北海道胆振地震

明け方、5時ごろ。
何となく目が覚めてスマホを見たら、北海道の地震の情報が。

震度6強の文字が目に入り、思わず息子に電話する。通じない。

次はLINE電話。すぐ繋がり、すぐ息子が出た。


地震で飛び起きた。
停電している。
水と食べ物はある。

それだけ確認できた。

声が聞けただけで、ものすごくほっとする。

息子のタブレットはアンドロイドなので、TVを見ているようだ。
情報を取るのは大事だが、どんどん電池が減っていくのではないかと、それが心配になる。

聞きたいことはいっぱいあるが、我慢して一日過ごす。

夜になり、少しずつ停電が復旧するニュースを目にするが、息子の町はまだのようだ。

息子の身体は怪我もないようなので、今夜はまた我慢して過ごすことにする。

母親なんて、訳もなく心配するのが仕事のようなものだ。これはどうしようもない。
そして、実際に今は何もできない。これもどうしようもない。

被害の大きい地域の方は、さぞ心細い思いで、暗い夜を過ごしているだろう。
それを思いながら、私も夜を過ごす。