３６レース時代の新聞売り（１）

前々から気になっていることを。

去年７月（正式発売は９月）から、競馬場、WINSでも全場全レースが
発売になっている。これまで見れなかった他ブロックの平場のレース
が見られ、また馬券も買える。非常に便利になったと思う。

しかし、これに対応しきれていないのが競馬新聞業界である。
現状知っている限りで、中央競馬の全レースを掲載している新聞は
いまだに２紙だけだ。

私は現在関東在住だが、関東圏の競馬新聞は１０紙ある。
全３６レース（最大）を載せているのが、２紙、関東ブロック
全レース（表開催＋裏開催）＋関西数レース、合計３０弱レース
載せているのが１紙で、残りは全て、１場全レース＋他場後半
４レース程度となっている。

昨年９月に全場全レース発売されたとき、全紙とは言わないまでも、
ほとんどは３６レース掲載に対応するものと思っていた。しかし、
上のような状況。未だに関西圏のレースはスルーしている新聞ばかり
だ。

状況は関西圏でも同様で、関東から進出した１紙がかろうじて全３６
レース掲載しているが、それ以外は１紙が簡易馬柱を含めて全レース
掲載している以外は関東と状況は同じ。

正直なんとかしてほしい。ここからはかなり想像だが、今回全レース
掲載を見送っている新聞は、ほぼ専門紙協会の新聞である。
どう考えても申し合わせで全レース掲載を避けているとしか思えない。

各紙とも経営状況が悪化しているのはわかるが、だからといって、
ファンが必要とするものを無視しているというのは、かなり疑問で
ある。正直体力がないなら合併でもなんでもしたらよいと思う。
プロ野球球団の合併よりもよっぽどいい。（関西圏の新聞と組んで
全レース掲載をするのが理想だと思うが）

もう一つ気になることがあるので、後程。