世界的備忘録

世界中で見れる私の競馬関連備忘録。中央競馬全開催のメイン、最終を淡々と予想。

2006年間収支(2)

2006年12月31日 23時49分30秒 | 競馬雑記
昨日に引き続き、年間収支の考察です。

<券種別収支>
単勝  投資230400 回収231450 回収率100.5%(↓)
複勝  投資 92100 回収 80890 回収率 87.8%(↓)
枠連  投資 13900 回収 7480 回収率 53.8%(↓)
馬連  投資147700 回収121190 回収率 82.1%(↑)
ワイド 投資 86300 回収 61230 回収率 71.0%(↑)
馬単  投資157100 回収101980 回収率 64.9%(↑)
3連複 投資 66300 回収 23840 回収率 36.0%(↓)
3連単 投資 85200 回収200790 回収率235.7%(↑)

まず、一番購入シェアの高い、単勝で今年もプラス計上できたのは良かったですね。

単勝の購入シェアがダントツに高くなったのは、自分の中では「最も楽に単純化できる馬券」だからだと思います。

連に絡める馬は多くても、本当に単を取れる馬はそれよりかなり少ない、というシーンが多いと感じています。

単純に2着、3着の着拾いに徹してしまう馬を外す。たとえばシーキングザダイヤのような馬を嫌う。その事で期待値アドバンテージが取れ、本当に可能性のある馬、それがたとえ複数になったとしても、十分に儲けが出るということをやっている人が少なく、「単勝は1点でまとめないといけない」という強迫観念に駆られている人が多い結果だと思います。

2007年もきっちり「勝馬を当てることで儲ける」という基本的な構図を守っていきたいですね。

複勝は本当に美味しいと思えるシーンが最後までなく、ダラダラ、といった感じの負けとなってしまいました。去年までは確実に7倍以上の穴配当をソコソコゲットできていたのですが。。。

枠連は額が少ないので割愛。馬連はソコソコは上向きましたが、まだ点数が多いのかもしれません。ワイドも思ったほど伸びがありませんね。。。

馬単は3連単がこれだけ当たっているならもう少しなんとかなってもいいはずなのですが・・・こちらの方がむしろ馬券を集約できていないのかな、といった気がします。3連複は超低空飛行ですね。まあ絞り込めたレースについては、3連単対象レースなら3連単を買っているから、という言い訳をしてみたいですが。。。

で、3連単。これがとにもかくにも2006年を象徴する好調ぶりでした!昨年の回収率8.2%から235.7%への大躍進です。しかも実際に的中は夏以降に絶好調となったわけで、半年間で確変モードに入ることができました。

もう何度も書いてますが、とにかく少点数(漢字誤りを指摘してくれたとーりすがりさんありがとうございました)にこだわったことが成功の秘訣でした。

でもまあ、夏場までいろいろ試行錯誤したのも生きていると思います。後は関東パドック班で「もう少し広く狙ったほうが良いのじゃないか」という話し合いがあったことも自分の中に変化をもたらしてくれましたね。やっぱり人と話をすることで見えてくることも多いです。

何度も何度も引っ張りますが、1月2日以降に実際のケースを挙げて3連単の購入プロセス、狙い方をまとめてみます。

<月別収支>

1月投資 53500 回収 80680 回収率150.8%(↑)
好調要因R:中山金杯、香春岳特別

2月投資 38200 回収 18410 回収率 48.2%(↓)
好調要因R:なし

3月投資 38200 回収 7440 回収率 19.5%(↓)
好調要因R:なし

4月投資 55100 回収 22500 回収率 46.3%(↓)
好調要因R:伏竜S、スイートピーS

5月投資 64200 回収 58140 回収率 90.6%(↑)
好調要因R:栗東S、東京優駿

6月投資 54000 回収 53360 回収率 98.8%(↑)
好調要因R:ユニコーンS

7月投資 95100 回収 76960 回収率 80.9%(↓)
好調要因R:7/16小倉12R(古500万)、マリーゴールド賞

8月投資 93600 回収197770 回収率211.3%(↑)
好調要因R:ダリア賞、日高特別、札幌スポニチ賞

9月投資132000 回収 68900 回収率 52.2%(↑)
好調要因R:9/10中京8R(古500万)、仲秋特別

10月投資 94500 回収119760 回収率126.7%(↑)
好調要因R:鳴滝特別、天王山特別、スワンS

11月投資 64000 回収 52370 回収率 81.8%(↑)
好調要因R:エリザベス女王杯、11/26東京4R(新馬)

12月投資 96600 回収 69560 回収率 72.0%(↑)
好調要因R:12/9中山3R、12/10中山1R(ともに2未勝利)、フェアウェルS

ということでざっと月別の収支と好調の要因となったレースを挙げてみました。

1月は毎年そこそこスタートダッシュが効くのですが、2006年はいきなり中山金杯で絶好調に入れたのが良かったですね。

ただ、そこからが・・・本当に毎年春はダメなんですが、2006年も同様に低空飛行が続きました。

5、6月は現場に通いつめたのもありますが、いいレースがあった割に収支が伸びない、といった現状でしたね。

7月も遠征競馬でそれほどの結果が出なかったのが原因となり、マイナス。

しかし、8月に全てを打ち返す大プラスを計上。これで一気にプラスにまで持っていけたのですが・・・
9月だけ投資金額だけ跳ね上がってますね。そう、反動が大きすぎました。とにかく大きく、大きく、と意識が強くなりすぎていましたね。一番苦手な時期にこれをやってしまったのは本当に反省しないといけないですね。

10月に3連単万馬券2発でなんとか盛り返したもの、11月、12月が微妙で・・・

という感じで1年間を過ごしてしまいました。

まあ昨日も書きましたが、12月に中山が好調となってきたのは希望が持てるような気がします。

さて、2006年も本当に終わり。前進できている、そんな実感がようやく数字として表れた1年でした。2007年こそ、目指せ年間プラス!いや目指せ110%!

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2006年間収支(1)

2006年12月31日 00時55分33秒 | 競馬収支
それでは今年も正直に(苦笑)、収支を晒していきましょう。、

2006年間総合収支
投資 879000円
回収 828850円
収支 ▲50150円
回収率  94.2%

参考
2005年75%
2004年73%
2003年83%

ということで、相変わらずのマイナス収支でした。まずは反省。

ただ、ようやく90%台半ばまで持ってくることはできました。まあ全体的な好調要因は先日のエントリーで総括したので、ここでは割愛しておきます。

競馬場別収支
札幌 投資 78500 回収152650 回収率194.5% (↑)
函館 投資 30200 回収 25970 回収率 86.0% (↓)
福島 投資 55000 回収 44640 回収率 81.2% (↑)
新潟 投資 86700 回収 74110 回収率 85.5% (↑)
東京 投資146000 回収132330 回収率 90.6% (↑)
中山 投資123300 回収122140 回収率 99.1% (↑)
中京 投資128600 回収 61680 回収率 48.0% (↓)
京都 投資111500 回収137050 回収率122.9% (↑)
阪神 投資 64700 回収 10430 回収率 16.1% (↓)
小倉 投資 54500 回収 67850 回収率124.5% (↑)

<北海道>
なんといっても、札幌の8万馬券が太く、200%近い回収率を叩き出しました。
去年まで大の苦手にしていたとは思えません。現場に行ったことのアドバンテージが今までで一番大きい場でしたね。2007年もチャンスがあれば遠征します。
函館は少しマイナスしてしまいました。時計がかなり掛かっていたので、うまく掴めればなんとかなったかもしれませんが、掴まえるのが少し遅かった印象ですね。2007年は開幕週に遠征するつもりなので、張り切ってみます。

<関東>
関東圏の3場、福島、新潟、府中については漸進といった感じで。正直府中は得意と思ってる割に数字が出ていないのが気になります。ダービー、ユニコーンSなど
まとまった勝ちがあったのに対し、ダラダラと全タコを食らっている日も多く、
数字としては伸び悩んでいるな、といった印象です。福島は多少良化していますが、まだつかめているコツの数が少なく、馬券に生かしきれていないのかな、といった感じ。

新潟は夏のエントリーでもまとめた通り、無防備に打ち込みすぎで、結局無駄打ち
だらけ、となっている感がありありです。せっかく2歳OP2つで3連単を美味しく取れているのに、他でダラダラ溶かしまくり。もっと脇締めないといけないですね。

今年のハイライトはなんといっても中山がほぼトントンのレベルまで来たこと!

正直、今年も中山金杯を当てて以降、春先までは絶不調を辿っていました。
そこで、秋からは、中山現地の過ごし方を完全に切り替え、現場の理論(見た目の適正論、デキ論)よりも机上、字面の理論を優先し、中山開催日にはパドックを限ったレースしか見ないようにした所、12月開催では200%近い回収率を計上しました!

何がどうだから、という形では説明できないのがもどかしいんですが、現場の雰囲気、見た目に流されないことが中山競馬のポイントなんです。これが3年かけての結論です。

もちろん2歳戦など、力差がはっきりしているときや、バイアスが発生することもありますが、基本的に「外から」目線で戦うのが良いことがこれではっきりしました。あと、中山競馬の標語としては、「中山競馬には期待しない」(笑)
低配当狙いに行くとドツボを見ることがあります。大きく広く、穴目を選ぶことの方がよりうまくいくポイントだと、自覚しています。

<関西>
明暗がくっきりと分かれています。

好調な方から挙げると、京都がプラス収支になりました。

10月に取った2発の3連単万馬券がもちろん効いています。京都は馬がきちんと揃うだけに、予想の範囲も狭めることができるので、これが3連単向きな点なのかもしれません。特に芝なら展開のバイアス(超スローが頻発)もキツいと思いますね。

小倉は高め安定型ですね。京都よりもっとコツを掴みやすいです。まあここの場も現場より外から向きかもしれませんね。高回収の要因となったサララのレースもそうだったように。

さて、最大の反省は以下の2場です。

まず阪神。まあ相変わらずコツがわかりません(泣)。そんな場に年2回も遠征したらいけません。中山と同じスタンスで、「全く期待しない」ということを前提に穴狙いに徹しますかね。これは。

そして、今年最大のスランプに陥ったのが中京です。

まさか阪神より大きなマイナス(約67000円)が出るとは夢にも思いませんでした。

敗因としては、とにかく馬場読みと勝負ポイントを間違えまくったことでしょうか。

3月遠征時は「とにかく中京といえば芝1200に決まってる!」と決め付け、1200で張るだけ張ってドカドカやられ、9月は適性論を履き違えたままドカドカやられ、12月も周りがみんなダートで儲けていくなか一人芝にこだわってバカを見て・・・

要因としては、以下の2つ。

・条件縛りをやり過ぎている

とにかく芝!とにかく1200!と拘りすぎたところがありました。確かに仲秋特別のように、拘ってやや儲けな抑えで利益を出したこともあったのですが、基本的に中京だからって全てに万能なわけがなく、レースごとにもっと表情を見ていこうよ、ということなんだと思います。

あとは、

・中京の予想に繊細さが問われるようになってきている

昔は開催毎にバイアスがキツく(例:先行馬ばかり、500キロオーバーばかり、など)それさえ掴めればバンザイ、な所があったのですが、前開催などを見ていると結構来ている馬がバラエティに富んでおり、より突っ込んだ繊細な予想が必要となっています。

ま、でも、何度も書いている通り、今年の中京を通して馬の見方や競馬との付き合い方を考えさせられたところがあります。いつなんどきでも儲かる競馬場なんてないんだ。もっとレース毎にコツを掴まえていかないといけないんだ。いい馬ってこういう馬なんだ。。。etc

中京競馬場、本当にありがとうございました(揶揄ではなく)。

券種別、時期別の考察は明日に続きます。。。

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