去年9月にgotoキャンペーンに浮かれて和歌山へ旅行したが、その仲間と「会いたい、会おう!」てことになって奈良へ行った。
一人が「歩きたいなぁ」と言うので、私に取って超身近なのにほとんど行くことのない奈良に行きたいと思っていた時だったので提案、でも近場の中之島も提案していた。
去年のコロナ時にはお互い外出先が減ったため毎月の様にランチしていたが、さすがに同じメンバーは飽きてしまってちょっと避けていた。会っても同じ話題しかないのは面白くないじゃん、と考えるのが今までの私だったから。
主人が亡くなったことを伝えるのを躊躇したこともあるし。
でもいつまでも黙っているのも仁義に欠ける?しなぁ、と年が明けてから報告したので、きっと慰めてくれる意味もあって誘ってくれたんだと思う。
すぐに報告していた昔からの友達は、お誘いもないし電話も掛からないことを思えば、なんと有難い事かと感謝しかない。
友達二人は近鉄電車を希望、でも私はなんたってJR、奈良に父親のお墓があり、奈良公園近くに叔父家族も住んでいたので毎年のように利用していたJR線が馴染んでいる。
でも今や奈良へ行くのは近鉄線が当たり前らしく、大阪市内で生まれ在住している友達でさえJRに乗るのは50年振りというから驚いた。
私の中では奈良イコールJRだと思っていたので、影の薄いJRの現況に驚愕したと言っても良いくらい。
私の強い勧めでJRに乗ることにしたが、JR沿線は長閑な風景がお勧めでそれには満足してくれて良かった。
ホント田舎の線、田舎っぽい景色、河原を蛇行しながら幾つものトンネル抜けて進む電車に昔の汽車を連想する。都心部からたった35分の乗車で田舎の風景を堪能できる線は他にはないだろう。
私は近鉄線で奈良へ行ったことがないけど、きっと沿線の景色は大きく違うと思う。
