立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

ちまちま仕事か稲刈りか

2007-10-06 20:41:26 | 雑記
本日は夕方まで仕事
社長が 忙しくて忙しくて納期に間に合わないよー
て言うから 

そんじゃぁしょうがないな

と出勤したんですが
なんてこった工場ガラガラ
今日はライン動かさないから
小口の仕事やってー …って おい!
と まぁ そんなわけで
ちまちま仕事 をやってきたわけです
今日は家族は稲刈りやってたんですけどね
稲刈りとちまちま仕事 どっちがいいんか

明日は私も手伝うんですが
今からしんどそうでげんなりしてます

明日の稲刈りがなければねー
一杯晩酌やって 翌朝寝坊 という
しやわせの時間が送れそうなんですけどねー


ああ 忘れてた

ジョン平とぼくとの新刊が来月でます

ジョン平とぼくときみと 大西科学 GA文庫

うふふ 買いますね 買いますよ
短編集だそうで
 

読了報告

2007-10-06 20:16:19 | 
ムリバンジ!

はい チェチュワ語で こんにちわ です

読了しましたよ

アフリカにょろり旅 青山潤 講談社

この本を知ったのは
いつものごひいき(?)
読書人の雑誌 本 
の著者自身による新刊紹介ページで知ったのだ
んで ほほぅ と思っていたら
本の雑誌で二度ほど紹介されていたので

これは面白いはずだ

と 探していたのですね
長野の平安堂でこれが平積みされているのを見たときは
うれしくて小躍りしてしまいましたよ

さて 一言感想…

熱い冒険だなぁ…アフリカ

幻のうなぎラビアータを探して
アフリカ大陸を2000キロ以上移動移動移動
しかし結局うなぎが見つかった場所は…

気力と体力の限界まで粘って
うなぎを手に入れるまでの顛末が
大変だなぁ と思わせながらも
笑ってしまう
うなぎ研究のサンプリングという
苦労で地味な仕事を
軽やかな冒険談に変えてしまう
これは筆者の筆力でしょう
こういう筆力を持った研究者が
これから増えてくれると
面白ノンフィクション読みにはありがたいやね


今週はもう一冊
お風呂本を読了しました

破獄 吉村昭 新潮文庫

一言感想は 特になし
昨日読了してまだ余韻に浸っています
この本は第二次世界大戦から戦後にかけての
刑務所史としても読めます
視点が脱獄者ではなく閉じ込めておく側
看守側にあるので
脱獄者 佐久間清太郎 についての人となりは
看守による観察から推測されたものしかなく
4度の脱獄を成功させた佐久間清太郎は
どこかモンスターのように描かれています
しかし 最後に入所した府中刑務所で
人間的な扱いを受け脱獄の意思が萎えていく過程は
佐久間がモンスターから人間へと描かれ方が変わっていくのは
読んでて二の腕あたりに暖かいものが流れる感じがしました

読み応えのある一冊でした


さて 次に手にした普段読みの本は

肴のある旅 中村よお 創元社

金沢で買った本なんですが
友達はガイドブックと思っていたようですが

ごめん ちょっと違った

神戸の居酒屋を巡る著者
著者の愛する居酒屋の
著者なりきの…なんというか…一店一店の話 
そう ちょうど私が 買った本や読了した本について
出会いから読了までの一冊一冊の話を書くように
居酒屋の話が展開されています
ガイドブックとして読むには
著者の愛情があふれすぎてて
情報だけをピックアップするのは…無理

楽しく読もうかと思います
この後ファインマン物理学を読む
というちょっと固めの本を読む予定だし

次のお風呂本は

焚き火料理大全 本山 賢司  新潮社

やっと手をつけます
しばらくは軽めの読書でいこうかな と

これを読了したら
深夜特急を全館読破しようかな と