世界的備忘録

世界中で見れる私の競馬関連備忘録。中央競馬全開催のメイン、最終を淡々と予想。

第51回有馬記念

2006年12月24日 09時35分16秒 | 競馬予想関連
2006年12月24日
第51回有馬記念

テーマは、「外様の強襲」「内のスタミナ馬」

4年連続外国騎手優勝のこのレース。昨年は先行という奇襲作戦でルメールがディープインパクトを抑えて押し切った。

テーマは日本の競馬サークルVS外国人騎手だ。

今年はディープインパクトの引退レース。JCで分かったことはもうJRA所属騎手のコンセンサスは「ディープに勝って欲しい」だということがはっきりした。意識的な超スロー。そして単調な瞬発力勝負となり、楽にディープインパクトが勝ちきった。

しかし、この有馬記念はちょっと趣きが違うように感じる。ディープを勝たすなら、みんな出走を控え、小頭数となるだろう。しかし香港、豪州からの飛びローテの馬を含めて14頭が集まってしまった。しかも、ディープを含めて、古馬中距離以上の勝ち馬、そしてダービー1~3着馬、牝馬からエリザベス女王杯最先着馬、そしてサマー2000シリーズチャンピオンまで。これは相当「ガチ」と捉えることはできないだろうか?

ガチならば、タラタラしたスローでディープに「勝ってください」というレースにならないなら、むしろディープインパクトに土をつける可能性が出てくるかもしれない。

そこで◎は1ポップロック。

急激に力をつけてきた。春先に条件連勝からいきなり目黒記念制覇。そしてメルボルンカップ僅差の2着。どうだろう、5歳だが今が充実期として捉えられないだろうか。

なおかつ、内を捌く競馬となる。しかも騎手は外様だ。条件は揃った。

とはいいつつ、4ディープインパクトの非凡性は認めざるを得ない。絶対的不可侵領域ではないことは去年の有馬記念でも露呈したし、やはりこのレースで外を回る競馬はロスがつきもの。しかし、それを飛び越える凄みが備わっているのも確か。○未満には落とせない。

▲5ダイワメジャー。決して距離が持たないとは感じない。この馬も相当な充実期に入っているし、ある程度のペースからの流れ込みには対応できる。中山も向く。

3ドリームパスポートも超堅実に走れる馬で、内枠に入ったのも好感。馬も本当にやわらかくなり、問題点は少ない。

ペースとしては10アドマイヤメインが逃げ宣言しているが、鞍上は攻めないことで有名な柴田善臣。しかし、メインが離して逃げない場合、むしろ各馬が速め速めに前を捕まえ、先行抜け出しを図る可能性が高いと思う。去年のハーツクライの再現を求めて。こうなった場合、先行せずとも内にいて捌ければ十分差しの位置からでも上位は狙えると見ているのだが。

◎1ポップロック
○4ディープインパクト
▲5ダイワメジャー
△3ドリームパスポート
☆2デルタブルース
☆7コスモバルク
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする