少しお天気も落ちついてきましたので、近くの沢へ降りてみました。そろそろ、ヤチブキの花が咲いているのではないか?と思ったからです。
長靴を履き、沢へ向かって雪の上を歩いていると、小鳥の鳴き声が盛んにしていました。ヒヨドリのヒヨヒヨという鋭い声やアカゲラなどにぎやかです。すると、大きな木の幹の木肌が裸になってあちこちに穴が開いているところがありました。
きっとアカゲラなどの啄木鳥の仲間が幹に潜んだ虫を啄ばんだり、巣を作ろうとして穴を開けたのでしょう。
木の下を見ると、たくさんの木屑が散らばっていました。たいへんな作業量です。
沢に下りると、まだまだ雪が多くて、歩きやすいのですが、水の流れが見えている場所はまだ狭くて、雪解けは昨年に比べると遅い感じでした。
雪が締まっているので、楽に歩くことができ、いろいろなものが落ちていたりして、まるで宝物探しのようです。
ヤチブキは葉っぱが大分開いていましたが、黄色い花はまだ蕾みです。
葉を摘んだ後、蕾みがついたヤチブキを1株引き抜いて、持ち帰り、植木鉢に植えてみました。2週間ぐらいは花を楽しめます。
この日のもうひとつの収穫は、雪の上に落ちていたコケが付いた木の皮です。押し花の立体額を作成する時、とても重宝するのです。
押し花をしているくらさん、これ、欲しいでしょう?
夫は雪の上に落ちているツタアジサイを見つけて写真を撮っていました。私は綺麗なツタアジサイをたくさん集めて、毎年、リース作りをしています。