秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

鳥海山の大物忌神

2016-07-15 | 古代史のミステリー


今回のツアーは仙台空港から宮城県の観光バスで
ナンバープレート223
そして鳥海山は標高2,236メートル。

鳥海山五合目鉾立展望台より頂上を望み記念撮影





鳥海山は姿が美しく出羽富士とも呼ばれ日本百名山のひとつです。
東北一の独立峰で、山形と秋田の県境にあるため
秋田県では秋田富士、山形県では庄内富士。
山麓周辺の人々の守り神として古くから崇められてきたのは、その雄姿と度重なる火山活動にあります。

直近では1974年 水蒸気爆発、小規模な泥流は少なくとも6回。
鳥海山史によれば578年から717年の約140年間ほど活動期だったようです。
810年から939年にかけての9世紀も数々の噴火の記録が残っています。
大和朝廷の蝦夷征服による不安定な治安と重なって、古代から神階奉授が繰り返されました。

元来、鳥海山は山名が無く山そのものが「大物忌神」と呼ばれていました。

鳥海山の噴火は大物忌神の怒りであると考えられ、噴火のたびにより高い神階が授けられたのでした。
大物忌神(おおものいみのかみ)として崇拝されたのは、蝦夷の怨霊を鎮める意味の神名だそうです。






鳥海山大物忌神社の社伝では神宮外宮の豊受大神と同神だと。

なんでかなぁと検索してみました。

・大物忌神を祭る神社は全国でも10社もない極めて珍しい神である
・鳥海山の大物忌神社では、大物忌神は豊受大神・広瀬神などと同神とする考えがあると記しているが、その根拠は示していない
・いずれにしても大物忌神とは、巫女のような役目の女神である
・大物忌命は大津皇子と大来皇女事件が契機となって誕生したと推定される
・伊勢神宮の外宮と内宮の斎宮としての位置関係 
・聖童女「大物忌」が御饌都神としての大物忌神の実体

詳しくは→女神・大物忌命でご覧ください。



5 コメント

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よかった。 (りひと)
2016-07-26 16:20:10
本当凄い。伊豆の地震で不安でしたが行って紹介して頂きうれしさ感じます。
大事なところだと思います。2477
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Unknown (たぬき)
2016-08-24 17:02:50
あらゆる既成概念に捕らわれず想像力、妄想を逞しくして、、、、

鳥海山。チョウカイサンと読まずにトミヤマ。と読むと謎々のヒント、糸口と成りそうです。
神の実体も
トミ(トビ)大王家(神武天皇の弓先に飛来したのはトビ大王家の統治支配権力(金色に輝く(=大王統治権)鵄(トビ)))の斎祀る神、、、三輪山の神と同じ。
大和朝廷に逐われた出雲(物部)の民と神。(秋田県は秋田物部の本拠地)
トミのナガスネヒコ(中(長、那賀)の国(我が国の古名)の大王くらいの意味)=倭大国主命

出雲神族(カモ族)らが信奉したのは三体の最高神。
クナト(最高神)、サビラ(后神、荒魂)、サロヒコ(別神、御子神。猿田彦/聖天ガネーシャ)
これが大和朝廷に取り込まれ改変させられ更にバブるして八十万神から更に八百万神に。遂には本性、本質が不詳にさせられた。


(クナトの大神(最高神))=天御中主尊=国常立尊=豊受大神=イザナギ尊=高木神/神魂命=天照皇大神
海部氏勘中系図
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たぬきさんへ (ulala)
2016-08-24 22:08:11
大神神社は少なくとも年に一度はお参りいきますが、三輪山には一度だけ登りました。
その三輪山の東の方に鳥見山ありますが、ここも繋がってて、気になってたのか。
芭蕉も巡った出羽三山の記事で、出羽国の由来や、鳥海山はもとは鳥見山だったと書きながら、何かワケありそうだと気になってました。
http://blog.goo.ne.jp/goo3820/e/233d603f10e8d3037e9472943ee8e03a?fm=entry_awc

この度教えていただいたことによれば、トミ、トビの二つの大王家があったことに起因しているということ?
日本古代史のミステリーは奥深いですね。

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出羽富士 (りひと)
2019-01-20 10:01:19
うわあ、そうだったんですね。各地富士山があるってのがまた繋がりそうですね。

大津皇子で検索かけたら思わぬヒントがありました。大物忌神社に関わる可能性あるんですね。

多分、怨霊って感じにしたかったのかな?
火山等は自然神なので人間の動きや恨みなんて関係ないのにね。確かに因縁等はあるかも?ですけどだから怖いっていうのは逆に何か手を汚した方だけの話です。善良市民は全く関係ないし、怨霊おさめたら変わるというのもおかしいです。

ならば自然も行動、噴火も地震も生きているからしょうがない。そこで生きるならただ合わせるだけと思っていざという時に知恵で生き延びる事を考えて行くべきですよね。

確か伊豆の方でも事件等と連動して噴火がありそれにより神の階級上げたりなんて事してますけど、これもその筋の巫覡巫女が笑ったりしなかったのかしら?

イノシシ年は地震が多いですから注意して備える事。そのタイミングで事件とか現世でも合わせてきたらちょっとすり替え?やましい事ある?って今年を思った方がいいかもしれませんね。
気付きを頂けたら受け入れるしか人間にできないけど、やましい事がある人の評価で流されないようにしたいですね。1089

という事で大津皇子はやはりクーデターで失脚、そしてそれを将門と一緒で今後の未来の為に援助して貰うたる人神になりますね。恨んでいるのはその筋だけ対象なので、全体の明るい未来を知的であれば望んでいるはず。恨みなんてないかも?
敬意とマナーは重んじ、その筋の方に取り継ぎお願いすれば鳥海山、トミのお山は強い神になってきれそうですね。
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りひとさんへ (ulala)
2019-01-20 13:20:42
鳥海山山麓のあがりこ大王会いたいと、このブログ始めた頃から願ってました。
それが実現したウォークツアーで印象深いものでした。
この記事の一つ手前に、鳥海山フォレストだったかのホテルに宿泊して、徳仁親王が平成18(2006)年宿泊されてて、山道も整備され歩きやすくなり皇太子道だと書きました。
あの時にも思いましたが、ホントに山を愛されてるのかなと。
大物忌神山の神様はきっと厳しいとこも持ち合わせておられるでしょう。
登りやすい山道整備されたとこ歩いて、山の神様は山を舐めるなと苦々しく思われ、応援したくなるか、呆れられるか。
大津皇子との繋がりもあるのなら、次の天皇譲位はいかがなものかと、日本の行く末が案じられます。

琵琶湖西岸の日吉大社にも大物忌神社ありますね。
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