還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

平野神社の桜にあぶり餅

2011-04-02 17:55:18 | 京都ウロウロ

 

朝から気持ちの良い天気で、どこか近くで桜が綺麗なところに行って見ようかと新聞の桜情報を見ていると、平野神社の桜が5分咲きとなっていた。

他の名所はせいぜい2分までで、(ちなみに昨日行った京都御苑の桜はチラホラになっていた)平野神社だけが飛びぬけて見頃になっていた。で、早速にでかけた。

京都には神社も多く、それぞれが歴史的な謂れがあるんだろうが、平野神社も建立は平安京遷都の時に平城京に祀られていた神が遷座されたものらしい。桜の名所になっているのは何故かと調べると、平野神社の神紋(家の家紋みたいなものらしい)が桜になっていて、平安時代の花山天皇の時に数千本の桜が植えられたのが起源らしい。

寛和元年(985年)に臨時勅祭が開かれ、以降、平野桜祭りとして今に残っているという。

境内には露店が並び、また花見宴席が作られていて沢山の人が桜の花の下で食事をしていた。

関東では東日本大震災の影響で花見の自粛をしているらしいが、ここでは沢山の人が桜を愛でている。年老いた女性が満開の桜を眺めながら「ありがたい、ありがたい」と念仏のようにつぶやかれていた。

平野神社のあとにどこへ行こうかと思案したが、家から出かける時にかけられた妻の言葉を思い出した。「今宮神社の桜も綺麗よ。行って見たらわ。もし行ったら、あぶり餅買って来て」・・・

僕には「平野神社まで行くんだったら、今宮神社のあぶり餅買って来て。そういや今宮神社の桜も綺麗だわ」と聞こえた。

で、今宮神社へ。参道の両側にあぶり餅屋さんが陣取っている。たった2軒しかないお店が向かい合わせで客を待っている。「一和」と「かざりや」・・・仲が良いわけないわなあ・・・見ていると互いに顔も合わせていない。

今宮神社境内の桜は予想どおり?桜の開花は見られず。妻の作戦どおり、あぶり餅を買いに寄ったみたいなものだ。お餅をちぎった小さなカタマリに味噌の甘たれをつけただけのものだが、ひさしぶりのあぶり餅は美味だった。

 

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