花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

京都と日本文化の伝承と歌舞伎役者の案内でTV見物

2019-10-09 09:23:15 | Weblog

近頃のTVの豪華さには驚きますね、、、

京都をめぐる日本の歴史文化の散策で

子供の頃を思い出しました。

60年ほど前、、、私は和歌山県に疎開していたのです。

京都とはご縁があり、あの頃rは

京都大学の名医の先生にかかっていたので

月単位、年単位で、京都暮らしを体験していました。

母はあちこちに連れて行ってくれました。

平安神宮に近いお茶屋さんで

くずきり、、、美味しかったです。

 

小松川高校の修学旅行も京都でした。

無給医だった大学院生の主人との結婚は

新婚旅行で3日間ぐらいの京都見物でした。

 

あれから、、、今年は金婚式にあたる50年が過ぎました。

 

北海道で2年ぐらい過ごして、実家に夫婦で帰るつもりの結婚でしたが

いつの間にか50年が過ぎていました。

京都が恋しくなる季節は「紅葉の見事な頃でした。」

 

寺院の庭は素晴らしく、二畳しかないお茶室で

二羽を観ながらお抹茶をたてていただきました。

御池の方で学会があると、申し込んで京都の散策を楽しみました。

息子が医科大学生だったころ、京都の東寺に行きました。

TV画面で観ながら、歴代の天皇様の歴史を大切に学問されたことが

今日の京都の文化を維持されてきた大きな要因だったことが

坊様の言葉で説明されていました。

TVでなければ、、、観光旅行ではとてもとてもたどり着けない美しさが在りました。

もうすぐオリンピックですが、世界の人々が

京都まで足を延ばされると思いますが、

日本の文化を、めいめいの理解と興味と認識で、御国に還って話されることでしょうね。

 

我ら、日本人であっても、その年代で感じる京都は、奥の深い味わいが増してきます。

天皇様と武家の時代に

学問をされながら、民衆のそばで、歴史と伝統と、文化が守られたことに

時が止まったままの風景が

ビルのせり出した、、、硬い直線に

美しい屋根のカーブを交差させながら

歴史が守ってきたアナログな京都に

ホッとしながら、良い時間を過ごしました。

忙しい冬の衣替えの、土砂降りの札幌で、夜の番組が青春を届けてくれました。

畏れ多いことなので、天皇様の自らの御手で創られた仏像は

思わず、、、手を合わしてしまいました。

仏師のつくられた仏像のお顔と、面立ちがあたたかなご自身のようなお顔と

貴重な映像が茶の間に流れたひと時でした。

弘法大師様の足跡を訪ねて、那智の瀧に行ったときの

神々しさと、

重なる光の中で、

空襲から京都が守られた奇蹟に、

万感の思いがしました。

世界平和は、、、京都から、、、発信されるかもしれませんね。