“絆”

株式会社リンクモア 平安閣 スタッフの日々徒然

夏の終わりに小話を一つ

2007-08-22 10:38:34 | Weblog
この仕事をしていると、お客様から
「幽霊を見たりしますか?」
と、聞かれることがあります。
残念ながら(幸いに?)私自身は心霊体験と言えるものは皆無なのですが、時々、
「人形の髪が伸びる。」
「写真に不思議なものが写っていた。」
などの、ご相談を受ける時があります。

私達は一口に「お寺」と言っていますが、
葬儀を中心に行なう「檀家寺」、
僧侶が修行を行なうための「修行寺」、
加持・祈祷を行なう「祈祷寺」
など、その形態は様々です。

どうしても、気になる物品をお持ちの方は、お払い・祈祷を行なっている寺院・神社などにご相談してみるのも一考でしょう。

ただ、悲しいことに、ごく一部の宗教団体には悪質なものもあることは否めないようです。
その辺りは、お気をつけ下さい。(山坊主)

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3 コメント

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Unknown (ツッシー)
2007-08-25 17:51:23
葬儀屋さんには、いろんな相談ごとがあるんですね。
勉強になります。

ところで、私は亡くなった人の夢を全然見ることがないのです。姉などはよく亡くなった父母の夢を見るとか言うのですが、どう思いますか?
もしかして、私って冷たい人間なの?
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ツッシーさんへ (山坊主)
2007-08-28 15:22:28
私も今まで夢の中に亡くなった人が出てきたことがありません。私もおそらく冷たい人間なのですね。(笑)
私自身が体験していないので書物の中に出てきた記載や他の人の発言を引用したいと思います。

今、テレビで話題の「オーラの泉」で、美輪明宏さんと江原智之さんは次のように言っていました。
「夢の中に亡くなった人は出てこない方が良いのです。きちんと成仏してあの世に逝ったから夢に出てこないのですよ。」
亡くなった人が夢の中に出てくるのは、
●生きている人間側の思いが強すぎる為亡くなった人がまだ現世にとどまっている。つまり成仏できていない。
●きちんと成仏している場合でも生きている人間に重要な出来事、警告を伝える(良い知らせか悪い知らせかは夢の内容によるみたいです)ために夢に出てくる。
などが考えられるようです。

話がそれますが津軽藩の開祖、津軽為信は津軽統一のため挙兵した際神仏の夢を見たので旗印を「卍」にしたそうです。これは良い夢の例ですね。私たちが、先祖供養を行う「お盆」の時期も実は夢が関係しています。
ある僧が自分の亡くなった母が逆さ吊りにされて苦しんでいる夢を見たため自分の修行があけた旧暦7月15日から母の供養を行った、という言い伝えから「お盆」が始まったそうです。
精神学者フロイトの「夢判断」になってしまうと多くのことが性的欲求に結びつけられてしまうので、この場ではあまり参考にならないと思います。
「思いぐせ」という夢の見方もあるようで(例えば「ホテルの4号室に宿泊したらお化けの夢を見た」
「たき火をしたその晩に火事の夢を見た」
「友人のお葬式に出席した晩に自分が死ぬ夢を見た」
など自分が体験したことや思っていることと関連づけることができる夢)一般の人々が夢の良し悪しを判断することは難しいみたいです。
あるお医者様が言うには、私達は毎晩何かしらの夢を見ているようです。ただし、記憶に残らないほどのささいな夢であったり見たとしても忘れているかなので「夢を見ない」ことになるのだそうです。
ちなみに、あまり夢を見ない(覚えていない)方が健康には良いらしいですよ。
ツッシーさんも本当はお母様の夢を見ているかもしれませんね。
以上のことをふまえて結論です。
「私達は冷たい人間ではなくて普通の人です(笑)」
他の人の受け売りばかりで、はっきり断言できないのが残念ですが、ご参考になりましたでしょうか?
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感激&安心しました (ツッシー)
2007-08-31 10:30:10
とても参考になりました。お忙しい中、たくさん調べていただいてありがとうございました。超感激しました~。
夢を見ない話、こちらも安心しました。普通の人間?でよかったです(笑)。
いろんなことを知っていくって楽しいですね。

これからもよろしくお願いします。


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