区切り方の間違い

2006年11月27日 13時44分50秒 | 自分の意見の陳述
先日「ぎなた読み」という言葉を紹介しました。文章の区切り方を間違えるとおかしなことになるということを言ったのでした。
今日のThe Daily Yomiuriのtop newsの見出しは、「Gaza truce goes into force」でした。その記事の最初の文章は次の通り:
Palestinians and Israelis agreed Saturday to lay down their arms in the Gaza Strip,and a truce meant to end five months of deadly Israeli-Palestinian clashes took hold early Sunday.

truce:休戦。
and a truce meant to end five months of deadly Israeli-Palestinian clashes took hold early sunday.
の文章ですが、最初はtruceが主語で次のmeant がmeanの過去形で動詞化と思ったのです。ところが、took holdが出てきて何かおかしくなった。結論は、この文章の動詞はtook hold(決まる、決着する)で、主語が、a truce meant to end five months of deadly Israeli-Palestinian clashes です。meantはmeanの過去分詞で、truceを後置修飾している。which is meantのwhich is が省略された形。
間違いやすいパターンのひとつがこれだと思います。主語と動詞がわかれば問題無いのであって、それを混乱させる要因が何かと考えればいいと思うのです。ここでは、動詞の過去分詞が動詞の過去形と同じだったところから、私の頭を一時混乱させたのでした。



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