護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年3月9日 日曜日  ある国道物語

2008年03月09日 16時19分33秒 | メディアのイラスト・グラフ・テロップ集
08年3月9日 日曜日  ある国道物語

 7日の金曜日の朝ズバである国道問題を取材していた。

   

 富山市を通る国道8号線の5つの交差点を230億かけて高架化する計画が、わずか3か月で事業化するのに、たいした説明もなしに着工しそうだということらしい。
 賛成者も居るが、反対者は現在差し迫って必要とは思わないから高架は不要という。(こちらをクリック)

 これは、高速道路ができ、旧街道は閑古鳥が鳴き商売が成り立たなくことも反対の原因の一つらしい。都会の中でも道路が拡張して客足が落ち店をたたんでいる現状を現実に見ているのでよく分かる。

 国道の真上の5ケ所に高架は何と言っても不自然だし、国道と交差する道路に出るのに遠回りをしなければならなく、この高架ができると旧街道の店などは成り立たなくなる可能性がある。(こちらをクリック)

賛成派と反対派の言い分。

     

番組が国土交通省に取材したときのQ&A。

     

 此の番組を見て感じたことは、道路特定財源で国土交通省は結果を見せようとするパフォーマンスで、官僚たちは実際にはそこに住む住人の事なぞ考えていないと感じるのである。

 市民の中の一人でも賛成者があれば、住民の過半数は賛成だと言い切り、事を運んでいるのが道路行政で今までの道路は此のようにして進んできたのではないか。それは、ガラガラの有料道路があるのが証明している

 それでないと、着工して出来上がっていない道路が2782件、中止になった事業が29件もあるはずはない。

 と言うことは、道路特定財源は天下りの受け皿財源ではないだろうか。

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