花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

浮き沈みの激しい時代こそ「鈍感力」

2008-10-23 12:35:35 | Weblog
し     渡辺氏の作品で「光と影」は心に残った。

一生懸命ビジョンの実現に
まっしぐらに勤めに励んでも

会社は突然消えたり、
合併したり、の時代です。

会社の社長が
明日は公園のベンチで寝ている時代です。

季節は巡り、
来年の春は約束されていても、

人工の社会は、
バランスが崩れると春は来ない。

こんな不安定な世界になったのは、

もしかしたら、
情報が多すぎて、
情報が作り出す連鎖反応が、
思わぬ引き金になっているのではないでしょうか?

将棋倒しのような情報の揺さぶりが
世の中を右往左往しているようだ。

今!
「しっかりと、
動じない心を持ちましょう!」と言っても、、、
無理なこと。

「欲に動かされないように」
「あせらないように!」
「不安にならないように、
昨日の続きのように、マイペースでね!」

会社社長が、
明日は公園のベンチで寝ていようとも、

公園の紅葉の美しさに気づいたことを喜べたら
それは

「命に目覚めた貴重な瞬間!」

コンピューターに囲まれた無機質な
知的空間を出ました。

エアコンの空気より
松や、一位(おんこ)やカエデやアカシアの
風の香りの中で、
紅葉の舞を見ていると

社用で行ったホテルのバーの別嬪さんより
美しい!と
感動する「紅」

自分の住家は、
「空気の薫る公園だ!」と
開き直れるぐらい

「今!、
『鈍感力』が
心の真実と対話することのできる力!」

渡辺氏の作品の中で、「光と影」「鈍感力」は愛読しました。

今頃になって!