何回も行っているのに

考古学の授業で四天王寺へ行った。四天王寺に考古学的なもんてあったっけ?と思っていたのだが、あるから先生は連れて行ってくれたわけで、「ひぇー、四天王寺なんて何回も来てるのにこんなんあるって知らんかった」とはみんなの感想。

先生が解説してくださることはいつも「そうなんだぁ、すごーーい、知らんかったぁ」ばかりだけど、ここで書けといわれたら書けない、聞いて感心してもすぐ忘れる、、、

四天王寺さんは大阪城と同じで鉄筋コンクリート造り、「こんなん見なくてもいいです」と先生は言われてちょっとクビを竦めて辺りを見回した、「こんなん聞かれたら怒られるなぁ」「うんうん参拝客多いもん」

まぁ考古学的に言えば法隆寺とは比べ物にならないくらい値打ちがないのは確かです。

見に行った物は「長持形石棺の蓋」
発見された時は境内の亀井の水に向かって流れる溝に橋としてかけられていたらしい。勿論誰の石棺かは不明。

とにかく古代史は謎だらけ、謎が謎を呼び、証拠も無いから誰でもが自分の学説を好きなように主張できるらしい、とは考古学を齧っている人の意見、さもありなん。

数年前にピラミッドの謎が面白くて何冊か本を読んだが、解けない謎は面白い、好奇心が湧いてきて嵌る人は嵌るらしい。