
ご無沙汰しました。みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
今月半ば、父を見送りました。
遠くから妹たちも集まり、みんなに見守られて、夕方父は天国へ旅立った。
コロナウィルス感染予防のため、小さい小さい葬儀にした。母や孫たちは、通夜の前に時間差でお参りだけしてもらった。
近い関係の親戚には知らせたが、高齢の人、飛行機で来るような遠い人、持病のある人は「来ないでね」と伝えた。
葬儀が終わると、役所、銀行、病院、寺、郵便局、父の生まれた場所の遠くの役所、とあちこち廻る毎日。
慣れないことだし、大事な書類、通帳、判子など持ち歩いてやる、難しいことばかり。
毎日やっているが、まだまだゴールは見えない。たまたまコロナのために今月は仕事が休みで、動きやすいのは結果的に助かった。
気づくといつの間にか、すっかり春になっている。美しい花がたくさん咲いている。コロナウィルスは日本中で広がっている。小学校は本当に再開するのか。オリンピックは延期になった。今朝は合唱団で感染したニュースもやっていた。予想はしていたことだが、現実になるとやはりショックだ。
そんな感じで、ずっと気持ちも内にこもっている。まあ仕方のないことだが。
父は昨年7月の入院以来、口から物を食べることができなくなっていた。四十九日が終わったら、何かおいしいものをお供えしてあげたい。