雪と土との暮らし☆

年齢に関係なくいろんなことに挑戦してみたい。日々前進あるのみ。

私の出番♪

2005年11月16日 20時23分54秒 | 自然との共生

一年を通じて私の出番が数日あります

その一つが今日

苺と玉葱の苗を植えつけました

準備がすべて出来ているところで

「おまたせ~~~」

まずは玉葱から

マルチと言う草が生えるのを防ぐ

ビニールで覆い穴を開けたところに

玉葱の苗を1本ずつ植えていきます

次はい・ち・ご

別の場所で苗を育て頃合に定植します

一つずつに「たくさん実を付けてね」

と言い聞かせながら

この言葉かけが重要なんです

腰が痛いから時々その辺をうろうろ

キャベツがとてもかわいい

青虫より早く食べるからね

もう少し待っててね

まだ冷蔵庫に半分残ってる

大根も私の足くらいになってます

誰ですか?

「こんなに細いんですか~」

なんて言ってる人は!

やっと仕事も終わり家に戻ろうとすると

「おばちゃん!ごくろうさん」

冬空に仕掛けを張りながら蜘蛛が

「どこに張ってもいいけれど低いところはだめよ」

私の言ってること聞いちゃぁいない

蹲に写った空と柊の蒼

そして水の滴りが描く輪

あまりにもきれいだったのでパチリ

いやいやカシャッですね

時雨れたり青空になったり

気まぐれな空が冬を呼んでいます

 

充実した一日が終わります


年代もの ★

2005年11月15日 19時10分24秒 | ひとり言

なんとなく嬉しい日

そんな日はお酒の飲めない私も

ちょっと・・・

「ワインでもあけようか」

「う~ん 梅酒にしよう」

それも年代ものの平成4年に漬けたもの

我が家の梅酒は

庭に2本ある梅の木で採れた実を使って

多い年も少ない年も

採れた分だけ

所用があって一時帰国している

娘の旦那様と

今夜はこれにしましょう

琥珀色の液体はとろけるように

舌の上を転がってから

少しずつ身体にしみていきます

この深さはなんだろう

これが「年代」

きっとそうだと思う

静かな秋の夜長

楽しい語らいの友は

この琥珀色

嫁いできた家での私をすべて

包み込んでくれる優しさを感じながら

長い歴史は転がっていきます

幸せな柔らかな時間とともに


フラワーアレンジメント★

2005年11月14日 14時51分11秒 | ひとり言

陶芸教室でご一緒のお友達が

作品展を開かれたので

見せていただきに行きました

阪急芦屋川の近くにあるギャラリーで

私が今まで抱いていた花に対する考えが

根こそぎ崩れるような

カルチャーショックを受けてきました

使用されてる花器は殆どが

彼女が自分で焼いたものです

活ける花をイメージしながら

形、色などを考えながら

 

そしてそれに花が加わった姿を見て

こんな風に美しくなるものかと

不思議な思いで見ていました

昔からの○○流と言う概念の中でしか

見れなかったものが

自由に伸び伸びと自分をアピールしている

入った正面の花です

花器を作っているとき

こんな細いものにどんな風に入れるんだろう

横目で見ながらそう考えていました

爽やかな動きが感じられる

素敵なアレンジに仕上がり

納得でした

小枝を切ってワイヤーにつけたとか

壁に吊るせば華やかになりますね

珍しいガーベラが主人公です

この花器は本焼きでひびが入り

どうしたものかと心配しましたが

「このひびが素敵」

殆どの人がそう思いました

花が活けられると雰囲気が変わり

どれもがぴったりとマッチする

私にはない感性

これからも横目で見ながら

勉強させてもらいたいと思います

 

この後は勿論美味しいイタリア料理で

ランチをしてきました

久しぶりのお出かけ楽しかった

 


何で編んだのかな~?

2005年11月12日 10時34分33秒 | ひとり言

出来上がっても不思議なんです

私は昔から頭の上にものを乗せるのが

苦手なんです

なんだか押さえつけられてるようで

スキーのときに吹雪いていても

余程でない限り被りたくない

 

それなのに手は

勝手にベレー帽を編んでいます

誰かが命じているのだろうか

手はせっせと動き 形になっていく

出来上がって頭に乗せてみた

やはり落ち着かない

それにしても誰が私の手に

入れ知恵をしたんだろう

もしかしたら誰かにプレゼントしなさい

そう言っているのかもしれない

 

どなたかベレー帽が好きな方

いらっしゃいますか

喜んでもらいたいと

私も帽子もそう言っています

 

ハッと気がつきました

今日は鉄人の父親の亡くなった日

お墓に行ってきましたが

今思い出すととても帽子の好きな方でした

それもよく似合っていた

なんとなく嬉しくなりました

昨日私の手を動かしていたのは

お父さんだったのね・・・


目に触れたもの♪

2005年11月11日 08時22分12秒 | 自然との共生

とっても暖かい一日

庭の雑木を切ったり落ち葉を集めたり

日ごろは入らない隅っこをきれいにしました

落ち葉に火をつけ日長焚き火のお守りをしていました

 

煙を身にまとい付け

色んな葉がかもしだす秋の香りが

とても心地よい上着になりました

夜に布団の中に入ってもほんのりと

香ばしいかおりは残り香となって安らぎを

私は落ち葉の煙が大好きです

その間辺りをカメラを持って観察

つい先日までは青い実だったのが

こんなに色づきました

春にはマーマレードがたくさん炊けそうです

これはお隣の柚子の木

自由にいただけると言う有難いものです

畑では白菜がこんなに立派に出来ています

ところがこんなに出来がよい年は

数が少なく4株くらいしかありません

大切に食べなくては

山茶花の一番花

庭の隅っこでひっそりと咲いていました

やはり初々しいものです

これは以前焼いた花器ですが

蔓で手をつけようと思っていました

庭を掃除しているときに

日ごろとても邪魔になる蔓ですが

ちょうど細くて都合が良いので

作ってみました

雰囲気が出たように思いませんか

 

取り止めのない私の一日でした


鮑のひとり言♪

2005年11月10日 07時56分18秒 | 陶芸作品

笑ってしまうような作品が出来ました

と言っても私の作品はどれも

なんか変?

丑三つ時のひらめき次第で

何になるか・・・

今回は「鮑のひとり言」です

片思いの鮑があまりにもかわいそうなので

真珠を一つ抱かせてやりました

いかがですか?

なんとなく幸せそうでしょう?

山盛り鮑を入れて松茸をあてに

梅酒でも飲みますか

これは息子家族のお茶碗です

大きさを少しずつ変えるのは簡単なようで

結構難しい

その辺は素人と言うことでお許しください

これらの作品は窯から出したての

ホカホカと温かいものを持ち帰りました

懐もホッカホカだといいのに・・・


作る喜び Part 3 ♪

2005年11月08日 20時27分59秒 | 無から有への挑戦

雨が降り何もすることがないので

編み物をすることにしました

毛糸の袋をひっくり返すと

ちょうどイメージどおりの物が見つかりました

孫のジャンパースカートを

おそろいで編んでやることにしました

編み出すと早く仕上げたくて

一日で二枚編んでしまいました

お陰で今日はちょっと肩が凝ったかな

陶芸教室に行ってほぐしてきました

好きなことをしていると

元気なものです


兵庫県産 『松茸』

2005年11月07日 22時19分50秒 | ひとり言

今年は天候の加減で

国産の松茸は不作でした

いつもは何度かは食卓に上がるのですが

本当に手に入らずこのまま

冬に入るのかと思っていたのですが

 

今日宅配便が届きました

毎年届く定期便

箱を開ける前から国産特有の

かぐわしい香りでした

まずは仏壇にお供えをしました

さてさてどうして食べようか

まずは土瓶蒸し

すき焼き

サッと焙ってポン酢かスダチをキュッ

そして最後はやはり松茸ご飯

 

二人で食べるには多すぎる

どなたか食べにいらっしゃ~~い

 

季節に旬のものを戴くしあわせ

健康の秘訣ですね

 


蕾は固く実も青く・・・

2005年11月06日 20時16分05秒 | 庭の花たち

久しぶりに庭の様子を見てきました

蕾はまだ固く、それでもしっかりと

また木の実も青いけれど姿は美しく

それぞれが命のバトンを繋いでいました

 

これは乙女椿の蕾です

害虫から守るために硫黄溶剤をかけてあります

この小さな蕾がやがて直径10センチくらいの

大きなピンクの花を咲かせます

これは山茶花の蕾です

これはアオキの実ですね

雪が降る頃には真っ赤に色づきます

万両

これは赤くなると待っていたように

ヒヨドリが飛んできてきれいに食べてしまいます

今年は南天の実が庭中を彩っています

殆ど落ちてしまいましたが

残っていました

棗(なつめ)です

八つ手の花

私もあまり見たことがありません

ひっそりと咲いているんですね

柿がやっと食べ頃になってきました

でももっと赤くなってからと

毎日、カラスと勝負をしています

今年は絶対に負けないからね


錦秋のテムズ河畔

2005年11月05日 07時38分45秒 | 無から有への挑戦

手がけていた刺繍が仕上がりました

季節のこともありどうしてもこの時期に

そう思って9月の始めには

仕上がっていたのですが

大きさが規格外と言うことで

額の適当なものがなく

別注していたため遅くなりました

日本としては晩秋に間に合いましたが

ロンドンはもう初冬です

テムズ川は近くで見ると水が濁って

お世辞にもきれいな河とはいえません

しかし借景があまりにも素晴らしく

これはウエストミンスター寺院の方を向いています

 

なんでも仕上がるとそれまで眠っていたものが

命を吹き込まれて目覚める

そしてこれ以上ないほどの存在感で

私を魅了する

この瞬間が麻薬のようになって

私は又手がけてしまう

これを見て行く秋を堪能していただけたら

どんなにか嬉しいことでしょう