ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

近所の桜は満開

2011年04月11日 12時55分01秒 | 裏話



近所の桜は満開です 

お花見をしている人たちもたくさんいます。
例年より少ない感じはしますが、桜見散歩の人も
道に溢れるようになりました 



妻と二人で散歩しながら、桜を見ました。
場所によって、咲き方が違っていて
早く咲いたところは葉が出てきていました 

マスターズが終わった直後は、
例年、ゴルフに行きたくとも予定が立たないという状況が
多かったような気がしますが……

今年も、当初はそんな感じだったのですが、
明日と金曜日はプレーすることになりました。
偶然というか、ゴルフの神様のイタズラのような感じで
嬉しさより戸惑いの方が多いという不思議な感じです 

絶好調を主催コンペまで維持したいのですが、
心のどこかで『難しいだろうなぁ』と諦めています 
ここ数年、桜が早く咲いたのでマスターズまで
桜が保つことはなかったような気がします。

気持ちがゴルフを見るモードになっていて
ゴルフをするモードになっていかずに、
ぼーっとしている月曜日です 



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マスターズ最終日-雑感

2011年04月11日 11時50分29秒 | 裏話

マスターズが終わりました。
最終コーナーを回って、最後の直線での叩き合いで
ゴール直前に抜け出した人が勝ったという展開でした。

個人的には、17番が今年のマスターズの
ポイントになったような気がしています。
(画像は17番グリーン。公式HPから借用)

Golf Planet 用の雑感を載せますので、
お楽しみにください。(ですます調ではありません)



★女神は赤が好き

オーガスタには女神がいると言われる。

最終日の中継は、最終組のスタートに合わせて始まるが、
独走していたマッキロイに女神はつれない態度を見せる。
昨日までの優しさはどこに……
ボギーが先行する。

その頃、石川は72ホール目を終えようとしていた。
赤いズボンで挑んだ最後のラウンドでは、
2番で待望のイーグルを奪い、凸凹しながらも
15番パー5でバーディー、16番で厳しい状況からパーの3、
上がりの2ホールを連続バーディーの70。
攻撃的なゴルフが可能なことを確認したプレーになった。

前半の主役は、赤シャツのタイガーだ。
現役のプレーヤーの中では、オーガスタの女神に
最も好かれているタイガーは、久しぶりに吠えていた。
1番はパーだったが、2、3番でバーディー、
4番はボギー、6、7番バーディー、8番イーグル……
9番は長いパーパットが残ったのだが、
ど真ん中から入れた。
ハーフターンで、-10でトップに並んだのだ。

女神は気まぐれで無邪気だ。
最後まで誰に微笑むのかはわからない。
だから、マスターズは特別なのである。


★混戦

タイガーがハーフターンした時点の上位8人は、
最終組のカブレラ、チェは40代、
タイガー、スコット、ドナルドは30代、
残りは20代。
年代が違っても同じフィールドで戦えるのが
ゴルフの特徴の1つである。

ティーからグリーンへ進んでいくのがゴルフなので、
最後の最後はグリーン上で勝負は決まる。
デジタル映像で克明に映るグリーンは、
スライスイングの跡が見えたり、
強い傾斜部分が枯れ始めていたりして、
とても興味深いが、こういう状況になると
技術だけでなく、強い心が試されるものだ。

史上稀に見る混戦は、中継するほうも、
見るほうも大変で、忙しなくホールが変わる。
落ち着かない、と文句を言いたくなるも、
これはこれで面白いのかもしれない。


★勝負どころ

マッキロイは、10番で終わってしまった。
短いパットを外しまくり、
リーダーボードから消えていった。

アーメンコーナーで勝負が決まるか?
タイガーが12番パー3で短いパーパットを
外したときに思った。
この1打は致命傷になる、と思ったからだ。

タイガーは、目の前にチャンスを作るが、
パットが決まらないのでそれを活かせない。
15番パー5のセカンドをショットを打った後、
タイガーはアイアンをくるくるっと回した。
完全なショット、という動作だった。
2ヤードを切るようなイーグルパットは外れた。
バーディーで辛うじて-10に戻った。

16番パー3でピンの根元に打ったのに
ボールはやや奥まで行ってしまった。
パットは入らなかった。
『タイガーの優勝はない』と思った瞬間だった。

後の組のアダム・スコットが、
14番バーディーで-11になり、
15番では伸ばせなかったが長めのパーパットを決めて、
16番でベタピンのバーディーと、
気持ち良さそうに-12にした。
『決まった。アダム・スコットの優勝だ』
と確信した。

17番でドライバーを左に曲げて、
隣のホールのバンカーまでいってしまったので
2オンはできず、やっと3打目で乗せて、
長いパーパットを決めた瞬間に思った。
『もう間違いない』

でも、それは間違いだった。

決まったと思ったら、急に眠くなった。
3時半から起きているのだ。仕方がない。
でも、次々に起きる歓声で寝られない。

ドナルドは、18番で執念のチップインバーディーで
-10にした。
ジェイソン・デイは、17、18番連続バーディーで
-12になった。

そして……
シュワルツェルは上がり4ホール連続バーディーで
-14で優勝したのだ。

18番まで勝負の行方はわからなかったのだ。
当たり前といえば当たり前なのだが、
『えっ?』という感じだった。


★総評

マスターズは面白い。

2回目の挑戦で勝ったシュワルツェル。
完全復活にはほど遠いと思わせながらも
優勝争いはして見せたタイガー。
今年から採用した長尺シャフトのパターに新たな活躍を
予感させたアダム・スコット。
今年一番伸びた若手といわれていることを証明した
ジェイソン・デイ。
飛ばなくとも執念で優勝争いをしたドナルド。

それぞれの選手が、最高のパフォーマンスを
発揮できる環境があることがマスターズなのである。

今回のマスターズの特色は、2つあったと思う。
1つは、微妙に重かったグリーンである。
微妙に重かったというのは、よく見られた2つのシーンが
数値ではなく感じさせたと思う。
カップの手前でやたらとボールが止まるシーン。
思いだすだけでも10回ぐらいは見たような気がする。
それに、下り傾斜を下りきらないで途中で止まるシーンも
過去にはあまり見られないシーンだった。

もう一つは、ティーマークの設定の上手さである。
オーガスタナショナルは何度かの改造を経て
状況に応じて前にティーを設定できるホールがある。
ほんのちょっとでも、1番手2番手の差にはできるのが
ゴルフの面白いところである。

グリーンの設定も、ティーの設定も、
神様ではなく、人ができる演出であるが、
効きすぎず、しっかりと効果は出るというバランスは
相変わらず素晴らしいと感心した。

日本勢も、ローアマになった松山も、石川も
トータルのアンダーにすることができたことで
大いに盛り上がった。

注目すべきは、石川が3日目に一緒に回ったバンベルトが
優勝争いをして、8位になったという事実である。
石川のポジションは、そういう可能性があったということだ。
来年に向けて、これは励みになるのではないかと思う。

来年が楽しみになるというのが、
メジャーの中でコースが変わらないという
マスターズだけの特権だ。
過去数年の中で、最も来年が楽しみだと思わせるマスターズだった。

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