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しましまのドレミ・カフェ

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栗きんとん2021

2021-09-06 23:02:00 | 季節のこと
今年もその日がやってきた。

夫の知人から、見事な栗が届いた🌰



家に栗の林はあるが、ご本人は勤め人。

昨日の日曜日に拾って、早速送ってくださったのだと思う。




毎朝私が乗ってる体重計に、そっと乗せてみる😄

3kgあった。



作業は一人ではできないので、夫が帰ってご飯を食べたら取りかかる。


まずは栗をきれいに洗って、茹でる。






茹で時間なんだけど、しーちゃんでも食べやすいよう、例年より少し長めにした。

20分くらいで引き上げて、次の組を入れる。


茹で上がったら、半分に切ってスプーンでほじくる。




全部ほじったら、さとうと、一つまみの塩を入れる。


そこで私はレンチン。

水は一滴も入れない。

栗とさとうだけだ。




栗が温かくなると、さとうが自然に馴染んで溶ける。


さとうの量というか、配合というか、それは味見しながら決めるので、私は量らない。


栗の出来によっても違うしネ。


今年は虫食いなど悪いやつは殆どなくて、ほんのり甘味もあり、美味しい栗だったように思う。




さとうの溶けた、甘過ぎず美味しい栗生地ができた‼️





サラシを水で濡らして、固く絞る。

それが一番良くできる。



まずは夫に味見してもらった。


私も立ったままお口に入れる。


栗の香りが良くて、とっても美味しかった💓





一般的に「栗きんとん」というと、おせち料理に入っているさつま芋の餡に栗の甘露煮が混ぜてある甘〜いものかと思う。

しかしこの辺りで「栗きんとん」といえば、「いいねー」と返ってくる秋の和菓子のことだ。


岐阜や中津川辺りに栗の和菓子の専門店があり、季節になると名古屋のデパートにも並ぶ。中々の高級品の顔をして、品良く売られている。


しかし考えてみれば、栗を茹でてさとうを加えるだけのシンプルなもの。

多少面倒だが素人でもできるかも、と思って作り始めてから20年近く経っている。


何より、知人からいただく栗がよいのだ。
たくさんいただくし、すぐ虫が出てくるから、急いで食べないといけない。


しかし、栗ご飯もそう何回も食べないだろう。
それで「栗きんとん」を作り始めたように記憶している。



以前は、近所や職場に持って行ったりして、小さめの「栗きんとん」をたくさん絞っていた。


しかし、このご時世。
お手々でじかに作ったものを、他人様にお渡しするわけにはいかない。


なので、少しだけ絞って、あとは保存容器に栗生地のまま入れて冷蔵庫へ。


スプーンで掬って食べるのだ。

末っ子などはこの方が好き。

牛乳で伸ばして、栗の冷たいスープにしたりしていた。



県内で一人暮らしをしている末っ子は、実は昨日ワクチン1回目だった。聞くと、若い分ちょっと副反応が出ているようだ。


それで出来あがった栗生地の箱を一つ、娘のところに持って行った。
遅い時間だったけれど、高速に乗って、渡して、トンボ帰りで帰宅。


喜んでくれたかな🌰


今年も栗仕事が無事できて、良かった。


食いしん坊一家である、我が家の秋が始まった😄肥えるよねー。自然に。