サークルの先生にお喋りの好きな女性がいる。
息子と同世代だから私達と比べたらうんと若い、一応先生でもあるので、私達高齢者は誰も「うんうん」と相槌を打っている。
でも最近それに耐えられなくなった、話のキャッチボールてのをしないから。
一方的に自分のこと、家族のこと、親戚の人のこと、すべての話題を自分に取り込んで離さないのだ。
私達がコチョコチョとその人を入れずに話していると割り込んできて、自分の身内はこうだったああだった、話題を奪う、返してくれない。事細かく身内のあれこれを言う。
本人に自慢している気は無いかもしれないが、ある意味全部自慢になっている。
高齢者と言えども子供や孫がいないなんて、思いもしないのかもしれない。
勿論他にいっぱい良いところがあるからみんなに愛されはしているんだけどなぁ、たまにはトシヨリの話に耳を傾けてごらん。