ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

マスターズ3日目-雑感

2011年04月10日 15時39分25秒 | 裏話

3日目が終わりました。
いよいよ優勝する可能性がある選手が
絞られました。

日曜日の午後、10番ホールに立ったときに
優勝者だけしか通れない道が開けるといいますが、
誰に開くのでしょうか?

画像は10番ホール(公式HPから拝借)。
かつてはグリーンがあった位置には、
奥行き60ヤードという巨大なバンカーがあり、
更に先にグリーンがあります。



Golf Planet 用に書いたのに、
お休みの関係でブログにアップしている雑感を
お送りします。(ですます調ではありません)



★寝てられない

日本時間の午前1半時頃に寝た。
マスターズの公式HPを見たので、
松山が1つ伸ばしてイーブンだったことは知っていた……

4時に目が覚めた。3日間、目覚ましなしで起きられた。
中継が始まる前に、HPを確認した。
『Amateur MATSUYAMA shot 68』という文字と
本人の画像がトップページに踊っていた。

68で回ったんだ、と興奮した。
予選を通ったアマチュアは彼1人なので
ベストアマチュアはもう決まっていた。
日本人のアマチュアがマスターズに出るのも初めてなら
ベスアマになるのも初めてである。

松山はプレーを終えているが、
石川は-4まで伸ばしていた。(すぐに-3になったが)
寝ている暇はない、と目が覚めた。


★難易度と硬さ

予選の二日間に比べると、ややグリーンが固くなった。
相変わらず、速度は普通に感じるが、
グリーンの傾斜が大きいので、このぐらいが限界なのだろう。

いずれにしても、グリーンに乗った球が
前へ前へと跳ねるようになった。
あるグリーンキーパーが、フェアに難易度を上げる方法は
グリーンを硬くするという時代になった、と
話しているのを聞いたことがあるが……

個人的には、昨日までのようにしっかりと打ったボールは
止まるようなグリーンのほうがマスターズらしいと思う。


★ダイジェスト

石川は結果として、1打落として-1。
予選よりショットの距離感が少し合わなかった様子から
1打しか落とさなかったのは、むしろ立派である。

それなのに何度も何度もダイジェストを流す必要はない。
中継を見ていて、ウンザリする。
ライブを見るために、早朝から起きて観戦しているのだ。
ダイジェストは最小限で良い。


★タイガー足踏み

予想通り、中継の主役はタイガーだった。
計ったわけではないけれど、映っている時間を足したら
タイガーは全選手の中で1番だったと思う。
お陰で、ほぼ全ショットを見ることができた。

昨日よりドライバーを使う回数が増えたが、
低いフェードを多用していた。

ショットがピンに絡まないので長いパットが残る。
それが入らない。
短いパットも不安定で我慢が続く。
勝負は今日ではなく、最終日なのだと言いたげにも見えた。

最後までパットが入らずに、74。
上位の選手が伸びなかっただけに惜しまれる。


★3R

トップのR・マッキロイは、3Rの1人だ。
一昨年、石川遼、マッキロイ、R・ファウラーの3人を
若手の有望選手として3Rと言うようになった。

2年過ぎてみれば、実績ではマッキロイが抜け出して
残りの二人は離された感がある。

マッキロイのゴルフは極めて簡単である。
無理をせず、できることを淡々とする。
圧倒的な飛距離とパットの上手さがあるからこそ、
淡々とプレーするのが簡単に見えるのである。

また、初日からマッキロイにはツキもあったようだ。
ミスしてもそれが良いところに行ったり、
長いパットも結構入っている。

期待の若手がメジャー初獲得となるのか?
注目である。

石川とファウラーは共に-1で最終日になる。
優勝には届かない数字ではあるが、
来年の出場権を獲得するために頑張って欲しい。


★上位13人

余程のことがない限り、-5までにいる13人の中から
優勝者は出るだろう。
その中には、タイガーも、50歳を越えたカプルスもいる。

2位に4打差の-12でトップを走るマッキロイが
優位であることは間違いないものの、
実は、マッキロイは崩れ出すと脆いという傾向がある。

明日は明日の風が吹く。
勝負は蓋を開けてみなければわからないのだ。

2011年のマスターズも、あと1日で終わりだと思うと
少し寂しい。


 
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