチュエーションはそうそうないですから。
>できることはしたい ですね。