20101226 g.kishiの夕暮れを背に！ 第１部 有馬記念

中山10Ｒ有馬記念　Ｃ
大局観として、世代論をまず語りたい。競走馬のピークは４歳。基本的にトータル成績を見てもこれは譲れないところだ。今年、天皇賞もＪＣも内国産４歳馬は１～２頭しか出走なし。しかし入線はきっちりと４歳のブエナビスタが再先着を果たしている。対して、この有馬記念は本格的に３歳の参戦が多数となるレース。この４歳と３歳の世代対決も焦点となる。しかし、こちらについても今回出走の３歳馬については別路線３頭を除いて、ブエナビスタが先着する結果となっている。

この点から考えても、まず単純な実力比較で07ブエナビスタにケチをつけることなどできない。昨年も激ペースを粘りこみ。古馬にぶつけられてもまだ馬券圏内を外していない事を考えると驚異的と言える。気になる点は１点、秋３戦目での疲労度のみであろう。これはパドックでケアしたい。

以降の印は、やはり内枠圧倒的有利と言える過去のレース内容に従い、内枠をきっちりケアしつつ、外枠の馬の特筆した内容は拾っていきたい。

対抗は05ルーラーシップ。まだＯＰ、Ｇ３を勝っただけ、底力不足の可能性は大いに感じる。ただし、今回逃げ馬が全くいない状況に加え、鞍上はハーツクライを先行させてディープインパクトを下したルメール。この馬もハーツクライと同様に４角通過順から着順を落としたことがない馬。緩急のつく流れも向くだけに状況はかなり揃っている。

次に15レッドディザイアの一発期待。強い４歳世代、と仮定するなら、海外を走っていて、地力を正しく評価できていないこの馬が今回人気を落としているのは非常に怪しいといえる。日本の競馬ならＪＣ３着の実績があり、ヴィクトリアマイルの敗戦だけで評価が落ちているなら格好の狙い。

01ヴィクトワールピサについては最内に入れたのがまずポイント。あとは馬群脱出速度が速いだけに早めに捌けて進路を取れれば面白い競馬ができるものと思う。13オウケンブルースリもまだキャリアは浅い。こちらも前走一頓挫明けだけに上昇の可能性は示唆したい。あとは内枠から04トーセンジョーダン。正直先行が必須で鞍上から不安はあるがこちらも可能性として置いておきたい。あとはヒモ候補として02ネヴァブション。

10エイシンフラッシュは少し外めにはいれたこと、３歳世代でトップといえるかどうかという点を気にした。14ペルーサは出遅れが慢性化しており、外回す中山では一番辛い競馬になるだけに今回も無印で突っ張る。

◎07ブエナビスタ
○05ルーラーシップ
▲15レッドディザイア
☆01ヴィクトワールピサ
☆13オウケンブルースリ
△04トーセンジョーダン
注02ネヴァブション

20101225 g.kishiの夕暮れを背に！

中山11Ｒ師走Ｓ　Ｃ
面白い好メンバーが揃った。中山適性を重視して、10ランフォルセ。２走前中山で大出遅れをカマしたのに最後まできちんと詰めてすごく強い内容の３着。このコースの適性は計り知れないだけに昇級でも。07ボクノタイヨウは復調気配見える。このコースも苦にしないし評価しても問題ない。穴なら02タカオセンチュリー。相手は楽になっており。
◎10ランフォルセ
○07ボクノタイヨウ
▲02タカオセンチュリー
☆01ドリームライナー
△04インバルコ
△09サクラロミオ

中山12ＲグレイトフルＳ　Ｅ
難しいが狙いは11アサティスボーイ。ロスない競馬ができれば直線外持ち出して力発揮できるタイプで相手なりにも妙味あり。
◎11アサティスボーイ
○13ソウルフルヴォイス
▲05カリバーン
☆09コスモラピュタ
△12イチブン
△02レンディル

阪神11ＲラジオNIKKEI賞２歳Ｓ　Ｄ
各馬のレースビデオを観直しても全体的に差はない組み合わせ。このレースがややスタミナな流れになり易いところを考慮して味付ける。

15ウインバリアシオンが本命。前走相手は楽とはいえソコソコの流れをまとめて差し切った脚とスケール感は上々。地味めな血統だけにそれほど人気しない状況も良い。12ショウナンマイティは決め脚随一。ただし前走相手楽すぎた印象もあるし、多頭数外枠でうまく捌けるかという不安はある。02オールアズワンはまずまずの相手に横綱相撲できた前走の内容は光る。枠も良い。
◎15ウインバリアシオン
○12ショウナンマイティ
▲02オールアズワン
☆03コティリオン
△04ハーバーコマンド
△13マーベラスカイザー

阪神12Ｒ　Ｅ
コツはない。とりあえず決め脚ある01リバプールサウンド。
◎01リバプールサウンド
○04ロードイノセント
▲16スーサンストリーム
☆05キンショーダンデー
△08アドマイヤプレミア

小倉11Ｒ宗像特別　Ｄ
もう一度15アルーリングムーンを推したい。前走は馬場が早く上がり脚を発揮しても届かない展開。馬場やや荒れてきた今なら外からでも。脚が長く続くのは06メイショウサバト。
◎15アルーリングムーン
○06メイショウサバト
▲18メイショウローラン
☆10ハッピープレゼント
△09アーリーデイズ
注03モモフク

小倉12Ｒ沖の島特別　Ｄ
ここも拮抗メンバー。内セコテ好きな04ユキノラムセスが枠の利活かす。
◎04ユキノラムセス
○13ロードセイバー
▲14コスモピュアチューレ
△17トロンプレイユ
△15ラブグランデー
注02ウイニングドラゴン

20101225 跳んで×３ 第２部 第１３３回中山大障害

さて、いよいよ大一番。いつものメンバー、ですが・・・？

中山10Ｒ中山大障害　Ｃ
ズバリ時代は世代交代と見たい。春のグランドジャンプがまさかのメルシーエイタイム落馬。そして激スタミナ戦による差し切り。直線置き障害、という前に有利な流れが激しい消耗戦でなくなり、穴が開いた。２，３頭の中山Ｇ１専用馬が席巻する流れが変わっていく、そんな雰囲気を感じたので、今回、少し先を見た予想で一発に期待したい。

狙いは03イコールパートナー。もともと飛越には問題がないタイプ。２走前にきっちり前を差し切る味な競馬を見せている。今回初中山でＧ１となるが上の層が落ちてきている現状ならやれる可能性は残していると思う。体型も中山はきっちり向きそうな脚長体型。

10メルシーエイタイムは平地叩いてのいつものローテ。上積みはないがキングジョイがいないこのメンバーではやはり大将格。ただし先ほどから書いているように世代交代の予感もするだけに。一発なら07トウカイポリシー。スタミナに長けた馬。中山ＧＪも極悪馬場で最後きちんと詰める競馬ができただけに面白さはある。05マルカラスカルは昨年見せた逃避がどうしても頭から離れない。地力は認めるが・・・。
◎03イコールパートナー
○10メルシーエイタイム
▲07トウカイポリシー
☆09トーワベガ
△05マルカラスカル
注08バシケーン

20101225 跳んで×３ 第１部 阪神未勝利

中山大障害はのちほど。

阪神04Ｒ未勝利　Ｄ
狙いは前走ハナ切れた01テイエムリュウジン。最後離されたがセンスは見せた。一発なら14テンシノアスター。先行力はありそうで飛越雑な所さえ改善できれば。
◎01テイエムリュウジン
○14テンシノアスター
▲10ブチカマシ
☆04ピサロナイト
△06トウカイロード
△07トップシノワーズ