日本人研究家4名が2008年度ノーベル賞を受賞しましたが、その研究はいずれも若手時代のものでした。
南部陽一郎氏は、わずか29歳で大阪市立大の教授となった、当時の日本を代表する若手物理学者でした。
今回のノーベル賞の実績「自発的対象性の破れ」を発表したのは、40歳になった歳でした。実に半世紀前の実績です。
京都大の助手だった益川敏英氏(33歳)と小林誠氏(28歳)は、クォークが三世代以上あることを予言する、いわゆる「小林・益川理論」を発表。30年を経てノーベル賞受賞にいたりました。
下村脩氏は、留学生時代の33歳のときにオワンクラゲから緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発見。
もう半世紀前の発見になりますが、近年の応用範囲の幅広さが評価され、今回の受賞に至っています。
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