復興には増税が不可欠という意見も多く聞かれますが、僕は、被災者に二重の負担となる増大には反対です。
日本には、給付総額の3年分にも相当する、およそ120兆円もの公的年金積立金があります。
これは、国民一人当たり100万円という、とてつもない蓄えです。
本来、日本の年金制度は、現役世代の保険料を高齢世代への給付に回す「世代間扶養」(賦課方式)なので、積立金は不要なはずです。
事実、イギリスの年金積立金は給付額の約2か月分、ドイツやフランスはわずか約1か月分です。
それでも、欧米で年金制度が破綻しているという話は聞きませんから、実は、日本の年金積立金は、取り崩しても全く問題ないのです。
要するに、日本人は年金を納めすぎているということですね。
足りなくなったら、そのときに集めればいいのであって、前倒しして何年分も積み立てる必要など、全くありません。
この積立金は、本来であれば、納付者に変換されるべきものですが、このような異常事態が発生した今、復興財源として活用することを検討すべきでしょう。
増税や国債を乱発すれば、世界中の投資家に「日本にはお金がない」という印象を与え、ますます資金が引きあげられるという悪循環を招きます。
ここは、「日本には十分なお金があり、これほどの震災でも経済は安定している」ところをアピールすべきです。
事実、この国には、有り余るほどのお金があります。
足りないのは、政治家のリーダーシップと知恵なのです。
日本には、給付総額の3年分にも相当する、およそ120兆円もの公的年金積立金があります。
これは、国民一人当たり100万円という、とてつもない蓄えです。
本来、日本の年金制度は、現役世代の保険料を高齢世代への給付に回す「世代間扶養」(賦課方式)なので、積立金は不要なはずです。
事実、イギリスの年金積立金は給付額の約2か月分、ドイツやフランスはわずか約1か月分です。
それでも、欧米で年金制度が破綻しているという話は聞きませんから、実は、日本の年金積立金は、取り崩しても全く問題ないのです。
要するに、日本人は年金を納めすぎているということですね。
足りなくなったら、そのときに集めればいいのであって、前倒しして何年分も積み立てる必要など、全くありません。
この積立金は、本来であれば、納付者に変換されるべきものですが、このような異常事態が発生した今、復興財源として活用することを検討すべきでしょう。
増税や国債を乱発すれば、世界中の投資家に「日本にはお金がない」という印象を与え、ますます資金が引きあげられるという悪循環を招きます。
ここは、「日本には十分なお金があり、これほどの震災でも経済は安定している」ところをアピールすべきです。
事実、この国には、有り余るほどのお金があります。
足りないのは、政治家のリーダーシップと知恵なのです。
積み立てておいた、という建前で、本来は運用して年3%の利回り
を確保することを目標にしています。ただその運用に、ほとんど
毎年失敗しているため、年金収支はほぼ横ばいで、そのため給付
水準を引き下げるなどして、結果的に年金で生活できないほど
しか給付できていないのですね。危機なら取り崩せ、という話も
たしかにありますが、そうなると将来世代はさらに負担が増大
します。老人が多過ぎて、それを養おうとすれば高負担は確実に
なるのですから。要は年金運用が成功していれば、その分を回して
ということも出来るのですが、委託だったり、運用に規制があって
うまくいかない、などがある以上原資を食い潰せば、やはり将来的
な不安となって経済をシュリンクさせる原因になるのでしょうね。
日本の巨額の財政赤字は、年金積立金不足の穴埋めです。
つまり、株で損をしたのを認めたくないので、さらに借金をするのと同じです。
米国債が破綻すれば、積立金もなくなりますので、早く取り崩して、国民のために使うのが先決です。
~足りないのは、政治家のリーダーシップと知恵なのです。~
政党助成金や大企業から献金を受け取る政治家集団を見極める国民の意識変革も問われるのでしょう。
世界で稀有な地震大国が「安全神話」の原発推進政策から再生可能な自然エネルギー転換で、浜松城などを後世に残していきたいですね。